この記事は「ダイビングの始め方」だけでなく、その後の「ダイビングの楽しみ方」までをどこよりもわかりやすく読者に届けたいと思い始めました。
- ダイビングに興味あるけど、なにを見ていいかわからない?
- ダイビングライセンスを取ってからどう楽しんだらいいの?
- ダイビング器材は欲しいけど、いつ買ったらいいの?
というふうに
ダイビングの情報がいっぱいありすぎて「なにを見たらいいの?」と悩みますよね~!
なので、
実際にダイビングのインストラクターとしてアドバイスしてきたモンツキくんが、今まで「ショップに遊びにきた方の疑問や意見」と「インストラクターとしての経験」を参考に
- 中立な立場となって
- 知識と実践の経験を生かした
- 本当にいいと思う方法
を紹介しています。
まずは
- ダイビングに興味あるけど何もわからない方
- ダイビングに不安なことがある方
- ダイビングをもっと知りたい方
に読んでもらえればとっても嬉しいです。
- 初めてのダイビングをやってみたい
- ライセンス(Cカード)を取得したい
- ライセンスを取得してからの楽しみ方
- 失敗しないダイビング器材の買い方
- 苦手なスキルを克服するコツ
- もっといろんなダイビングの楽しみ方
をとことんわかりやすい文章で解説します。
≫ダイビングライセンスを取得した方は「楽しみ方」から読めます!
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コスパがとても良く、これ1本で悩み解決!
①初めてのダイビングをやってみたい
まず、「透明感のあるブルーの海に飛び込むダイビングシーン」を見て「自分もやってみたい!」
「どうしたらできるのかなぁ?」と思ったら
読んでみてね!!
初めてのダイビングには2種類ある
初めてダイビングするならどちらがいいか選びましょう!
- 体験ダイビング
- ライセンス取得ダイビング
(Cカード取得)
ちがいを説明していきますね!!
体験ダイビングとは?
ダイビング資格を持たなくても手軽に水中に潜り
- お魚と一緒に遊べる
- 水中写真や動画を撮ってもらう
- 水中を無重力感覚で泳ぐ
という感じで楽しめます。
水着さえあれば、器材はすべてレンタルですよ!
初めにインストラクターが手順を説明してくれます。
海ですることは基本的にこれくらいでOK!
- 口で呼吸をする
- 水中で何度か耳抜きをする
- 会話はハンドシグナル
- 何かあった時の対処方法
あとはインストラクターが海を楽しんでもらえるように全面サポートしてくれるはずっ!!
1人のインストラクターが基本2人を案内してくれる。
水深は最大6m(2回目は12m)まで潜れて、潜っている時間は30~40分くらい。
連れてってもらう感じの体験ダイビングでは、
- 物足りない~!もっと自分でダイビングをしたい!
- ダイビングがすごく楽しかった、感動、大満足した!
という方は、今後ダイビングライセンス(Cカード)を取る人も多いです。
体験ダイビングはリゾート地でする人の方が多いですね!
こちらの記事で体験ダイビングのコース選びで重要なことを解説していますので見てくださいね!
≫体験ダイビングがしたい!コース選びで知っておくべき5つのこと
https://okinawadivingblog.com/experience-diving/
ダイビングライセンス(Cカード)取得ダイビングとは?
資格を取ることを目的としたダイビングです!!
ダイビングライセンスを取ると
- ダイビングスキルが身につく
- 自分でコントロールしながら泳げる
- ダイビングを楽しむ知識が身につく
こんなことが出来るようになります。
もちろん必要なのは体験ダイビングと一緒!
水着だけで器材はすべてレンタルですよ!
最初のダイビングライセンスを取ると最大18mまで潜ることができるんです。
水深18mから見上げた景色は
- まわり一面に広がるブルーの海
- 差し込んでくる陽射しのカーテン
- 舞い上がっていく呼吸の泡
- 静寂な世界に唯一聞こえる「泡の音」
など楽しいことがいっぱいです。
初めは海の中でバランスをとる感覚も磨きながら海でスキルの練習、ショップでダイビングの知識を学んでいきます。
バランスは宇宙の無重力状態に似ていますよ~
こちらの記事でライセンス取得に不安や疑問のある方は見てくださいね!
≫ダイビングライセンス取得に迷う7つの悩みとライセンスを持つ価値
https://okinawadivingblog.com/license-worries/
ダイビングをする場所は「リゾート地」と「地元」がある
「ダイビングをしよう!」と思ったらどこでするの?
この2つのどちらかになります。
- リゾート地
- 地元(地元近くのダイビングエリア)
- 青い海でしたいと思ったら「リゾート地」
沖縄や離島、グアムやハワイの海外など
- 今は休みやお金がないと思ったら「地元」
都市にもダイビングショップがあり、ダイビングができる海へ連れていってくれるよ。
自力で行ける人は「地元近くのダイビングエリア」まで行っても楽しめるよ!
関東なら伊豆半島、近畿なら紀伊半島など
自分に合っている方で決めればいいと思います。
でも迷うなぁ、どっちがいいの?
「どっちがいいの?」って言われればやっぱり「リゾート地」と答えます。
「リゾート地」を選ぶ理由として
初めてのダイビングでも
「すごく楽しんでほしい!」「好きになってほしい!」と思っています。なので、
一番気になることは「できるだけ不安をなくしてあげること」です。
- 透明度がいい海
- 暖かい水温
- たくさんのお魚や生き物が見れる
この3つがあるとさらに不安やストレスが軽減されて初めてのダイビングがとっても楽しくなるはずです!!
②ダイビングライセンス(Cカード)を取得する!これであなたもダイバーになれる
ダイビングライセンスの取得ってどうするの?
簡単にいうと
ダイビングショップに行く
↓
インストラクターにダイビング講習を受ける
↓
合格すると「ダイビングライセンス取得」できる
という感じです。
「Cカード」と「ダイビングライセンス」なにが違うの?
本当は「ダイビングライセンス」と呼びたいけど、公的な機関でないダイビングの指導団体が発行するものは正式に「ライセンス」とは呼べないだけです。
「認定書」という意味で「Cカード」
(Certification Card)と呼ばれてます。
でも「ダイビングライセンス」と言った方がみんなにもわかりやすいですよね!なので
「Cカード」=(通称)「ダイビングライセンス」
一般に通用している名前として用いています。
この記事ではわかりやすいように
ダイビング認定証である
Cカード=ダイビングライセンス、ライセンス
と記載しています。
ダイビング講習は「学科」と「実技」の2つを身につける
講習の内容はこの2つを身につけるだけです。
- 知識として「学科講習」
- スキルとして「実技講習」
講習の目的は
「安全にダイビングをしながら楽しむこと!」
そのために必要な「知識」と「ダイビングのスキル」をしっかりと身につけていきますよ~!
「学科講習」って何するの?
ダイビングを楽しむために必要なことをショップでインストラクターが教えてくれます。
分からないことは質問してちゃんと理解できるよ
講習時間は6~8時間程度
最後に確認テストをして合格出来たら終了です。
やりたいことなら出来るはず、選択問題だから難しくないよ~
テストの点数が悪くても、最終的にすべての問題が理解出来きたら合格になるので心配しないでね!
最近はリモート学習として
Webから「eLearning(eラーニング)」方法、ほとんどの学科講習を事前に学習出来て、ショップでは質問やテストを受けるだけでOKという学習もあります。
「実技講習」って何するの?
実技講習はこの2つがあります。
- 限定水域(プール)講習
- 海洋講習
限定水域(プール)講習はプールやプールのような穏やかな海で基本的なスキルの練習をしていきます。リゾート地では海ですることが多いです。
海洋講習は練習したスキルを海に入って実践していきます。
- ダイビング器材のセットの仕方
- ダイビング器材を使った基本スキルと泳ぎ方
- トラブルの対応方法
- 安全なダイビングの潜り方
最大水深は18mまで潜れるようになります。
1回40分程度の講習を4回以上してスキルを身につければ実技講習は終了です。
講習は楽しく泳ぐのも練習!
色鮮やかなサンゴの上を気持ちよく無重力感覚で泳いだり、お魚を見に行ったりと楽しむことが練習になるっていいね!
日程は3~4日で取得ができる
ライセンスを取得するのは大変と思っている方はとっても多いです。しかし取得するのにかかる日程は
最短で2日、基本は3~4日間で取得できます。
リゾート地と地元によって日程は同じですがスケジュールが少し違います。
- リゾート地では連日集中して受ける
- 地元では平日や週末に受ける
「リゾート地」と「地元」スケジュールの違い
1日目 出発+(学科講習)
↓
2日目 学科講習+実技講習2回
↓
3日目 (学科講習)+実技講習2回
↓
4日目 帰宅
リゾート地では海が近いために日程を2日~2.5日で集中して取得することができます。
お休みがまとめて取れる方にオススメ!
連日でできるのでスキルを忘れることがなくていいと思います。
ただ、運動不足の方は筋肉痛になったりするかも
1日目 学科講習
↓
2日目 実技講習(プール講習)
↓
3日目 実技講習(海洋講習)
↓
4日目 実技講習(海洋講習)
週末ごとに講習を受けて2週間で取得することができます。
お休みがまとめて取れない方にオススメ!
週末プランや平日を利用してスケジュールをショップで組んでもらいましょう。
こちらの記事では最短でライセンスが取れる方法を解説していますので見てくださいね!
≫【ダイビングライセンス】おすすめ沖縄ツアー2泊3日で取得できるを解説!
https://okinawadivingblog.com/diving-license-okinawa/
ダイビングライセンス取得する料金はいくら必要?
というのもダイビングショップのホームページを見ると
「すごく安い!!」
というところがあるのも事実。
では実際にどれくらいかかるかというと
「4~7万円」が適正な料金になります。
では、実際に見ていきましょう。
料金の内訳はこれだけある
主に必要な費用はこれくらいだと思います。
- 講習費
- 器材レンタル費
- タンク・ウエイト費
- 施設使用費
- 教材費
- Cカード申請費
- 傷害保険
- プール利用費(プールを利用する場合)
- ボート乗船費(ボートに乗る場合)
これ以外は基本的に必要なものはないと思います。
- 年会費という今後のお店を利用するならお得なプランを入会時に勧められることがある。
- 講習を受けるなら同時に器材購入を勧められることもある。
- 入会の時に最初のライセンス取得と同時にステップアップコースを勧められることがある。
- 時期によってはドライスーツ(ウエットスーツと違い水が入らない仕様のスーツ)のレンタルは別料金ということもあります。
まずはダイビングライセンスを取得してみる。
そしてダイビングが楽しくて、今後もやりたいと思ったらショップがお勧めするお得なプランなどに入るといいと思います。
ショップによって料金プランは違う!
ダイビングショップは全国で1000店舗くらいあると思いますが、「ダイビングライセンス取得」の料金は本当にバラバラですよね~!
もちろん「料金が高い」よりもリーズナブルな方がいいですよね!!
ではショップによって、何が違うのか?
結論からいうと2つあります。
- 講習費に含む費用の考え方の違い
- 施設利用費・プール利用費が必要かどうか
先程の費用の内訳を2つに分けてみると
ショップによってさほど料金が変わらないもの
- タンク・ウエイト費
- 教材費
- Cカード申請費
- 傷害保険
ショップによって料金が変わるもの
- 講習費
- 器材レンタル費
- 施設利用費
- プール利用費
- ボート乗船費
に分けられると思います。
「講習費」
ここがショップによって一番の違いです。
ここには人件費や交通費、経費などが含んでいるのでどれくらい必要かはショップによって変わるからです。
実際(朝から夕方まで)講習が4日必要なら人件費だけでもかなりの費用がかかるよね!
「器材レンタル費」
1日のレンタル料金はショップのホームページに載っています。
1日4~15千円と違いはありますが2~3日は必要になります。
「施設利用費」「プール利用費」
近くに海がないショップは海の近くにある施設やプールを借りるので余計に費用がかかります。
「ボート乗船費」
ライセンスの講習は歩いて海に入る「ビーチ」を基本としています。ただリゾートの場合、時間に余裕があるとボートに乗り「講習+ファンダイブ(ライセンス取得後に楽しむダイビングのこと)」をすることもあります。この場合は別途費用になると思います。
という感じでここの費用についてはかなりバラツキが出てきますね。
あとは、ダイビングの講習の日数、講習人数、ショップの規模、スタッフの人数、器材レンタルの質の良さなども含めて、ダイビングショップ間の競争と企業努力で料金を決めていると思います。
*後日、別ブログで詳しくお話ししたいと思います。
決して「安いからいい!」というわけではなく、「費用に何が含まれているのか」と「適正な価格」を知っていれば、まずはだまされたり、後から費用が追加されることがなくなります。
ダイビングショップはどうやって決めるの?
じゃあ、今だったら「どうするか?」
ダイビングをしたい場所はどこなのか?
↓
ダイビングショップはどんな所がいいのか?
ダイビングをしたい場所はどこ?
第1章の中の「ダイビングをする場所を決めよう」と考え方は同じで、この2つになります。
- リゾート地
- 地元(地元近くのダイビングエリア)
どっちがいいの?って言われればやっぱり「リゾート地」と答えます。
でも、沖縄だったからダイビングをするきっかけになったのも事実です
理由はやっぱり、
ライセンス取得の講習でも
- 安全にダイビングをしながら楽しむこと
- できるだけ不安をなくしてあげること
は大切だと思うからです。
講習と言えども「ダイビングは楽しみた~い!」と思いますよね!
講習だから楽しくなくても我慢して取得
↓
「ダイビングは楽しくない」と思う
↓
取得してからは一度もやってない!
となったらせっかく取得したのに
もったいない!!
だから、
「ダイビングは楽しく学ぶことが一番大事」
と思っています。
それならやっぱり「リゾート地」と思うからです。
自分に合うショップを見つける
楽しく学ぶための「場所」が決まれば、その「場所」からダイビングショップを探してみよう!
ここまでが長かったので、もう一度おさらいすると
講習の目的は
「安全にダイビングをしながら楽しむこと!」
そのために必要な「知識」と「ダイビングのスキル」をしっかりと身につける!
なので「適正な料金」でしっかりと教えてくれるダイビングショップがいいです。
そして、ライセンス取得後も
- ファンダイビング(楽しむためのダイビング)
- ステップアップ(上達するためのダイビング)
というコースを開催していて、しっかりサポートしてくれるダイビングショップがいいと思います。
その理由は
ライセンスを取得できても、多くの方がこんなことを思うからです。
- その後どうしていいかよく分からない?
- まだ自分のスキルでは不安がいっぱい!
- わからないことをどこに相談したらいい?
という「ダイビング難民」になったりします。
なので、何でも相談できるショップがあった方がいいし、自分ことを分かってくれているインストラクターがいた方が安心するからです。
最後に選び方で重要な「7つのポイント」を参考にしてください。
- ショップは楽しめる「場所」にある?
- ショップやスタッフの雰囲気はいい?
- 講習料金は合計いくらか分かる?
- スケジュールは自分に合っている?
- 講習する人数は多すぎない?
- 講習後のサポートはしっかりしてる?
- 指導団体はどこなの?
こちらの記事で詳細に解説していますので見てくださいね!
https://okinawadivingblog.com/divingshop-choice/
こちらの記事では「ショップ選び」を実践していますので見てくださいね!
≫実践で解説【ダイビングライセンス】失敗しないショップの選び方7選!
https://okinawadivingblog.com/divingshop-choice-review/
ダイビング指導団体を確認する
ダイビング指導団体とは、
- ダイビングのライセンス(Cカード)を発行
- ダイバーの育成と指導や安全管理をしている
民間団体になります。
今現在、日本では約30団体、世界では約200団体ほどあります。
ダイビングショップやインストラクターは必ずダイビング指導団体に属して、その指導団体のライセンスカードを発行します。
ダイビングショップに来店
↓
インストラクターによる講習・認定
↓ 発行依頼
ダイビング指導団体がダイビングライセンス発行
↓ 発送
ダイビングライセンスが届く
という仕組みになっています。
ダイビングショップを決めたら、ダイビング指導団体がどこなのか?
確認しておきましょう!
海外でも潜りたいのであれば、世界に通じるダイビング指導団体をおすすめします。
世界の歴史あるライセンス指導団体はPADI、NAUI、SSI、BSAC、CMAS、SNSIなどがあります。
こちらの記事ではおすすめの指導団体や違いを詳しく解説していますので見てくださいね!
https://okinawadivingblog.com/diving-guidance-group/
ここまで考えてダイビングショップを選べば失敗することはないと思うよ!
ダイビングにはできない「年齢」と「身体の症状」がある
ダイビングは水中で身につけたスキルを安全にすることが必要なので年齢制限があります。
年齢は15才以上です。
「ジュニアダイバー」としては10歳からできます。体験ダイビングも同じです。
違いは年齢によって「潜れる水深の違い」と「親やインストラクターの付き添い」が必要なことです。
「15才以上」なので上の制限はないんです。
でも、やっぱり年齢と共に体力や健康状態は落ちていくので60才以上の方には「健康診断書」など健康のチェックが必要になってきますよ。
次に、健康については?
ダイビングは健康でないとできないんです。
咳き込むだけでも陸と水中では危険度が違うでしょう!
- できない病症や状態
喘息、心臓・呼吸器系・神経系の疾患、てんかん、糖尿病など
(肺結核、気腫、慢性気管支炎、狭心症、心筋梗塞、冠動脈疾患) - 医師の診断書があればできる
高血圧、難聴などのハンディキャップなど - その症状がなくなればできる
妊娠、耳や鼻のトラブル、骨折、風邪など
健康じゃなくなったら、
「もう楽しむことができないのは絶対イヤ~!」となるから、ダイバーはみんな健康を意識しているはずですよ!
ダイビングライセンス取得は「制限のあるコース」に注意
通常のCカード(ダイビングライセンス)を取るには不安とか日程がない方のために「制限のあるコース」もある。
「ダイビング指導団体が同じインストラクターと必ず一緒でないと潜れない」などの制限があります。
ライセンスを取得すると本来、インストラクターがいなくてもバディ(信頼できるパートナー)と一緒であれば潜れる資格なんです。
ただ、ダイビングする時はインストラクターと一緒に潜ることがほとんどです。
インストラクターは海の案内をしてくれるので楽しくて安心なんです!
では通常のライセンスとの違いを見ていきますね!
メリット
- 講習の内容が約半分で日程が短縮できる
デメリット
- ダイビング指導団体の同じインストラクターが一緒でないと潜れない
(今後違うダイビングショップへ行ったときに潜れないことがある) - 潜れる水深が12mに制限される
- ステップアップする時に、通常のダイビングライセンスを取得する必要がある。
【ダイビング指導団体】とは?
ダイビングのCカードを発行したり、ダイバーの育成と指導や安全管理などをしている民間団体であり、日本だけでも約30社あります。
ダイビング指導団体によるCカードの名称として
代表的な指導団体2つの例
- 通常のライセンスの名称
オープンウォーターダイバー - 制限付きのライセンスの名称
パスポートダイバー
- 通常のライセンスの名称
オープンウォーターダイバー - 制限付きのライセンスの名称
スクーバ・ダイバー
「制限のあるコース」は講習の内容が少なく、日程も短縮できるので「料金が安いなぁ」と思ったらダイビングショップに確認!間違えていないか聞いてみましょう!
③ダイビングライセンス取得後の楽しみ方!ファンダイビングと1ステップアップをしよう

ダイビングライセンスを取得した方へ
「おめでとうございます~!!」
これからは
「あなたのダイビングライフが始まります!」
まずはファンダイビングを始めよう
ライセンス取得は講習がメインだったので、楽しさより初めてなことに疲れた方も多かったんじゃないでしょうか?
この後「次は何をしていけばいいの?」ってよく聞かれるので
ファンダイビングをして、まずはダイビングの楽しさを体験していきましょう!
と答えています。
【ファンダイビング】とは?
ライセンス取得者が講習ではなく「楽しむためにするダイビング」のことをいいます。
主にダイビングショップのインストラクターに海の中を案内してもらい、ダイビングを楽しみます。
ファンダイビングの潜り方とは
ファンダイビングを潜る時に知っていた方がいい5つのこと
- ダイビングスキルに合わせてたポイントを楽しく潜る
- インストラクター1人が1~6人ほどを案内する
- 潜るスタイルは「ビーチ」と「ボート」の2パターン
- 1日に潜る回数は基本2~3ダイビング
- 潜る時間は1回35~45分くらい
こんな感じでファンダイビングをしていきます。
次に「ビーチ」と「ボート」の違いやメリットデメリットを話していきます。
ボートダイビング
ボートに乗ってダイビングポイントまでいきます。
1日ボートに乗るの場合と1ダイブ毎に港へ戻る場合があります。
- 1日ボートに乗る:沖縄の離島や島へ遠征するダイビングが多い
- 1ダイブ毎に港へ戻る:港から近い所にダイビングポイントがある
メリット
- 器材を背負って歩かずに海へ潜れる
デメリット
- 船酔いするかもしれない
- 出港時間が決まっている
ビーチダイビング
ボートに乗らないで海まで歩いていくダイビングのことです。
ビーチなので砂浜から潜るイメージがありますが、砂浜もあれば、石が転がっているような場所、階段を上り下りする場所、足場が悪い場所などポイントによっていろんな場所を歩いて潜ります。
メリット
- 潜水時間や始める時間を自由に決められる
デメリット
- 器材を背負って海まで歩かないといけない
どちらがいいかは好みやその時の海況、ダイビングの目的によって決まります。
ダイビングショップにやりたい方を「リクエスト」すれば大丈夫です!
リゾート地ではボートダイビング、地元ではビーチダイビングをメインにしているダイビングショップが多いです。
ファンダイビングに参加する初心者の方に知ってほしいことを解説していますので見てくださいね!
≫【初心者必見】初めてファンダイビングに1人参加で知って得する5選!
https://okinawadivingblog.com/fundiving-alone/
ファンダイビングのショップの選びに悩んでいる方に失敗しない選び方を解説していますので見てくださいね!
≫【初心者必見】ファンダイビングの失敗しないショップの選び方5選!
https://okinawadivingblog.com/fundiving-choose
ファンダイビングでうまく潜れないと悩んでいる方に対処法を解説していますので見てくださいね!
≫【初心者必見】ファンダイビングでよくやる失敗の原因と対処法5選!
https://okinawadivingblog.com/fundiving-failure/
ファンダイビングの楽しみ方とは
ダイビングの楽しみ方は人によって様々です。
実際どんなファンダイビングがあるのかいくつか紹介しますね!
- 生き物を紹介「生き物ウオッチング」
- サンゴ礁を泳ぐ「サンゴウオッチング」
- 水中遊泳したい「浮遊感ダイビング」
- 写真好きな「水中写真ダイビング」
- 圧巻な地形を探索「地形ダイビング」
- 夜の世界が見たい「ナイトダイビング」
ダイバーの8割以上は自分のカメラを持って「水中写真ダイビング」を楽しんでいますよ。
- 「地形ダイビング」を潜りながら撮影
- 「生き物ウオッチング」をしながら撮影
したりと楽しみ方はいっぱいです。
「自分のやりたいこと」ができるように、ダイビングショップやインストラクターはいつもサポートしていきます。
「生き物ウオッチング」に興味ある方はこちらの記事でさらに詳しく紹介しますね!
≫【沖縄でファンダイビング】生き物ウオッチングって楽しい!を紹介
https://okinawadivingblog.com/creature-watching/
「地形ダイビング」に興味ある方はこちらの記事でさらに詳しく紹介しますね!
≫【沖縄でファンダイビング】地形ダイビングってワクワクする!を紹介
https://okinawadivingblog.com/terrain-diving/
「水中写真ダイビング」に興味ある方はこちらの記事でさらに詳しく紹介しますね!
≫【初心者編】水中写真ダイビングの楽しみ方|基本的なカメラ設定と撮り方を完全解説!
https://okinawadivingblog.com/underwater-photography-beginner/
「ダイビングを続けたい!」と思ったら1ステップアップしよう
これからもダイビングを続けていこうかな!と思ったら迷わず
「アドバンス」コースへ1ステップアップしよう!
「アドバンス」とはアドバンスダイバーコースのことで、最初のライセンスの次にとるステップアップコースになります。(*指導団体により名称は少し異なります。)
「まだ、うまく泳げないのに~?」
「もう少しうまくなってからにしたい!」
という方が多いので誤解がないように説明すると
- ダイビングの楽しみ方を紹介してくれる
- スキル講習ではなくファンダイビングの経験値を高める
- 最大水深が30mまで潜れるようになる
- ダイビングの世界がどんどん広がる
- 海外ダイビングのパスポートになる
これからダイビングを続けるのに必要なことですね!
アドバンスの取得に迷っている方に読んでほしい「5つの理由」を詳しく紹介していますので見てくださいね!
≫【初心者必見】アドバンスへのステップアップをおすすめする5つ理由を解説!
https://okinawadivingblog.com/advance-recommendation/
アドバンスのコース内容は
必須の3コース
- ボートダイビング
- ディープダイビング
- ナビゲーションダイビング
選択で1コース選ぶ
- 中性浮力のスキルアップ
- 生物ウオッチングのダイビング
- 水中写真を撮るダイビング
- 洞窟ダイビング
- ダイブコンピュータを使ったダイビングなど
合計4コース以上を受けると取得できます!
ダイビングの楽しみ方を紹介するコースなので
上手くなってから受けると
- 今更教わらなくてもやったことがある!
- 講習している感じがしない!
とよく言われます。
目安はダイビング経験20本までに取得することをオススメしています。
これからダイビングを続けようと思ったら「アドバンスを取得するタイミング」です。ダイビングの世界をもっと広げるために1ステップアップをしましょう!
アドバンスを基本から取得する理由までを知りたい方は詳しく解説していますので見てくださいね!
≫【ダイビングのアドバンス取得】基本がわかる!初心者に知ってほしい理由を解説!
https://okinawadivingblog.com/advance-step-up/
アドバンスを取得する方に読んでほしい「指導団体による違い」を詳しく解説していますので見てくださいね!
≫【ダイビングのアドバンス取得】おすすめの指導団体PADIとNAUIの比較検証を解説!
https://okinawadivingblog.com/padi-naui-comparison/
④ダイビングの器材を買ってみよう!「いつ何を買えばいい?」を解決

ダイビングの器材は安い買い物ではないので失敗しないようにしたいですよね?
まず最初に結論から言うと
ダイビングの器材を買うかどうか迷っている方
- いつ買えばいいの?
「これからもダイビングを続けたい!」と決めた時がいいです。
- 何から買えばいいの?
最初に「ストレスを感じて困っている器材」から買うこと
次に「自分の欲しい器材」から買っていくようにしましょう。
適当に言ってるように思いますが、この後、器材について説明しながら話していきますね!
ダイビング器材の紹介とその呼び方
ライセンス取得の講習で器材の名前や使い方を教わるのでここでは簡単に紹介しておきますね。
「軽器材」と呼ばれるもの
- マスク
- スノーケル
- グローブ
- ブーツ
- フィン
「重器材」と呼ばれるもの
- レギュレーター(Regulator:調整器)
- BC(BuoyancyCompensator:浮力調整の略)またはBCD
その他
- スーツ(ウエットスーツ、ドライスーツ)
- ダイブコンピュータ
- メッシュバック
があります。
ダイビング器材の中には初めて聞く言葉もありますが、ダイビングをやりながら名前を自然に言えるようになれば全然大丈夫です。
買うタイミングは「これからもダイビングを続けたい!」と決めたとき
ダイビング器材は安いものではないので、最初から買う必要は全然ないです。
というか、最初から買うと失敗することもあります。
「これからもダイビングを続けたい!」を具体的にいうと
- 「ダイビングが楽しくなってきた~!」
- 「趣味としてダイビングをしよう!」
- 「月に1回はダイビングにいこう!」
と決めた時がダイビング器材を買っていくタイミングです。
ダイビング器材を買った方はどれくらい潜っていたかというと
20~50回で器材を買っていってます
「意外と早く買うんだ~」と感じる方もいると思いますが、全部をいきなり買うのではなく、みなさん少しずつ買っていってますよ!
では、ダイビング器材を買っていくことのメリットとデメリットを紹介しますね。
メリット
- 自分にフィットしていて使いやすい
- 機能が使いやすいと上達が早くなる
- レンタル費用の削減になっていく
- どれを買うか選ぶことが楽しい
- 自分の器材をつけて潜るのが楽しみ
デメリット
- 早くやめると費用がもったいない
- 持って行くのがしんどい
- 高価な器材もあるのでお金がない
最大のデメリットは「ダイビングを早くやめると費用がもったいない」ですね~
なので、買うタイミングは「これからもダイビングを続けたい!」と決めたときなんです!
「ダイビング器材を買う」のはメリットがいっぱいなんです!
買うのをためらっている方も、1つずつ買っていって楽しんでいきましょう!
器材の購入に迷っている方に読んでほしい「器材の料金はレンタル何回分になるのか?」を詳しく解説していますので見てくださいね!
≫【初心者必見】ダイビングの器材料金はレンタル何回分になる?を検証!
https://okinawadivingblog.com/equipment-purchase-rental/
「器材は何から買えばいい?」ストレスと欲しいものが買う決め手
「何から買ったらいいの~?」、「どこまで買ったらたらいいの~??」と買う時って悩みますよね!
何から買うかを考える時は「困っていること」と「欲しいもの」を分けてみることです。
- 最初は「ストレスを感じて困っている器材」から買うこと
- 次に「欲しい器材」を買うこと
ダイビングで一番イヤなのは「ダイビング中にストレスを感じること!」ストレスが気になり楽しさが半減していきます。なのでストレスを無くせるように自分に合った器材を買うことを一番に考えていきましょう。
「ストレスを感じて困っている器材」とは?
器材レンタルを使っているときにストレスを感じることはありませんか?
ストレスの原因は
- 自分にフィットしていない
- 自分には使いにくい
顔の大きさや足の形、筋力など人によってぜんぜん違うので、同じ器材でもストレスの感じ方は違ってきます。
よくあるストレスの具体例とその原因をあげてみますね。
- 眼鏡を外すとよく見えない
→自分に合う度付きマスクがない - マスクに水が入る
→マスクが顔にフィットしていない - フィンでキックしにくい
→脚力とフィンの硬さや大きさが合っていない - ウエットスーツが苦しい
→ウエットスーツのサイズが合っていない - 今のどれくらいの深さにいるのか不安
→ダイブコンピュータを持っていない
ストレスの原因は自分に合う器材に変えればなくなるものがほとんどです。なのでストレスを感じる器材を買い、自分にフィットする器材にすることです。ストレスをなくせば快適なダイビングが楽しめます!
次に「欲しい器材」を買ってこう
ダイビングを始めると
「あの人のマスクかわいい~!」
とか欲しいものが出てきますよね!
そういう器材から買っていけばいいですよ。
【初心者ダイバーが初めて買ったもの】ベスト3
- スノーケリングセット
- ウエットスーツ
- ダイブコンピュータ
になります。人によって好みが分かれるね。
それぞれ買った理由を具体的に見ていきましょう!
スノーケリングセットを選ぶ方
軽器材(マスク、スノーケル、ブーツ、フィン)になります。
- 自分の器材があればスノーケリングができること
- かわいいデザインが多く自分に似合う物がほしくなる
- このセットで約4~5万円と手頃な費用で買えること
ウエットスーツを選ぶ方
スーツはストレスの要素もありますね。
- 自分の好きなデザインやカラーのスーツを着たい
- 寒さ対策をしているスーツにしたい
- 他の人が使っているレンタルスーツがなんとなくイヤ
ダイブコンピュータを選ぶ方
これが最初にほしいという方はどんなダイビングをしているかを知りたい方が多いですね
- 自分の安全は自分で確かめたい
- 自分が今どれくらいの深さを潜っているか知りたい
- 持っているとかっこいい
「自分が欲しいもの」が決まったら自分に合う物を見つけて1つずつ買っていくようにしましょう!
何から買えばいいのか迷っている方へ
「欲しい器材もまだよくわからない~?」という方に、ダイビングを安全に楽しみながら買っていくおすすめの順番を紹介しますね!
- 軽器材(マスク、スノーケル)
- 軽器材(フィン、ブーツ、グローブ)
- メッシュバッグ
- スーツ
- ダイブコンピューター
- 水中カメラ、水中ライト
- 重器材(レギュレーター、BC)
という順番で買っていくのがおすすめです。
まずは「ストレスを感じやすい器材」を買ってスキルアップ、次にダイブコンピューターで安全を自分で確認できるようになっていくと水中を楽しむ水中カメラや水中ライトが欲しくなってきます。最後に自分に合う重器材も見つけることもできて納得できます。
「自分に合う器材の見つけ方」は実際に試してみること
ダイビング器材を「買うタイミング」と「何から買えばいいのか」が決まれば、後は「自分に合う器材はどれかな~?」と選ぶだけです。
見つける一番いい方法は
実際にダイビングで試すことができれば一番わかりやすく見つけることが出来ます
地肌に触れるものは実際に着けてみないと人によってフィット感や使いやすさは違います。ダイビングで試せるダイビングショップもあれば、軽器材なら陸でもフィット感や使いやすさはわかりますよ。
では実際いくつか試していきましょう!
- イントラクターがおススメしている物
- 自分で見つけた物
- 周りのダイバーが使っている物
これらの器材の中から選べば「失敗しないで間違いなく自分に合う器材」が必ず見つかります!これから欲しい器材を1つずつ揃えてダイビングをもっと楽しんで行きましょう!
ダイビング器材を全部買う料金は25~35万円が必要
- いつ買えばいいの?
- 何から買えばいいの?
- 自分に合う器材の見つけ方
までがわかると、ダイビング器材って自分で買えますよね?
ここでは、後悔しないように「初めて買うダイビング器材」の料金を設定しました。
ダイビング器材を全部買う料金は25~35万円と考えています。
ダイビング器材の内訳はショップで借りるフルレンタルを基準にしています。
- 軽器材(マスク・スノーケル・ブーツ・フィン)4~5万円
- 重器材(レギュレーター・BC)16~23万円
- スーツ(5ミリワンピース)4~6万円
- その他(メッシュバッグ)1万円
料金は定価ではなく販売価格になります。
その他で必要なアイテムとしては
- ダイブコンピューター(7~10万円)
- 水中カメラ
- 水中ライト
- ウエイトベルト
- フードベスト
- かわいい帽子
など、ほしいものがたくさんありますね~
欲しいものから買っていけばいいですが、ダイブコンピューターは必要になってくるので料金を載せますね!
今回の料金の設定は「高価すぎない器材」から「使いやすさ、丈夫さ、デザイン、フィット感」を基準に「初心者の方が最初に買う器材」と考えています。
自分に合う器材を見つけた方は料金も納得しているのであればそれが一番いいと思います。
あくまで、全く料金がわからない方が迷わないように目安として設定したものです。
- 一度買うと数年は十分使えるので何度も買う必要がない
- レギュレーターやBCはメンテナンスをすれば10年以上愛用できる
- 高額な器材は「素材、機能がある」けど使わなければ意味がない
- 安さだけで選ぶとレンタル器材と同じでショックを受ける
ということも知っていれば、もう大丈夫です!
「初めて買う」おすすめのダイビング器材を紹介
「買い方はわかってきたけど、参考になるものがほしい~!」という声はとても多いです。
「初めて買う」器材を検討する上で、最近の器材をもう一度すべて見直し、16年間のインストラクター経験とメーカーともお話しをして見直しました。
「初めて買う」器材で大切なことは「高価すぎない器材」から自分に合う器材を選ぶこと
たくさんあるメーカーと種類の中から「おすすめの器材」初めて買うダイビング器材の選び方を紹介していきますね。
軽器材のおすすめ
マスク
スノーケル
フィン・ブーツ
重器材のおすすめ
スーツのおすすめ
その他のおすすめ
ダイブコンピューター
「初めて買う」器材のおすすめは 1人のインストラクターの検討した結果の意見ですが、少しでもダイバーの参考になればうれしいと思っています。
必要な器材があれば、随時作成していきます。
⑤ダイビングの基本スキルをマスターしよう!初心者が苦手スキルを早く克服するコツがわかる!

苦手なスキルを早く克服するには意識して練習すること
ダイビングのスキルは経験していくと必ず上手くなっていきますが、ただ「楽しいな~!」と潜るよりも早く克服するコツは
- ファンダイビングの時に1つだけ苦手なスキルを意識して練習してみること
- 「1ダイビング=1スキル練習を意識」
ファンダイビングでスキル練習するのは1つのスキルにしましょうね!たくさんのスキルを練習しようとすると、かえって分からなくなりますよ。
「意識してスキルを練習する」⇒◎
「なんとなくごまかしながらやる」⇒×
克服する早さが全然違ってきます。
なんとなくだといつまで経っても苦手意識がなくならないです。
実際に練習する時ってコソっと隠れてするのもいいですが、インストラクターに「苦手なスキルがあること」と「それを少し練習したい!」ことを伝えた方がたくさんいいことがあります。
- スキルのアドバイスもらえる
- 練習していい時を教えてくれる。
- 練習を見てくれたり、付き合ってくれることもある
- 何が良くないか後で教えてくれる
インストラクターは「ダイビングに熱心な方や困っている方には特にダイビングを好きになってほしい!」と思うので、きっと真剣にサポートしてくれますよ!
初心者に「苦手なスキルがあることは当たり前!」のことです。
恥ずかしがらずにファンダイビングを楽しみながら1つずつ練習して早く克服していきましょう!
「基本スキルをマスターする!」コツをつかむ方法
基本スキルのマスターとは
無意識のうちにそのスキルが出来るようになることです!
では基本スキルとそのコツを紹介していきますね!
「何からやっていけばいいか分からない?」という方は克服してほしい順に並べてますので参考にしてくださいね!
- 器材セッティング
- 呼吸
- 耳抜き
- マスククリア
- レギュレーターリカバリー
- フィンワーク
- エントリー
- 潜降・浮上
- 中性浮力
- ホバリング
- オクトパスブリージングアセント
- 緊急スイミングアセント
詳しくはこちらの記事で解説していますので見てください!
≫ダイビング12の基本スキルをマスター!苦手スキル克服のコツをつかむ
https://okinawadivingblog.com/basic-skills/
これからファンダイビングを楽しみながら、苦手なスキルを1つだけ練習していきましょう!コツをつかめば必ず出来るようになるからね!
⑥もっとダイビングを楽しみたい方!「経験」はダイビングの世界をさらに広げる

脱・初心者になろう!「脱・初心者」とはどういう人なの?
脱初心者とはどんな人のことだろう?
ゆったりとした呼吸が無意識にできて、水中の世界を楽しめている人
ちょっとわかりにくいですね
大体20~30本くらいで「ダイビングがなんとなく出来るようになってきた!」と感じてくるはずです。でもこの時は楽しさよりもまだスキルの克服に意識がいっています
そして、ふとした時、
「スキルのことを意識せずに水中世界を楽しんでいる自分がいた~!」
この時が「脱!初心者」お別れの時ですね!
- 基本スキルができる
- 水中で冷静な対応ができる
- マナーが身についている
ダイビングを始めて間もない頃は「マスクに水が入る」「バランスがとれない体勢になる」など様々なトラブルに合う可能性があります。
その時に
「止まって、考えて、行動する」の「3つのこと」を冷静にできるなら大丈夫です。
マナーとは「人に迷惑をかけない」「サンゴを傷つけない」「砂を巻き上げて写真撮影のじゃまをしない」など、陸と考え方は同じですよね。
- 「月に1回ペース」でダイビングに行く
- インストラクターが自分の苦手なスキルをわかってくれている
ダイビングのスキルを身につけるまでは経験が必要ですが、アドバイスを受けて練習していけば心配しなくても、誰でも必ずできます。
楽しさは上達してから「本当の楽しさ」が始まります。
ダイビング本数でいうと「50本ダイビング」が一つの目安になります。
目指せ「脱・初心者」です!
【1ランクアップ】のファンダイビングを潜ろう!
いろんなダイビングポイントを潜ってみる
いろんなポイントを潜っていくと
本当にたくさんのダイビング経験を積むことができます。
- ダイビングポイントによって注意することがわかる
- 基本スキルに磨きがかかる
- 様々な場面でも冷静に対応できる
気をつけることは
その海況で楽しめるスキルレベルになってから行かないと
「流れがあって怖かった~!」
「疲れた~!」
という印象だけが残り楽しくないからです。
ライセンスを取ったばかりの方がパラオ行った後
最初の感想が
「流れがきつくて大変でした~!」
と「楽しさ」よりも「つらかった」印象を話すことがよくあります。
スキルができるようになってから行くと180度違った感想になっていたはずです。
1ランクアップのファンダイビングの紹介
どんなファンダイビングがあるのか紹介していきましょうね!
- 水中写真ダイビング
ライト/ストロボ器材を使う - 地形ダイビング
ライトを使ってホール探検 - ドリフトダイビング
- 沈船ダイビング
- 海外ダイビング
もちろん今までしていた「生き物ウオッチング」などのファンダイビングをやめるというわけではないですよ!
この紹介はスキルが上達すると「ダイビングで出来ること」が今まで以上に広がっていくということです!
水中写真ダイビングで例えると
「インストラクターが紹介する生き物」を撮影
↓
「ライトやストロボを使って色鮮やかに」撮影
↓
「自分で見つけた生き物」を撮影
「生き物ウオッチングダイビング」をしていくと好きな生き物がいる場所がわかってきます。探していくと「好きな生き物がいた~!!」と声が聞こえるくらい興奮するはずです!
1ランクアップして楽しむというのは
色鮮やかに撮るためにライトやストロボを使うこと
好きな生き物を自分で見つける「発見の楽しさ」
にあると思っています。
興味のあるファンダイビングをどんどん楽しんでみてください。
それぞれのダイビングに新しい発見が待ってますよ!
やりたいことに向かってステップアップしよう
「ダイビングで自分がやりたいこと」ができるステップアップコースの取得までしてみよう!
車の免許でも「大型車」に乗るならさらに講習を受けるのと同じ考えです。
ダイビングでも10mの浅いところで遊ぶだけならステップアップをする必要はないです。
自分がやりたいことはどのステップアップコースになるのかを見ていきましょう。
- オープンウォーターダイバー
↓ - アドバンスダイバー
↓ - コアスペシャルティダイバー
(ディープ、レスキュー他)
↓ - マスターダイバー
↓ - ダイブマスター、アシスタントインストラクター
↓ - インストラクター
(NAUI参照)
ダイビングでやりたいことを考えてみよう!
具体的な例をあげてみると
最大水深は30mまででお魚を見たり、地形を楽しみたい!
→アドバンスダイバー取得が必要
沖縄で水深40mに沈んでいる沈船エモンズを見に行きたい!
→コアスペシャルティダイバー(ディープ)取得が必要
「いざという時」バディに信頼してもらえるダイバーになりたい!
→レスキューダイバー取得が必要
バディと一緒に安全に潜れるスキルを身につけたい!
→マスターダイバー取得が必要
というように自分がやりたいことに応じてステップアップの取得をしていきます。
もちろん、ダイビングの基本は「楽しむこと」なのでファンダイビングも楽しんでください。「ファンダイビングの経験」は自然とスキルの上達にもつながります。
ステップアップコース取得の進め方はダイビングショップやインストラクターと相談しながら決めていきましょう!
自立したダイバーになる!インストラクターがすべてのダイバーに望んでいること!
では最後に、インストラクターとしてダイバーと一緒に潜ってきました。そんな今、ダイバーすべてに望んでいることは何んだと思いますか?
自立したダイバーになってほしい
もう少し言うと
バディ潜水を楽しめるスキルを身につけてほしい
です。
「Cカード取得する」とは本来
インストラクターがいなくてもバディと2人だけでダイビングを楽しめる資格だからです。
もちろん、「これからバディ潜水をしてください!」というわけではなく、
あくまで、バディ潜水が出来るレベルのスキルを身につけて安全に潜りましょう!という意味です。
海外旅行でいうなら
コーディネイターの付き添いは楽くだけど、
自分たちで行きたい所を探し、
食べたいものを食べて、
迷ったときはドキドキしながらも
何とか無事に日本へ帰ってくる。
こんな旅行の方が楽しかったり、いい経験になったりしないですか?
ダイビングも同じかな~と思っています。
- 自分でダイビング計画をつくれる
- 何かあっても冷静に対応できるスキルを持つ
- ダイビングを安全に楽しみながら陸に戻ってくる
「今までやってきた経験」と「きちんと身につけたスキル」があるので、今度はバディと一緒にダイビングを楽しむ経験をしていくことで新たな発見と共に出来るようになっていきます。
1ランクアップのファンダイビングを始めていく頃、ダイビング経験で言うと50~100本くらいから意識していきましょう!エキサイティングなダイビングは楽しいですが無茶をすると危険な側面もあるからです。
「自立したダイバーにはなりたい!」
きちんとしたスキルを身につけたいと思っているなら「マスターダイバー」コースの講習にもあります。ダイビングのノウハウも身につく「レクリエーショナルダイバーの最高ランク」ですよ!
ここまで行けばあなたはサイコーのダイバーになって、ダイビングを楽しんでいるのは間違いありません!
長いお話しにつきあってくださり本当にありがとうございました!!
【超初心者】ダイビングの始め方・買い方・楽しみ方を丁寧に完全解説のまとめ
今回は「【超初心者】ダイビングの始め方・買い方・楽しみ方を丁寧に完全解説」というテーマを紹介しました。
- 初めての方にダイビングの始め方を紹介
- ライセンスの取得する方法、料金、ショップ選びを紹介
- ライセンスを取得してからファンダイビングと1ステップアップを楽しもう
- ダイビング器材は「いつ何を買えばいいか?」自分に合う器材の見つけ方を紹介
- 初心者が苦手な基本スキルを早く克服するコツを紹介
- これからもっと楽しむために「脱・初心者になる」「1ランク上のファンダイビング」「やりたいことヘステップアップ」をしよう
- インストラクターの望みはすべてのダイバーが自立したダイバーになること
ダイビングを始めようと思っている方やダイビングライセンスを持っている方にダイビングの「わからないこと」や「不安なこと」をできるだけ丁寧にお話ししてきました。次は実際に海へ行きみなさんのダイビングをやっていきましょう!
ダイビングをしたいと思ったときがベストなタイミングです。
いろいろとインストラクターとして思っていることを書きましたが
最後に言うことは、
「ダイビングをやってよかった~!」
です。
これからもずっとずっと、ダイビングを続けていくことを心から願っています。