軽器材を買ったら、次に買いたいのは「ウエットスーツ」、自分のスーツって着心地がいいですよね!
ランキング記事でおすすめしている器材は種類がいっぱいあって、結局、「自分に合う器材はどれなの?」ってなるよ~
おすすめの器材というのはダイビング経験、性別、筋力などで変わってくるからです。
この記事では「初めて買う」初心者におすすめの器材を厳選してランキングにしています。
初めて買う人にとって重要なことは自分に合う器材を見つけることです。
そのために、17年間のインストラクター経験から使って比較し、メーカーに意見を伺い、中立な立場で紹介しています。
この記事では、自分に合うスーツが見つかるだけでなく、選び方のコツや必要性までわかります。
ウエットスーツ選びで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてね!
\おすすめのランキングをすぐに見たい!/
初めて買う人にとって本当にいいと思ったスーツを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのスーツの紹介じゃないよ。
ブログ管理人の
モンツキくん
著者
藤田 勝弘
- 長年の経験でわかったダイビング知識を伝えようとブログを開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログを発信
- 中立的な立場で誰よりもわかりやすく解説する
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、18年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
- スーツは体を守る3つの役割がある
- 水温で変えるスーツの種類を紹介
- ウエットスーツで失敗しない3つの選び方
- 初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」比較表
- 初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」ランキング
- ワールドダイブ、モビー、GULLなどのメーカーで人気があるのはどれ?
- フルオーダースーツは1ランクアップしたスーツ
- ウエットスーツの下に着るインナーの選び方とおすすめ
- ウェットスーツは洗い方・干し方・保管方法が大切
- ウエットスーツ選びに迷ったらイチオシは「AW(World Dive)ワールドダイブ」
- イントラ厳選「ウエットスーツ」初心者におすすめの6選!初めて買うダイビング器材の選び方のまとめ
スーツは体を守る3つの役割がある
スーツは身を守る役割が3つあります。
- 体の保温
- けがの防止
- 浮力の確保
体を守る3つの役割の中で最も大切なことは体の保温です。
スーツを着るだけでも体を守っているんだね!
体の保温
海の中は陸よりも熱が奪われやすく時間とともに体が冷えてきます。
保温効果のないスーツは夏でも長時間潜っていると低体温症になる恐れがあるからです。
ウエットスーツはスーツに入った水を体温で温める役割があり、そのために体とフィットしたスーツを着る必要があります。
けがの防止
水中に潜っているとクラゲに刺されたり、ケガをすることがあります。
ダイビング中は視野も狭く、危険な生物に触れたり、ゴツゴツとした岩場に体が擦れることがあるからです。
スーツを着ると、直接肌に当たらず、ケガなどを防ぐことができます。
浮力の確保
水中では突然トラブルに遭うことがあります。
スーツには浮力があり、水面へ浮上でき、水面に浮かんでいることができるからです。
水中で突然トラブルにあった時も、ウエイトを外せば、ゆっくりと浮上し水面で対処もできます。
海の中ではクラゲやプランクトンに刺されることがあります。刺されるとダイビング中ずっと痛かゆくて、楽しさが半減するため、スーツを着ましう!
水温で変えるスーツの種類を紹介
ダイビングスーツは2つの種類があります。
- ウエットスーツ
- ドライスーツ
2つのスーツの違いは保温の方法です。
- ウエットスーツ⇒スーツに入ってきた水を体温で保温
- ドライスーツ⇒首から下に水が入らず、インナーを着て保温
水温が温かいならウエットスーツ、水温が冷たい時期やエリアならドライスーツを着ます。スーツを選ぶ目安は水温22℃前後になります。
今回はウエットスーツについて紹介していきますね。
- タイプ⇒ワンピース・2ピース
- 生地の厚み⇒3㎜・5㎜・6.5㎜
- 種類⇒ジャージ・スキン・起毛(きもう)
ウエットスーツはタイプや生地の厚みや種類を変えるといろんなパターンがあります。
どんなスーツが自分に合っているのか教えて~
ウエットスーツのタイプ
ウェットスーツは2つのタイプがあります。
- ワンピース
- 2ピース
ワンピース
ワンピースは2種類あります。
最も多いのは「長袖+長ズボン」のフルスーツで、単に「ワンピース」とも言います。
メリット
- 体を動かしやすい
- 既製品も数多くあり、リーズナブル
- 2ピースよりかさばらない
デメリット
- 寒いとフードベストなどが必要
初めてスーツを買う人、温かい海でダイビングをする人
「半袖+長ズボン」タイプのシーガルは夏シーズンに着て、シーガルの上にジャケットを羽織ることで寒い時期も使用できる良さがあります。
2ピース
2ピースは主に3種類に分けられます。
- ジャケット+シーガル
⇒夏はシーガル、寒い時期は2ピースと着分けができる - ジャケット(フード)+ロングジョン
⇒肩を動かしやすい、着やすいが首から水が入りやすく保温に弱い - ボレロ+胴切り
⇒上着を脱がずにトイレに行ける良さがある、フードも一体化して水が入りにくい
2ピースのタイプにはそれぞれ特色がありますが、共通なこととして
メリット
- ワンピースより保温効果がある
- ダイビングできる人に見える
デメリット
- 既製品は少なくオーダーメイドがメイン、少し高価
- ワンピースより動きづらい
2枚目のスーツとして買う人、寒がりの人
2ピースはワンピースよりも暖かく、寒い時期に着ることが多くなります。タイプは保温性や使いやすさで好みがわかれます。
僕が最初に買った2ピースは「シーガル+ジャケット」、夏も冬も着られると思って買いました。夏にシーガルだけで潜るとプランクトンに刺されるので長袖のラッシュを着るといいです。今は「胴切り+ボレロ」が暖かくて楽なので、とっても気に入ってます。
生地の厚み
生地の厚みは主に3種類あります。
- 3㎜⇒最適な水温27~28度
- 5㎜⇒最適な水温24~27度
- 6.5㎜(ロクハン)⇒最適な水温20~24度
生地の厚みで保温効果はかなり違いがあります。
初めてウエットスーツを買う人には5㎜スーツをおすすめします。
5㎜スーツは3㎜、6.5㎜の両方のメリットがあり、シーズンで一番長く着れるスーツになります。3㎜や6.5㎜のスーツは最適な水温でさらに楽しむために2枚目のスーツとして買う人が多いです。
生地の種類
ウエットスーツは主にクロロプレンゴム(ネオプレンゴム)という素材で作られています。
クロロプレンゴム(ネオプレンゴム)とは?
スポンジのように気泡を含んだ合成ゴムのことです。気泡の量により伸縮性や保温性が違ってきます。気泡の量が多いと水圧で生地が薄くなっていき保温性がなくなっていきます。ダイビングでは気泡の量を少なくした保温性の高いクロロプレンゴムを使います。
生地の種類は主に3種類あります。
- ジャージ⇒表・裏で使用可
- スキン⇒表・裏で使用可
- 起毛(きもう)⇒裏面のみで使用
クロロプレンゴム(スキン)の上にジャージや起毛を張り合わせることで性能も違ってきます。
- 表ジャージ・裏ジャージ
⇒耐久性がある、陸風が冷たい - 表スキン・裏ジャージ
⇒水はけがよく、陸風に強い - 表ジャージorスキン・裏起毛
⇒最も保温効果がある
最もよく使われるのは両面ジャージ生地のスーツです。
ジャージは一般的に安く、丈夫で、着脱もしやすく、カラーも豊富です。スキンは水はけがよく風に強いのがメリットですが、ジャージより破けやすいデメリットもあります。寒いシーズンは表生地をスキン、裏生地を起毛にすることで保温効果が上がります。
スーツの種類はタイプや厚み、生地の種類とたくさんありますが、フルスーツ(ワンピース)の5㎜の両面ジャージが一番多いです!
ウエットスーツで失敗しない3つの選び方
失敗しないスーツの選び方を3つ紹介します。
- 水温に合ったスーツを選ぶ
- 体形にフィットしたスーツを選ぶ
- 必要なオプションをつける
失敗しない選び方は「どのエリアでどのシーズンにダイビングをするのか?」を考えて選ぶことです。
水温に合わないスーツは体の保温ができずに我慢すると低体温症なるからです。
寒さを我慢してダイビングすると、楽しさより「早く上がりたい~」という気持ちになるよ~
水温に合ったスーツを選ぶ
失敗しないスーツの選び方は水温に合ったスーツがとっても重要です。
沖縄や伊豆のようにどこをメインで潜るかによって水温は違ってくるからです。
水温で体を保温するスーツのタイプ、生地の厚みは変わってきます。
沖縄と伊豆の年間の水温とスーツを比較
(寒さの感覚は違いがあるので参考に見てね。)
沖 | 縄 | 伊 | 豆 | |
月 | 水温 | 適したスーツ | 水温 | 適したスーツ |
1月 | 21~22 | ドライスーツ、2ピース(6.5㎜) | 15~18 | ドライスーツ |
2月 | 20~21 | ドライスーツ、2ピース(6.5㎜) | 14~15 | ドライスーツ |
3月 | 21~22 | ドライスーツ、2ピース(5㎜) | 14~15 | ドライスーツ |
4月 | 22~23 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 15~17 | ドライスーツ |
5月 | 23~25 | フルスーツ(5㎜)+フードベスト | 16~19 | ドライスーツ |
6月 | 26~27 | フルスーツ(5㎜) | 17~20 | ドライスーツ |
7月 | 26~27 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 18~23 | ドライスーツ、2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト |
8月 | 27~28 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 21~28 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト |
9月 | 27~28 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 24~28 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト |
10月 | 24~26 | フルスーツ(5㎜)+フードベスト | 22~26 | ドライスーツ、2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト |
11月 | 23~24 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 19~23 | ドライスーツ |
12月 | 22~23 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 17~21 | ドライスーツ |
一番長いシーズン使えるスーツは沖縄と伊豆では異なります。
- 沖縄⇒フルスーツ(5㎜)
- 伊豆⇒ドライスーツ
また、暖かいシーズンしか潜らないなら、沖縄と伊豆はほぼ同じです。
- 沖縄⇒フルスーツ(5㎜)
- 伊豆⇒2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト
どこのエリアをメインで潜り、どのシーズンに潜るのかで水温が違います。水温に合ったスーツを選びましょう。
体形にフィットしたスーツを選ぶ
失敗しないスーツの選び方は体形にフィットしたスーツを選ぶことも大切です。
大きすぎるスーツはたくさんの水が入り、体の保温ができないからです。また、小さすぎると胸が圧迫されて息苦しく、着脱しづらいです。
ウエットスーツは首や手首、足首から少しずつ水が入ってきます。体型にフィットしたスーツはスーツに入った水を体温で保温しています。
「身長・体重」でサイズを決めた後にチェック
- 首・手首・足首のサイズはピッタリ
- 上胸囲のサイズはゆったり(3~5㎝余裕がある)
- 気になる部分のサイズが適正範囲
必ず、3つのチェックをしてスーツを選びましょう。
胸は呼吸がしやすいようにゆったりとしても、水が入る「3つの首回り」をピッタリさせることで保温できます。
採寸の方法がわからない方はこちらをご覧ください。
≫写真でわかりやすい採寸の方法
*「ウエットスーツ専門店TRY」さんを参照しています。
自分の体形にフィットするなら既製品よりもフルオーダーがいいの?
フルオーダーのスーツは約30カ所採寸して作るので自分の体形にとてもフィットします。体形にフィットすると保温力もアップします。腕や太ももをゆったりにして楽に
着られるカスタマイズも大きなメリットです。
必要なオプションをつける
失敗しないスーツの選び方は自分に必要なオプションをつけることも必要です。
既製品のスーツでは背丈のサイズが合っても、腕や足の太さは人によって違うからです。
スーツの着脱は準備で一番大変と言われます。オーダースーツであれば自分に合うサイズですが、既製品であればオプションを付けると着やすさが変わります。
- 着やすさ重視の人⇒手首・足首のファスナー
- 首がくるしい人⇒首もとファスナー
- 寒がりな人⇒裏を起毛生地にする
- 首から水が入るのがイヤな人⇒大きい首のベルクロ(マジックテープ部分)
沖縄や伊豆など、どのエリアをメインでダイビングをするのかを決めてみましょう。ダイビングを年中楽しみたいなら、シーズンで一番長く使えるスーツを選ぶのがいいと思います!
初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」比較表
「初心者におすすめのウエットスーツ」は最も買う人の多いフルスーツ(ワンピース)5㎜の既製品で比較しました。
スーツは試着しにくいから、おすすめを参考にしよう~
画像 | 名称(メーカー) | タイプ | 料金(税込)・最安 | サイズ (レディース) | サイズ (メンズ) | 表生地 | 裏生地 | 標準装備 | デザイン | オプション | 公式ページ |
AW (World Dive) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 65,780円 (ネット最安) 52,624円 | レディース 7Y~15O 25サイズ 身長(147~172) 体重(36~72) | メンズ SY~3LO 26サイズ 身長(158~185) 体重(46~87) | ジャージ | ジャージ | なし | 全体・ポイントとも15カラーから選べる | フルオーダー 手首、足首ファスナー 首もとファスナー ポイントマーク | 詳細を見る | |
GULL READYーMADE 5mmWET SUITS (GULL) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 66,000円 (ネット最安) 56,100円 | レディース MS~L 6サイズ 身長(153~166) 体重(44~60) | メンズ M~XL 6サイズ 身長(160~180) 体重(54~76) | ジャージ | 起毛(保温効果) | 手首・足首ファスナー 裏起毛 ロングベルクロ | 男女1カラーのみ | なし | 女性を見る 男性を見る | |
BCROS-ι ビクロス イオタ (Bizm) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 47,300円 (膝パット付き 53,900円) | レディース 7A~15X 17サイズ 身長(148~170) 体重(42~69) | メンズ SY~LLX 17サイズ 身長(158~180) 体重(48~81) | ジャージ | ジャージ | なし 膝パットもオプション | ベース黒 ステッチ(ライン)14カラーから選べる | フルオーダー 手首、足首ファスナー 首もとファスナー 膝パット | 詳細を見る | |
DISCOVERY LIGHT ディスカバリーライト (MOBBY’S) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 71,500円 | レディース 5A1~11A5 15サイズ 身長(150~170) 体重(40~62) | メンズ 88Y3~100YA7 21サイズ 身長(160~180) 体重(56~80) | ジャージ | ジャージ | なし | ポイントを18カラーから選べる | フルオーダー 手首、足首ファスナー 首もとファスナー | 詳細を見る | |
5.5mm Pleasant 5.5㎜プレザント (アクアラング) | フルスーツ (ワンピース) 5.5㎜ | 74,800円 (ネット最安) 37,400円 | レディース S~L 4サイズ 身長(153~168) 体重(45~61) | メンズ XS~2XL 6サイズ 身長(155~190) 体重(55~89) | ジャージ | ジャージ | 手首・足首ファスナー | 男女1カラーのみ | なし | 詳細を見る | |
5mm FULL BASIC2 (HeleiWaho) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 34,650円 | レディース S~L 4サイズ 身長(153~168) 体重(45~61) | メンズ M~XL 4サイズ 身長(163~179) 体重(55~75) | ジャージ | ジャージ | 手首・足首ファスナー | 男女1カラーのみ | なし | 女性を見る 男性を見る |
スーツ選びで大切なことは、まずフィットするサイズを確認することです。次にメーカーの信頼度・料金・保温性・デザインなど自分の好みに合わせて選んでいきましょう!
初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」ランキング
ウエットスーツ(5㎜)の料金は通常定価3.6~14.0万円(税別)と4倍近い幅があります。一般的に多いのは5~7万円のウエットスーツが多いです。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」から厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能な機能がついていますが「性能と料金のバランス」を検討した上でランキングしています。
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいスーツが分かってきたよ、ランキングを参考にしてみよう!
第1位 AW(World Dive)ワールドダイブ
スーツ専門メーカーがいい人、フィット感がほしい人、豊富なサイズから選びたい人、体形が気になる人
料金(税込) | 定価65,780円 最安販売は52,624円 楽天・Yahoo(2023.8月) |
サイズ | レディース25サイズ、メンズ26サイズから選べる(セミオーダー) ≫カタログのサイズ表 |
デザイン | 1パターンの男女15カラーから選べる ≫レディースカラーチョイス ≫メンズカラーチョイス |
メリット | ・豊富なサイズでフィット感があり、体の保温ができる ・スーツメーカーの信頼度が高い ・首から水の浸入を押さえ保温をキープ ・自分好みのオプションが選べる ・フルサイズオーダーも作れる |
デメリット | ・既製品の料金としては安くはない |
「World Dive」はスーツメーカーの代表的なブランドです。豊富な既製品サイズからフィットするスーツを選べ「セミオーダー」と言われています。サイズが合わない人もフルオーダーで作ることもできます。スーツは体の保温が大切なのでフィットしたスーツを選べること、料金のバランス、信頼度を考えて第1位としました。
第2位 GULL READYーMADE 5mm WET SUITS(GULL)
寒がりな人、手首・足首ファスナーがほしい人
料金(税込) | 定価66,000円 最安販売は56,100円楽天(2023.8月) |
サイズ | 6サイズから選べる ≫レディースサイズ表 ≫メンズサイズ表 |
デザイン | 男女1カラーのみ |
メリット | ・起毛の裏生地で保温効果が高い ・手・足首ファスナーは着脱しやすい ・首から水の浸入を押さえ保温をキープ ・毎年デザインが変わる |
デメリット | ・カラーが1パターンのみ ・6サイズしかない |
「FIR遠赤外起毛素材」を裏生地に使用し保温性の高いスーツです。既製品で裏起毛のスーツは少なく寒がりの方にはおすすめです。手首・足首ファスナーは着脱がしやすく便利で、料金とのバランスを考えて第2位としました。
第3位 BCROS-ι「ビクロス イオタ」(Bizm)
シンプルなスーツがいい人、フィット感がほしい人、豊富なサイズから選びたい人
料金(税込) | 定価47,300円 (膝パット付き53,900円) |
サイズ | 17サイズから選べる ≫サイズ表(54ページ) |
デザイン | ベース黒、ステッチ(ライン)14カラーから選べる |
メリット | ・豊富なサイズでフィット感があり、体の保温ができる ・自分好みのオプションが選べる ・フルサイズオーダーも作れる ・リーズナブルな料金設定 |
デメリット | ・膝パットもオプション ・ネット販売をしていない |
2023年にBizmから発売の表裏ジャージのスーツ、シンプルなデザインとリーズナブルな料金設定、あとは自分好みでオプションを付けられます。17サイズから選べてフィットしやすく、サイズが合わない人もフルオーダーもできる。料金とのバランスを考えて第3位としました。
第4位 DISCOVERY LIGHT「ディスカバリーライト」(MOBBY’S)モビー
寒がりな人、手首・足首ファスナーがほしい人
料金(税込) | 定価71,500円 |
サイズ | 女性15、男性21サイズから選べる ≫サイズ表 |
デザイン | ポイントを18カラーから選べる ≫デザインチェック |
メリット | ・豊富なサイズでフィット感があり、体の保温ができる ・スーツメーカーの信頼度が高い ・軽量で柔らかく着心地のいい ・自分好みのオプションが選べる ・フルサイズオーダーも作れる |
デメリット | ・既製品の料金としては安くはない ・ネット販売をしていない |
「MOBBY’S」はスーツメーカーとして人気のあり、1ランク上のかわいいデザインカラーを着ている人も多くいます。軽量で着心地の良さと着脱のしやすさ、料金のバランス、信頼度を考えて第4位としました。
第5位 5.5mm Pleasant「プレザント」(アクアラング)
丈夫なスーツがいい人、寒がりな人、手首・足首ファスナーがほしい人
料金(税込) | 定価74,800円 最安販売は37,400円 楽天・Yahoo(2023.8月) |
サイズ | 女性4、男性6サイズから選べる ≫サイズ表 |
デザイン | 男女1カラーのみ |
メリット | ・丈夫で破れにくい生地 ・5.5㎜と厚く保温効果がある ・長い手・足首ファスナーで着脱しやすい ・ネット料金はリーズナブル |
デメリット | ・レンタルでよく使用している ・カラーが1パターンのみ ・サイズが少ない |
丈夫で、5.5㎜の保温効果のあるジャージスーツ、ネット料金はリーズナブルで着ているダイバーも見かけます。ただレンタルとして使っているショップも多く、1パターンのカラーで全く同じになってしまうのが残念で第5位としました。
第6位 5mm FULL BASIC 2(HeleiWaho)ヘレイワホ
リーズナブルな料金がいい人、手首・足首ファスナー付きがいい人
料金(税込) | 定価34,650円 最安販売は16,883円 Amazon(2023.8月) |
サイズ | 4サイズから選べる ≫レディースサイズ表 ≫メンズサイズ表 |
デザイン | 男女1カラーのみ |
メリット | ・手首・足首ファスナーで着脱しやすい ・内側に縫い目がなく着心地いい ・リーズナブルな料金設定 |
デメリット | ・レンタルでよく使用している ・カラーが1パターンのみ ・サイズが少ない |
リーズナブルな既製品スーツは数多くありますが、このスーツは量販店AQROSのオリジナルでリーズナブルさと着心地の良さがあります。サイズが4パターンと少なくフィット感は望めませんが、温かいシーズンに着るならいいと思います。料金を重視する人におすすめのスーツとして第6位としました。
自分好みのスーツは決まりましたか?
ワールドダイブ、モビー、GULLなどのメーカーで人気があるのはどれ?
ダイバーに人気があるメーカーってどれかな~?
沖縄でスーツのシェアを調査してみました。
沖縄でのスーツ調査ではスーツ仕立て専門店のスーツが多く、次にさまざまなメーカーのスーツという結果になりました。
暖かい時期でタイプも3~5㎜のフルスーツや2~3㎜の2ピースといろんなダイバーがいました。
沖縄で潜るダイバーのスーツは主に3パターンに分かれます。
- 沖縄メインの人⇒スーツ仕立て専門店
- 地元メインの人ー⇒スーツ専門メーカー
- リゾートダイバー⇒ネット購入できるメーカー
どのダイバーが多いかによって、スーツメーカーは変わってきます。
5㎜のウエットスーツで言えば、おすすめ6選のスーツは信頼できるメーカーであり、どのメーカーも特徴があるので自分の合うスーツを選んで潜ればいいと思います。
レンタルなどで使ってみて、フィット感や使いやすさを見つけることも大切ですね。
フルオーダースーツは1ランクアップしたスーツ
フルオーダースーツのメリットも知っておきたいな~!
フルオーダーは既製品と比べると1ランクアップしたスーツです。
既製品ではないサイズも自分の体に合わして作れるのはもちろん、生地やデザインを変えたり、オプションをつけて快適さをアップグレードできるからです。
- 着心地をよくする⇒採寸後に、腕、太もも、胸など2~3㎝ゆったりする調整ができる
- 寒いのが苦手⇒表スキン・裏起毛生地で作れる
- 首の締めが苦手⇒締めつけのない首もとファスナーを付けられる
- デザイン⇒自分のイメージデザインで作れる
採寸の手間、3週間~1ヵ月の製作期間、料金アップというデメリットもありますが、2着目や2ピースを作るならフルオーダースーツはおすすめです。
フルオーダーはどこで作ればいいの?
ダイビングショップや量販店で作れます。約10分で採寸ができ、どんなスーツにしたいかを一緒に考えていきます。都市型ショップや量販店ではスーツメーカー、現地リゾート型ショップではスーツ仕立て専門店で作ることが多いです。
スーツメーカーとスーツ仕立て専門店の違いは料金とデザインです。仕立て専門店はブランドメーカーではないのでメーカーの既製品と同等の料金でつくれます。デザインはダイビングメーカーにあるデザインの中から選び、仕立て専門店では自由にデザインや生地を選べます。
2着目のスーツを買う場合は信頼できるダイビングショップでフルオーダースーツを相談してみよう。スーツのタイプ、生地の厚みや種類、フィット感を重視して「高すぎない」スーツを作りましょう。
ウエットスーツの下に着るインナーの選び方とおすすめ
ウエットスーツの下に着るインナー選びはとても大切です。
スーツの下に着るインナーは主に3パターンあり、気候や水温によって着るインナーの種類が変わってくるからです。
スーツだけだと寒い時期はどんなインナーがいいのか教えて~!
ラッシュガード
暑い日に陸でスーツを着たままでいると熱中症になります。スーツの上半身を脱げば、濡れたラッシュガードが体を冷やし熱中症対策になります。UVカットの生地なら日焼け防止にもなります。ただラッシュガードの保温効果はありません。
- 暖かい気候に着るインナー
- 日焼け防止になる
- 熱中症対策になる
- スーツが着脱がしやすい
フードベスト
寒い気候に着るインナー、フードベストは2~3㎜の厚みがあり体と頭の保温ができます。裏生地が起毛になっているとさらに保温効果が高まります。
体の保温で大切なのは?
体温が一番失われるのは頭です。体温の約1/3は頭から奪われます。皮膚が薄く、脂肪がつきにくいカ所だからです。フードをかぶるだけで体の保温効果が高まります。
- 寒い気候に着るインナー
- フードは体の保温効果が高い
- スーツのフィット感を高めて保温効果を良くする
- 腕がフィットしているスーツも着ることができる
髪の長い人はフードの中に髪をまとめにくいことやファスナーのないフードベストは脱着しにくいというデメリットもあります。
保温性のあるインナー
保温性のあるインナーは上半身を保温する長袖や下半身を保温するロングパンツがあります。ラッシュガードよりも厚く、1~2㎜の断熱性のある生地でかなり保温効果があり、フードベストと重ね着もできます。
- 寒い気候に着るインナー
- 断熱性のある生地で保温効果が高い
- スーツのフィット感を高めて保温効果を良くする
- フードベストと重ね着することもできる
スーツサイズに余裕がないと着にくいことや料金が高いというデメリットはあります。
僕も暖かいシーズンはラッシュガードを着ています。スーツが着やすく、快適に体を冷やしてくれます。寒い時期は保温性のあるインナーにスーツ、もっと寒くなれば、保温性のあるインナー+フードベストを重ね着して潜っています。保温性のあるインナーは水を通しにくいのでとっても気に入っています。
ウェットスーツは洗い方・干し方・保管方法が大切
ウエットスーツは使用後にきちんとお手入れすることが大切です。
スーツは主にクロロプレンゴム(ネオプレンゴム)で作られています。時間の経過とともにスーツは硬く、縮んでいきますが、海水が残っているとさらに生地の硬化を早めるからです。
スーツを長持ちさせる方法はきちんとしたお手入れをすることです。ウエットスーツを使った後の洗い方、干し方、保存方法を紹介します。
自分のスーツを長く使いたいなら洗い方もちゃんと知っておいた方がいいね!
洗い方
ウェットスーツは真水やぬるま湯でやさしく手洗いします。
洗濯機で洗ったり、脱水すると生地を傷めることや型くずれの原因になるからです。
ファスナー部分や裏起毛の生地は特に塩分や砂が落ちにくいのでつけ置きをおすすめします。
洗った後もにおいが残るスーツに「ウエットスーツシャンプー」を使ってみましょう。もみ洗いすると原因菌を抑制していい香りがするので、試す価値はあります!
ウェットリフレッシャー/ウェットスーツ洗剤 柔軟剤 コンディショナー アロマウェット
スーツだけではなく、フード、ブーツ、グローブなどにも使ってください。新品のような柔軟さと心地いい香りに包まれます。
干し方
手洗いした後は、裏面のままハンガーに吊るして、風通しの良い日陰で乾かします。
直射日光は生地を傷めるので日陰で干すことをおすすめします。
乾いたら表面にして同じように乾かします。
保管方法
ハンガーに吊るし、ファスナーを閉めて保管します。
折りたたんだ状態で保管すると生地を傷めてしまうことがあるからです。
太いハンガーでスーツを吊すと肩が傷みにくいのでおすすめです。
スーツのお手入れはとっても簡単、きちんとしたお手入れでスーツの寿命がぐっと長くなりますよ!
ウエットスーツ選びに迷ったらイチオシは「AW(World Dive)ワールドダイブ」
どれがいいのか迷う場合、一番おすすめのフィンはどれですか?
フィンの中で迷ったら「AW(World Dive)ワールドダイブ」を買うことをおすすめしています。
- 豊富なサイズから選べてフィット感と体の保温ができる
- 15色から好みのカラーを選べる
- スーツ専門メーカーの既製品として信頼度がある
初心者からインストラクターまですべてのダイバーに愛されているスーツメーカー!
ダイビングスーツだけに特化したWorldDive(ワールドダイブ株式会社)は常に快適なスーツを設計し、素材や縫製技術を追求し続けています。また、品質にこだわったメイドインジャパンは信頼性が高く、多くのダイバーが使用しています。
初めて買うウエットスーツなら、自信を持って「AW(WorldDive)」をおすすめします。
イントラ厳選「ウエットスーツ」初心者におすすめの6選!初めて買うダイビング器材の選び方のまとめ
今回は「初めて買うウエットスーツのおすすめ6選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験30本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うかどうか迷っている方によく伝えることがあります。
- 「これからもダイビングを続けたい!」と決めたときに買う。
- 「ストレスを感じて困っている器材」「自分の欲しい器材」の順で買いましょう。
- ダイビング経験20~50回で少しずつ買っていく。
ダイビング経験30本の人には、いろんなスーツを試しながらダイビングをしてほしいです。
同じスーツばかり使っていると良さが比べられません。
いろいろと使ってみると「これいい感じ~!」と実感できるスーツに出会えるかもしれません。
ショップでは数種類のタイプがあるので、リクエストしてみましょう。
「初めてスーツを買う初心者におすすめの6選」は 1人のインストラクターが検討した結果の意見ですが、少しでもダイバーの参考になればうれしいと思っています。
試着して検証「ウエットスーツ」初心者におすすめの3選!初めて買うダイビング器材の選び方
- スーツは体を守る3つの役割がある
- 水温で変えるスーツの種類を紹介
- ウエットスーツで失敗しない3つの選び方
- 水温に合ったスーツを選ぶ
- 体形にフィットしたスーツを選ぶ
- 必要なオプションをつける
- 初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」比較表
- 初めて買う初心者におすすめの「5㎜ウエットスーツ」ランキング
- 第1位 AW(World Dive)ワールドダイブ
- 第2位 GULL READYーMADE 5mm WET SUITS(GULL)
- 第3位 BCROS-ι「ビクロス イオタ」(Bizm)
- 第4位 DISCOVERY LIGHT「ディスカバリーライト」(MOBBY’S)
- 第5位 5.5mm Pleasant「プレザント」(アクアラング)
- 第6位 5mm FULL BASIC 2(HeleiWaho)
- ワールドダイブ、モビー、GULLなどのメーカーで人気があるのはどれ?
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を詳しく書いています。
今回は「初めて買うウエットスーツはどれを買えばいいの?」という声をもとに記事にしました。
今ではウエットスーツのフィット感や保温効果のいいスーツの良さをよく知っているので、既製品ではなく、スーツ仕立て専門店でフルオーダースーツを頼んでいます。
今回初めて買うウエットスーツを既製品に限定したのは、「料金、買いやすさ」を重視したためです。
フルオーダースーツは店員のおすすめで買うとあっという間に10万円コースになることもあります。
信頼できるダイビングショップがあるのなら、自分に合ったフルオーダーを選んでくれると思います。
既製品のスーツは初心者にとって「高価すぎない器材」から「使いやすい、丈夫さ、デザイン、フィット感」を考えた上で厳選して選んだスーツです。
「使ってみて、失敗した~」と思わないために少しでも役に立つとうれしいです!
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