最後に買うダイビング器材と言えば重器材、「BCD」は浮力コントロールのスキルで重要な器材です!
ランキング記事でおすすめしている器材は種類がいっぱいあって、結局、「自分に合う器材はどれなの?」ってなるよ~
おすすめの器材というのはダイビング経験、性別、筋力などで変わってくるからです。
この記事では「初めて買う」初心者におすすめの器材を厳選してランキングにしています。
初めて買う人にとって重要なことは自分に合う器材を見つけることです。
そのために、17年間のインストラクター経験から使って比較し、メーカーに意見を伺い、中立な立場で紹介しています。
この記事を読むと、自分に合うBCDが見つかるだけでなく、選び方のコツや必要性までわかるようになります。
BCD選びで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてね!
\おすすめのランキングをすぐに見たい!/
こちらの記事は「男性におすすめのBCD」を知りたい人に最適!
初めて買う人にとって本当にいいと思ったBCDを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのBCDの紹介じゃないよ。

ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験でわかったダイビング知識を伝えようとブログを開設
- ダイビング経験0の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログを発信
- 中立的な立場で誰よりもわかりやすく解説する
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、17年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
BCDとは浮力を調整する器材

素朴な疑問ですが、BCDはBCとも言うけど違いってあるの?
- BCD=Buoyancy Control Device
- BC=Buoyancy Compensator
どちらも「浮力調整器具」という意味になります。
各メーカーや指導団体によって言い方が違うこともあるけど、どちらでも伝わります。
BCDはタンクの固定と水面や水中で浮力を調整するための器材です。
BCDを着ることで、浮力調整ができ、無重力のように水中を泳ぐことができます。
スキルができてきたら、次は器材スキルの上達です。
同じ器材を使い続けるとスキルの上達につながります。器材に慣れると素早い対応ができるからです。まだスキルに不安な人こそ「マイ器材=スキルの上達」につながります。
ダイビング器材は「快適性」と「スキルUP」に分けると
- 快適性=レギュレーター、マスク、グローブ、ブーツ、スーツ
- スキルUP=BCD、フィン、ダイブコンピュータ
いいレギュレーターはスキルというより、呼吸がしやすく「快適性」を高めます。
BCDはフィット感がいいとバランスがとりやすく、使いやすいと浮力調整しやすくなるので「スキルUP」できます。
自分のBCDを使うことはスキルが上達するだけじゃなく、ダイバーとしての自信もつきます。
BCDの種類を紹介

BCDは3種類があります。
- ショルダーバックルタイプ
- ジャケットタイプ
- バックフロートタイプ
3つの違いは主に形状と膨らみ方になります。
BCDの種類で違いがあるんだね!自分に合ってるタイプはどれかな~?
ショルダーバックルタイプ

最も種類が多く、初心者からベテランによく使われています。
形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は背中とお腹の横当たりが膨らみます。
メリット
- フィット感を調整できる
- ショルダーベルトで着脱しやすい
- ドライスーツも着やすい
- 水面で顔を上げたり、水中で姿勢も取りやすい
デメリット
- 膨らむと腹部を圧迫する機種もある
初めてBCDを買う人、初心者に使いやすいBCDがいい人
ジャケットタイプ

種類は少なく、メーカーも限られます。リゾートのインストラクターがよく使っています。
形状はベストで調整できないタイプです。
膨らみ方は背中、お腹から胸まで全体的に膨らみます。
メリット
- 給気が全体にわたりバランスがとりやすい
- 調整ベルトがなく着る手間がラク
- 部品が少ないので壊れにくい
デメリット
- 調整ベルトがなくフィット感はゆるい
- 調整ベルトがなく着脱しにくい
- ドライスーツではかなり着づらい
- 膨らむと圧迫感が出てくる
- リーズナブルな価格が少ない
2つ目として買う人、中級者以上の人、プロっぽいのが欲しい人におすすめ
バックフロートタイプ

種類は少なく、メーカーも限られます。外国人やテクニカルダイバーに多く使われていましたが、最近は日本でも使われている。
形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は名前の通り、背中に空気が入り膨らみます。
メリット
- 背中に空気が入り水平姿勢しやすい
- フィット感の調整ができる
- ショルダーベルトで着脱しやすい
- ドライスーツも着やすい
- 軽量で持ち運びに便利
デメリット
- ポケットが小さく物を入れにくい
- 水面や水中で顔を上げずらい
- 使い慣れるのにコツがいる
2つ目として買う人、中級者以上の人、水平姿勢がとりにくい人
「初めて買う人や初心者にはどれがいいの?」と聞かれるとショルダーバックルタイプと答えます。BCDは3種類ありますが、フィット感と使いやすさがおすすめの理由です。
レンタル器材で使うBCDはほとんどがショルダーバックルタイプです。レンタルで慣れているので使いやすさもあります。
BCDで失敗しない3つの選び方

失敗しないBCDの選び方を3つ紹介します。
- 体に合うフィット感
- 機能の使いやすさ
- 好みのタイプを選ぶ
高機能よりも自分の体にフィットして使いやすいBCDを見つけることです。
フィットしていないBCDはタンクが安定しないため、バランスが崩れやすくなるからです。
レンタルでバランスが取れなかったのはフィット感が原因だったのかも?
体に合うフィット感

失敗しないBCDの選び方ではフィット感がとっても重要です。
フィットしているとタンクが安定してバランスが取りやすくなるからです。
- サイズを合わす
- ベルト調整する
- 包み込むように膨らむ
BCDは既製品の3~4サイズから選びます。
Pro HD Women(Sサイズ)の適応⇒
身長(157~170)、ウエスト(76~107)
Sサイズの適応は身長13㎝、ウエスト39㎝も幅があるのでサイズでフィット感を合わせにくいです。

フィット感はベルト調整でグッと増す
ベルト調整は3つあります。お腹のウエストベルト、肩のショルダーベスト、胸元のチェストベルトを体に合わせることでグッとフィット感が増してきます。ジャケットタイプはショルダーベルトがない分ゆるく感じます。
高性能なBCDでは体を包み込むように膨らみ、圧迫感のないフィット感になる機種もあります。

背当てパッドはフィット感+αの効果
背中にクッションパッドがあるとフィット感がとってもいいです。フィット感以外にも背骨が当たっても痛くならず、タンクを背負いやすいというメリットがあります。
15㎏もあるタンクを背負うのは大変です。背負いやすく、腰の負担を軽くしないと腰痛の原因にもなります。
Axiom i3(アクアラング)、Tina(TUSA)ですね。
少し高価ですが、クッションパッドはフィット感と腰の負担を減らす機能があります。
機能の使いやすさ

失敗しないBCDの選び方では使いやすさがとっても大切です。
使いにくいと浮力調整が上手くできなかったり、カメラやライトの取付けに困るからです。
BCDの使いやすさとは
- 浮力調整のしやすさ
- 付属品の使いやすさ
浮力調整はパワーインフレータホースとダンプバルブの2つの方法があります。
浮力調整のしやすさは、パワーインフレーターホースの使いやすさになります。
ダンプバルブは肩や腰についていれば使いやすさに差はありません。

握りやすい、ボタンが押しやすい、丈夫で壊れにくいのがいいです。
アクアラングメーカーは手に馴染むような形状でおすすめです。
BCDの付属品は主にDリング、ポケット、ウエイト内蔵システムになります。BCDを試着して使いやすさを確認しましょう。
- Dリングは右肩、左右のポケット付近や腰下にある、数は4個以上
- ポケットは開閉しやすい、収納が大きい
- ウエイト内蔵システムは取付けやすい

Dリングの右肩にカメラ、左ポケット近くにライトをつけるのが便利です。
その他にホースホルダーやベル、つんつん棒、スレートなどをつける人は使いやすい所にDリングがあるか確認しましょう。

ポケットにはライトや曇り止め、グローブを入れる人が多いです。装着してポケットのファスナーの開けやすさを確認しましょう。

ウエイト内蔵システムはドライスーツやウエイト量が多い人またはウエイト量1~2㎏だけの人は腰の負担を減らすために使うことが多いです。
BCDを装着してカチっと取付けやすいか確認しましょう。
好みのタイプを選ぶ

失敗しないBCDの選び方の最後は自分の好みのタイプを選ぶことです。
タイプを決めるとBCDも選びやすくなるからです。
3つのタイプの特徴
ショルダーバックル | ジャケット | バックフロート | |
フィット感 | ○ | △ | ○ |
ベルト調整 | ○ | × | ○ |
膨らみ方 | 背中・お腹の横 | 背中・胸からお腹 | 背中 |
着脱 | ○ | × | ○ |
料金 | 安い~高い | 高い | 中~高い |
水中 | どんな姿勢も取りやすい | 水中のバランスがいい | 水平姿勢がとりやすい |
ライセンス講習やレンタルではほとんどショルダーバックルタイプで、一番使い慣れています。
初めて買う初心者にはフィット感があって、使いやすいショルダーバックルタイプがおすすめです。
体に合うフィット感、機能の使いやすさ、好みのタイプを比べて自分に合うBCDのタイプを決めてみよう!
初めて買う女性におすすめの「BCD」比較表
「浮力コントロールが上手くなりたい!」と思う初心者におすすめの「BCD」は「高価すぎない器材」から厳選して比較しました。
すごく安いBCDもネットで見たけどダメですか?
レンタルでよく使われるリーズナブルなBCDは対象外にしています。せっかく買ったBCDがレンタルと同じだったら悲しくなりますからね~!
画像 | 名称(メーカー) | タイプ | 料金(税込) | 重量(Sサイズ) | 生地(*) | フィット感 | ベルト調整 | 着脱しやすさ | パワーインフレーターホース | ダンプバルブ | Dリング | 背当てパッド | ウエイト内蔵システム | ポケット | 公式サイト |
![]() | Tina (TUSA) | ショルダーバックル | 148,500円 | 2.8㎏ | 外500デニール 内420デニール | フィット感 最高 | できる | しやすい | 普通 | 右肩・右腰 | 8個 カメラ・ライト付けやすい | 3Dメッシュ 厚い | × (2022年ウエイト付きが発売) | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
![]() | Axiom Women アクシオム (AQUALUNG) | ショルダーバックル | 167,200円 | 3.4㎏ | 外500デニール 内500デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 6個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
![]() | SUMERGE BC MARKⅡ (Bism) | ショルダーバックル | 121,000円 | 3.2㎏ | 420デニール | フィット | できる | しやすい | 普通 | 右肩・右腰 | 7個 カメラ・ライト付けやすい | 少し薄い | 〇 | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
![]() | Pro HD Women (AQUALUNG) | ショルダーバックル | 134,200円 | 3.3㎏ | 外1050デニール 内420デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 5個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 大きい 使いにくい | 詳細を見る |
![]() | PRO HD Compact (AQUALUNG) | バックフロート | 113,300円 | 2.3㎏ | 外1050デニール 内420デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 5個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 小さい 使いにくい | 詳細を見る |
![]() | CLASSIC ABBY CB (SCUBAPRO) | ジャケット | 172,700円 | 2.9㎏ | 840デニール | ゆるい フィット | できない | しにくい | 短い | 右肩・右腰 | 4個 カメラ・ライト付けやすい | 少し薄い | × | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
生地のデニールってなに?
生地の糸の太さ(重さ)を表す単位です。
500デニール=生地の糸(9000mの長さに対して)500gの重さという意味。
生地の比較(Axiom・Pro HD Women)
品目 | Axiom | Pro HD Women |
デニール | 500 | 1050 |
丈夫さ | それなりに丈夫 | 丈夫 |
硬さ | 柔らかい | 硬い |
重さ | 軽い | 重い |
デニールの数字が大きいと、糸が硬く、丈夫なBCDになりますが、その分重みもでてきます。500デニーロは柔らかく、軽く、破けにくい丈夫なBCDです。
50種類以上はあるBCDの中から初めて買う女性が「失敗した~!」と思わないように厳選して比較しました。タイプ別でも1つ選んでいます。
初めて買う女性におすすめの「BCD」ランキング
BCDの料金は通常定価7.7~26万円(税込)の幅があります。一般的に多いのは12~17万円のBCDが多いです。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」から厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能な機能がついていますが「性能と料金のバランス」を検討した上でランキングしています。
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいBCDが分かってきたよ、ランキングを参考にしてみよう!
第1位 Tina「ティナ」(TUSA)

フィット感がほしい人、腰の負担を減らしたい人、日本人女性用がいい人
料金(税込) | 定価148,500円 (ウエイト付き 154,000円) 最安販売は118,800円 Yahoo(2023年8月) |
メリット | ・最高のフィット感は体を優しく包む ・背中パットは厚く腰の負担を軽減 ・腰のハイカットは腰骨の痛みを解消 |
デメリット | ・ネット販売は少なく、店頭販売がメイン ・ウエイト内蔵システムがない(2022年ウエイト付きが発売) |
料金は平均の少し高めになりますが、日本人女性用に考えられた背中のソフトパットやハイカットデザイン、胸元ベルトの位置などの細かなこだわりがたくさん詰まった女性人気NO.1のBCD。体に優しいBCDを一番に考えて第1位としました。
第2位 Axiom Women「アクシオム」(AQUALUNG)

水中の安定感とフィット感がほしい人、腰の負担を減らしたい人
料金(税込) | 定価167,200円 最安販売は167,200円 楽天・Yahoo(2023.8月) |
メリット | ・タンクと背中がピタッとし水中の安定感がいい ・姿勢よく歩けて腰の負担を軽減 ・最高のフィット感と体を包むように膨らみ圧迫感もない |
デメリット | ・高機能のため少し重量がある ・ネット販売では料金割引がほぼない |
2023年にAxiom Womenがリリース、女性用サイズのフィット感と使いやすく腰をカットした形状が最適です。料金は平均よりも少し高めにはなりますが、低いタンクの固定位置で姿勢も丸まらず、背中にもピタッと付き、水中でのフィット感がとってもいいです。ショルダーバックルは締めやすく、ウエイトバックルは楽にフィットできる構造になっています。使いやすさを一番に考えて第2位としました。

第3位 SUMERGE BC MARKⅡ(Bism)

シンプルで使いやすい機能がいい人、お手頃な料金がいい人
料金(税込) | 定価121,000円 最安販売は96,800円 楽天(2023.8月) |
メリット | ・給気の膨らみによる圧迫感を軽減 ・薄型ハーネスでタンクをしっかり固定し重さを軽減 ・シンプルな形状と使いやすい機能 |
デメリット | ・調整ベルトが少し硬く感じる |
シンプルな形状と使いやすい機能があり、トータル的にいいBCDです。フィット感もあり、膨らみによる体の圧迫感を感じない工夫がされています。性能の充実さとお手頃な料金のバランスがよく第3位としました。

第4位 Pro HD Women(AQUALUNG)

リーズナブルな料金がいい人、可愛いいデザインがいい人
料金(税込) | 定価134,200円 最安販売は50,833円 楽天(2023.8月) |
メリット | ・ネット販売はリーズナブルな料金 ・女性用で体にフィットする ・ピンクカラーのかわいいデザイン ・インフレーターホースは手に馴染んで握りやすい |
デメリット | ・背当てパッドが薄く感じる ・ポケットに手が届きにくい |
前モデルはリーズナブルなBCDとして人気が高く、初心者には十分な機能が付いています。今回は女性の体にフィットするデザインと2パターンのピンクカラーがかわいいBCDになりました。リーズナブルな料金と使いやすさのバランスがよく第4位にしました。
バックフロートのおすすめ Pro HD Compact(AQUALUNG)

水平姿勢がうまく取りたい人、軽量でコンパクトがいい人
料金(税込) | 定価113,300円 最安販売は48,926円 楽天(2023.8月) |
メリット | ・水平姿勢が取りやすい ・ネット販売はリーズナブルな料金 ・軽量、コンパクトに丸めて旅行に最適 |
デメリット | ・背当てパッドが薄く感じる ・ポケットの収納は小さい |
バックフロートタイプで人気の「Zuma」の新シリーズとして2022年にリリースしたモデル。バックフロートタイプは水平姿勢は取りやすく、さらに軽量でコンパクトに収納できるのも人気の理由です。バックフロートタイプではリーズナブルな料金と旅行に最適な軽量とコンパクトさがおすすめです。
ジャケットのおすすめ CLASSIC ABBY CB(SCUBAPRO)

ジャケットタイプに憧れる人、壊れにくいのがいい人
料金(税込) | 定価172,700円 最安販売は130,660円 Amazon(2023.7月) |
メリット | ・水中のバランスが取りやすい ・部品が少なくて壊れにくい ・生地が丈夫で破れにくい |
デメリット | ・フィット感の調整ができない ・ベルト調整がなく着脱しにくい ・インフレーターホースがやや短い |
ジャケットタイプで初心者におすすめするならこのBCD、インストラクターも愛用しています。ジャケットと言えばSCUBAPROというくらいでしたが、2023年から日本代理店がなくなり、簡単に入手できなくなりそうです。ジャケットタイプの中でリーズナブルな料金と女性に使いやすく腰をカットした形状や白のカラーデザインで初心者におすすめです。

自分に合ったBCDは見つかったかな?
性能を求めすぎると料金も高くなっていくから、しっかりバランスを見て決めていきましょう。
アクアラング、TUSA、Bizmで評判がよく、人気があるのはどれ?

ダイバーに人気があるメーカーってどれかな~?
ダイバーが使っているBCDよく見かけるメーカーはアクアラング(AQUALUNG)やBism(ビーイズム)、TUSA(ツサ)が多いですね。
沖縄でBCDのシェアを調査してみました。

メーカーの調査ではアクアラング(AQUALUNG)が約6割という結果になりました。
- ショルダーバックルタイプでフィット感がある
- 使いやすい機能が十分についている
- 丈夫で信頼できるメーカー
9割以上のダイバーが「人気の共通点」のBCDを着けていました。
メーカーによる特徴は
- 1943年創業、フランスメーカー、日本アクアラング株式会社もある
- 使いやすさとフィット感のあるショルダーバックルタイプが豊富
- 主力はAxiom Men、Pro HD Menなど
ファンダイビングで最も見かけるメーカーで最も人気があります。
- 1952年創業、日本メーカー、株式会社タバタのダイビングブランド
- リーズナブルな料金で安定した機能が備わっている
- 主力はSOVERIN、LIBERATORなど
TUSAはリーズナブルな料金もあり、レンタルで使われていることが多いですね!
- 1986年にダイビング事業を開始
- こだわりの高単価機種とリーズナブルで使いやすい機種がある
- 主力はNELEUS、SUMERGE BC MARKⅡなど
プロ好みのNELEUSと初心者におすすめのSUMERGE BC MARKⅡを使っているダイバーも多いです。
どのメーカーもそれぞれの特徴があり、使いやすいBCDの開発を常に研究しているいいメーカーです。
レンタルなどで使ってみて、フィット感や使いやすさを見つけることが大切ですね。
BCDの便利な使い方をマスターする

「中性浮力が苦手~!」と思っている初心者の人はとっても多いです。
BCDに空気を入れすぎると「急浮上しそうで怖い!」と思って、あまり給気をしないからです。
BCDの便利な使い方とはダンプバルブを使って排気することです。
パワーインフレーターホースしか使ったことがないんだよね~!
- ダンプバルブの排気を使って慣れる
- 給気しても急浮上が怖くなくなる
- 給気の練習ができて、中性浮力の感覚をつかむ
中性浮力を練習するなら給気よりも排気に慣れることが大切です。
排気方法は腰下のダンプバルブを使います。
中性浮力の練習で急浮上するのはお尻が浮くような態勢がほとんどだからです。

腰下のダンプバルブのヒモを引っ張るだけで排気ができます。水平姿勢やおしりから浮きそうな時に使うとラクに排気ができるのでおすすめです。
急浮上しそうなときは体を強引に起こしてパワーインフレーターホースで排気する力技やタイムラグも少ないので使ってみてください。
スキルの中でなかなか上手くできなのが中性浮力です。
こちらの記事は「中性浮力をもっと詳しく解説」を知りたい人に最適!
僕は通常の排気でも腰下のダンプバルブをよく使います。インフレータホースを使うよりラクにできるのがいいですね!
BCD選びに迷ったらイチオシは「Tina(ティナ)」(TUSA)
どれがいいのか迷う場合、一番おすすめのBCDはどれですか?
BCDの中で迷ったら「Tina(ティナ)」(TUSA)を買うことをおすすめしています。

- 最高のフィット感は体を優しく包む
- 背中パットは厚く腰の負担を軽減
- 日本人女性用として細部にこだわりがある
BCDのほとんどは男女兼用になっていますが、男女の体形はかなり違います。女性用、特に日本人女性へのこだわりはフィット感や使いやすさで違いがあります。TUSA(株式会社タバタ)は女性用のBCDを追求し、細かなパーツにまでこだわってTinaを作っているのでダイバーにも評価を受けて使われています。
女性が初めて買うBCDなら、自信を持ってTina「ティナ」(TUSA)をおすすめします。
イントラ厳選「BCD」女性におすすめ6選!初めて買うダイビング器材の選び方のまとめ
今回は「初めて買うBCDの女性におすすめ6選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験30本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うかどうか迷っている方によく伝えることがあります。
- 「これからもダイビングを続けたい!」と決めた時に買う。
- 「ストレスを感じて困っている器材」「自分の欲しい器材」の順で買いましょう。
- ダイビング経験20~50回で少しずつ買っている方が多いです。
ダイビング経験30本までの人には、いろんなBCDを試しながらダイビングをしてほしいです。
同じのばかり使っているとBCDの良さが比べられないです。
色々と使ってみると「これいい感じ~!」と実感できるBCDと出会えるかもしれません。
ショップでは数種類のタイプのBCDを用意していので、リクエストしてみましょう。
「初めて買うおすすめのBCD5選」は 1人のインストラクターの検討した結果の意見ですが、少しでもダイバーの参考になればうれしいと思っています。
【2023年】イントラ厳選「BCD」女性におすすめの6選!初めて買うダイビング器材の選び方
- BCDとは浮力を調整する器材
- BCDの種類を紹介
- BCDで失敗しない3つの選び方
- 体に合うフィット感
- 機能の使いやすさ
- 好みのタイプを選ぶ
- 初めて買う女性におすすめの「BCD」比較表
- 初めて買う女性におすすめの「BCD」ランキング
- 第1位 Tina「ティナ」(TUSA)
- 第2位 Axiom Women「アクシオム」(AQUALUNG)
- 第3位 SUMERGE BC MARKⅡ(Bism)
- 第4位 Pro HD Women(AQUALUNG)
- バックフロートのおすすめ Pro HD Compact(AQUALUNG)
- ジャケットのおすすめ CLASSIC ABBY CB(SCUBAPRO)
- アクアラング、TUSA、Bizmで評判がよく、人気があるのはどれ?
- BCDの便利な使い方をマスターする
- BCD選びに迷ったらイチオシは「Tina(ティナ)」(TUSA)
- ダイビング経験30本までの人にしてほしいこと
を詳しく書いています。
今回は「初めて買うBCDどれを買えばいいの?」という声をもとに記事にしました。
僕が2005年に初めて買ったBCDは「PRO QD」(SeaQuest)で当時13万ほどしました。
BCDは慣れてくると使いやすくなってきますが、安すぎるBCDは機能が少なく、フィット感もよくないので使いやすくはなりません。
たまにレンタルのBCDを使うと使いやすさの違いがよくわかります。
「自分に合うBCD」の選び方は「フィット感」「機能の使いやすさ」最後に「好みのタイプ」で選ぶといいと思います。
「使ってみて、失敗した~」と思わないために少しでも役に立つとうれしいです!
こちらの記事は「男性におすすめのBCD」を知りたい人に最適!
次にもう一つの重器材「レギュレーター」のおすすめを見たい人は読んでください!
「ダイビング器材の買い方」のおすすめ記事です。
こちらの記事は「器材はいつ買うの?自分に合う器材は?」を知りたい人に最適!

ここからは「お問い合わせ」や「一番読んでほしいブログ」などの紹介です。
これまでたくさんの相談を1人1人に合った方法で解答し、ダイビングの悩みが1つでも解決できるために「お問い合わせ」を作りました。
\悩みや不安を気軽に相談してね♪/
ご相談で費用等は一切かかりません!
ダイビングの始め方、スキルアップ、器材の買い方、楽しみ方を体系的に学べ、どこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでください!
\一番読んでほしいブログです♪/
ダイビングを体系的に学べる教科書!
「モンツキくんの沖縄ダイビング大学」と「小さなお店」をまとめたリンク集になっています。
\関連ページが探しやすい♪/
これ1本で見やすくて便利!