軽器材を買ったら、次に買いたいのは「ウエットスーツ」
ランキング記事でおすすめしている器材は種類がいっぱいあって、結局、「自分に合う器材はどれなの?」ってなるんだよね?
おすすめの器材というのはダイビング経験、性別、筋力などで変わってくるからです。
この記事では「初めて買う」初心者におすすめの器材を厳選してランキングにしています。
初めて買う人にとって重要なことは自分に合う器材を見つけることです。
そのために、16年間のインストラクター経験から実際に使いやすさを試着チェックし、メーカーにも意見を伺い、中立な立場で「初めて買う人におすすめの器材」を紹介しています。
この記事を読むと、自分に合うスーツが見つかる上に、スーツについて詳しくなり、選び方までわかるようになります。
スーツ選びで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてください。
初めて買う人にとって本当にいいと思ったスーツを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのスーツの紹介じゃないよ。

ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験でわかったダイビング知識を伝えようとブログを開設
- ダイビング経験0の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログを発信
- 中立的な立場で誰よりもわかりやすく解説する
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、17年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
スーツには身を守る3つの役割がある

スーツには身を守る3つの役割があります。
- 体の保温
- けがの防止
- 浮力をつける
身を守る3つの役割の中で最も大切なことは体の保温です。
スーツを着ることでも体を守っているんだね!
体の保温
海の中は陸よりも熱が奪われやすく時間と共に体が冷えてきます。
保温効果のないスーツは夏でも長時間潜っていると低体温症になる恐れがあるからです。
ウエットスーツはスーツの中に入ってきた水を体温で保温する役割があり、そのためには自分の体にフィットしたスーツを着る必要があります。
けがの防止
水中に潜っているとけがやクラゲに刺されたりすることがあります。
ダイビング中は視野も狭くなるので、危険な生き物に触れてしまったり、ゴツゴツとした岩場に体が擦れることがあるからです。
スーツを着ることで肌に直接当たらないため、けがを防ぐことができます。
浮力をつける
水中では何かのトラブルに遭うことがあります。
スーツには浮力があるので、ゆっくりと水面へ浮上もできて、水面に浮かんでいることができるからです。
水中で対応できないトラブルにあった時は、ウエイトを外せば、ゆっくりと浮上して水面で対処することもできます。
海の中ではクラゲやプランクトンに刺されることもあります。刺されるとダイビング中ずっと「痛かゆい」くなるのでフルスーツ、ブーツ、グローブで肌を保護するのがいいよ!
スーツの種類を紹介

ダイビングのスーツは大きく分けると2種類に分かれます。
- ウエットスーツ
- ドライスーツ
2つのスーツの違いは保温の方法です。
ウエットスーツはスーツの中に入ってきた水を体温の熱で保温します。ドライスーツは首からつま先まで水に濡れない仕様になっているのでインナーを着て保温します。
水温が温かいならウエットスーツ、水温が冷たい時期やエリアならドライスーツを着ます。水温では22℃前後が1つの目安になります。
今回はウエットスーツについて紹介していきますね。
- スーツのタイプ⇒ワンピース・2ピース
- 生地の厚み⇒3㎜・5㎜・6.5㎜
- 生地の種類⇒ジャージ・スキン・起毛(きもう)
ウエットスーツはタイプや生地の厚みや種類を変えるといろんなパターンになります。
どんな海で潜るかによって、保温効果と使いやすさは違うので自分に合ったスーツを見つけていきましょう!
ウエットスーツのタイプ
ウェットスーツは水温や使いやすさによって2つのタイプがあります。
- ワンピース
- 2ピース
ワンピース
ワンピースは主に2種類あります。

- フルスーツ(ワンピース)
- シーガル
ワンピースで最も多いのは「長袖+長ズボン」タイプのフルスーツです。
一般的に「ワンピース」と言うことが多いです。
メリット
- 体を動かしやすい
- 既製品も数多くあり、リーズナブル
- 2ピースよりかさばらない
デメリット
- 寒くなってくるとフードベストなど必要
初めてスーツを買う人、温かい海でダイビングをする人
「半袖+長ズボン」タイプのシーガルは夏シーズンに着て、シーガルの上にジャケットを羽織ることで寒い時期も使用できる良さがあります。
2ピース
2ピースは主に3種類に分けられます。


- シーガル+ジャケット⇒夏はシーガル、寒い時期は2ピースと着分けができる
- ロングジョン+ジャケット(フード)⇒肩を動かしやすい、着やすいが首から水が入りやすい
- 胴切り+ボレロ⇒上着を脱がずにトイレに行ける良さがある、フードも一体化して水が入りにくい
2ピースのタイプは特色がそれぞれありますが、共通なこととして
メリット
- ワンピースより保温効果がある
- ダイビングできる人に見える
デメリット
- 既製品は少なくオーダーメイドがメイン、少し高価
- ワンピースよりかさばる
2枚目のスーツを買う人、寒がりの人
2ピースはワンピースよりも暖かく、寒い時期に着ることが多くなります。タイプは保温性や使いやすさで好みがわかれます。
僕が最初に買った2ピースは「シーガル+ジャケット」、夏も冬も着れると思って買いました。夏にシーガルだけで潜るとプランクトンに刺されるので長袖のラッシュを着るといいです。今は「胴切り+ボレロ」が暖かくて楽なので、とっても気に入ってます。
ウエットスーツ生地の厚み
生地の厚みは主に3種類あります。

- 3㎜スーツ⇒最適な水温27~28度
- 5㎜スーツ⇒最適な水温23~27度
- 6.5㎜(ロクハン)スーツ⇒最適な水温20~24度
生地の厚みによって保温効果はかなり違います。
初めてウエットスーツを買う人のほとんどは5㎜スーツを買います。
5㎜スーツは3㎜と6.5㎜スーツの両方のメリットがあり、一番長いシーズン着ることができるスーツになります。3㎜や6.5㎜のスーツは最適な水温でさらに楽しむために2枚目のスーツとして買う人が多いです。
ウエットスーツ生地の種類

ウエットスーツは主にクロロプレンゴム(ネオプレンゴム)という素材で作られています。
クロロプレンゴム(ネオプレンゴム)とは?
スポンジのように気泡を含んだ合成ゴムのことです。気泡の量により伸縮性や保温性が違ってきます。気泡の量が多いと水圧で生地が薄くなっていき保温性がなくなっていきます。ダイビングでは気泡の量を少なくした保温性の高いクロロプレンゴムを使います。
生地の種類は主に3種類あります。

- ジャージ⇒表・裏で使用可
- スキン⇒表・裏で使用可
- 起毛(きもう)⇒裏面のみで使用
クロロプレンゴム(スキン)の上にジャージや起毛を張り合わせることで性能も違ってきます。
- 表ジャージ・裏ジャージ⇒耐久性がある、水が浸透し陸の風に弱い
- 表スキン・裏ジャージ⇒水はけがよく、陸の風に強い
- 表ジャージorスキン・裏起毛⇒最も保温効果がある
最もよく使われるのは両面ジャージ生地のスーツです。
ジャージは一般的に安く、丈夫で、着脱もしやすく、カラーデザインも豊富です。スキンは水はけがいいので風に強いのがメリットです。寒いシーズンは表生地をスキン、裏生地を起毛にすることで保温効果が上がります。
スーツの種類はタイプや生地の厚み、生地の種類がたくさんあるけど、フルスーツ(ワンピース)の5㎜の両面ジャージが一番多いよ。
失敗しないスーツの選び方を3つ紹介

失敗しないスーツの選び方を3つ紹介します。
- 水温に合ったスーツを選ぶ
- 体型にフィットしたスーツを選ぶ
- 必要なオプションをつける
失敗しない選び方は「どのエリアでどのシーズンにダイビングをするのか?」を考えてスーツを選ぶことです。
水温に合わないスーツを着ると体の保温ができずに寒くなり、我慢していると低体温症なるからです。
寒いのを我慢しながらダイビングした時は楽しさより「早く上がりたい~!」という気持ちが強かったかも?
水温に合ったスーツを選ぶ
失敗しないスーツの選び方は水温に合ったスーツを選ぶことがとっても重要です。
沖縄や伊豆のようにどこをメインで潜るかによって水温はかなり違ってくるからです。
水温によって体を保温するスーツのタイプ、生地の厚みなどが変わってきます。沖縄と伊豆の年間の水温とスーツを比較してみましょう。(寒さの感覚は人によって違うので、参考として見てください。)
沖 | 縄 | 伊 | 豆 | |
月 | 水温 | 適したスーツ | 水温 | 適したスーツ |
1月 | 21~22 | ドライスーツ・2ピース(6.5㎜) | 15~18 | ドライスーツ |
2月 | 20~21 | ドライスーツ・2ピース(6.5㎜) | 14~15 | ドライスーツ |
3月 | 21~22 | ドライスーツ・2ピース(5㎜) | 14~15 | ドライスーツ |
4月 | 22~23 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 15~17 | ドライスーツ |
5月 | 23~25 | フルスーツ(5㎜)+フードベスト | 16~19 | ドライスーツ |
6月 | 26~27 | フルスーツ(5㎜) | 17~20 | ドライスーツ |
7月 | 26~27 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 18~23 | ドライスーツ、2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト |
8月 | 27~28 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 21~28 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト |
9月 | 27~28 | フルスーツ(5㎜・3㎜) | 24~28 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト |
10月 | 24~26 | フルスーツ(5㎜)+フードベスト | 22~26 | ドライスーツ、2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト |
11月 | 23~24 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 19~23 | ドライスーツ |
12月 | 22~23 | 2ピース(5㎜)・フルスーツ(6.5㎜)+フードベスト | 17~21 | ドライスーツ |
一番長いシーズン使えるスーツは沖縄と伊豆では異なります。
- 沖縄⇒フルスーツ(5㎜)
- 伊豆⇒ドライスーツ
また、暖かいシーズンしか潜らないなら、沖縄と伊豆はほぼ同じです。
- 沖縄⇒フルスーツ(5㎜)
- 伊豆⇒2ピース(5㎜)・フルスーツ(5㎜)+フードベスト
どこのエリアをメインで潜るのか、どのシーズンに潜るのかによって水温が違ってきます。水温に合ったスーツを選びましょう。
体型にフィットしたスーツを選ぶ
失敗しないスーツの選び方は自分の体型にフィットしたスーツを選ぶことも大切です。
大きすぎてフィットしないスーツはスーツの中にたくさんの水が入って体の保温ができないからです。また、小さすぎると胸が圧迫されて息苦しくなったり着脱しにくいです。
ウエットスーツは首や手首、足首から少しずつ水が入ってきます。体型にフィットしたスーツはスーツの中に入ってきた水を体温の熱で保温することができます。
具体的にスーツサイズで重要な3つのチェックとは?
「身長・体重」で適正サイズをチェックした後に
- 首・手首・足首のサイズはピッタリ
- 上胸囲のサイズはゆったり(3~5㎝余裕がある)
- 気になる部分のサイズが適正範囲
必ず、3つのチェックをしてスーツサイズを選びましょう。
胸は呼吸がしやすいように少しゆったりにしても、水が入ってくる「3つの首回り」をピッタリさせることで保温効果があります。
採寸の方法がわからない方はこちらをご覧ください。
≫写真でわかりやすい採寸の方法
「ウエットスーツ専門店TRY」さんを参照させてもらっています。
自分の体型にフィットするなら既製品よりもフルオーダーがいいの?
フルオーダーのスーツは30カ所以上を採寸して作るので自分の体型にとてもフィットします。自分の体型にフィットしたスーツは保温力もアップします。腕や足をゆったりサイズにすれば快適に着ることができるカスタマイズも大きなメリットです。
必要なオプションをつける
失敗しないスーツの選び方は自分に必要なオプションをつけることも必要です。
既製品のスーツでは背丈のサイズが合っていても、腕や足の太さは人によって違うからです。
準備で一番大変なのが「スーツの着脱」と言われます。オーダースーツであれば自分に合うサイズですが、既製品であればオプションを付けることで着やすさを改善できます。
- 着やすさ重視の人⇒手首・足首のファスナー
- 首の絞まりが苦手な人⇒首もとファスナー
- 寒がりな人⇒裏生地を起毛生地にする
- 首から水が入るのがイヤな人⇒大きい首のベルクロ(マジックテープ部分)
沖縄や伊豆など、どのエリアをメインでダイビングをするのかを決めてみましょう。ダイビングを年中楽しみたいなら一番長いシーズン使えるスーツを選ぶのがいいと思いますよ!
初めて買う初心者におすすめの「ウエットスーツ」比較表
「初心者におすすめのウエットスーツ」は最も買う人が多いフルスーツ(ワンピース)5㎜の既製品で比較しました。
スーツはワンピースや2ピースなどのタイプ、生地の厚みや種類は水温や使いやすさによって違ってきます。今回は初めて買うウエットスーツとして既製品のフルスーツ(ワンピース)5㎜に限定して比較します。2着目からは2ピースやフルオーダーもおすすめです。
スーツは試着しにくいから、おすすめを参考にして選んでみよう。
画像 | 名称(メーカー) | タイプ | 料金(税込) | サイズ (レディース) | サイズ (メンズ) | 表生地 | 裏生地 | 標準装備 | デザイン | オプション | 公式ページ |
![]() | AW (World Dive) ワールドダイブ | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 64,350円 | レディース 7Y~15O 25サイズ 身長(147~172) 体重(36~72) | メンズ SY~3LO 26サイズ 身長(158~185) 体重(46~87) | ジャージ | ジャージ | なし | 1パターンの男女15カラーから選べる | フルオーダー 手首、足首ファスナー 首もとファスナー | 詳細を見る |
![]() | GULL READYーMADE 5mm WET SUITS (GULL) | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 60,500円 | レディース MS~L 6サイズ 身長(153~166) 体重(44~60) | メンズ M~XL 6サイズ 身長(160~180) 体重(54~76) | ジャージ | 起毛(FIR) | 手首・足首ファスナー ・裏起毛 | 男女1カラーのみ | なし | 詳細を見る |
![]() | 5mm FULL BASIC 2 (HeleiWaho) ヘレイワホ | フルスーツ (ワンピース) 5㎜ | 30,800円 | レディース S~L 4サイズ 身長(153~168) 体重(45~61) | メンズ M~XL 4サイズ 身長(163~179) 体重(55~80) | ジャージ | ジャージ | 手首・足首ファスナー | 男女1カラーのみ | なし | 詳細を見る |
スーツ選びで大事なことは、まずフィットするサイズがあるのか確認することです。次にメーカーの信頼度・料金・保温性・デザインなど自分の好みに合わせて選んでいきましょう!
初めて買う初心者におすすめの「ウエットスーツ」ランキング
ウエットスーツの料金は通常定価1.95~15.8万円(税別)と8倍近い幅があります。一般的に多いのは5.3~7.8万円のウエットスーツが多いです。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」から厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能な機能がついていますが「性能と料金のバランス」を検討した上でランキングしています。
- 第1位 AW(World Dive)
- 第2位 GULL READYーMADE 5mmWET SUITS(GULL)
- 第3位 5mm FULL BASIC 2(HeleiWaho)
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいスーツが分かってきたよ、ランキングを参考にして決めていこう!
第1位 World Dive(ワールドダイブ) AW

フィット感あるスーツがいい人、豊富なサイズから選びたい人、スーツ専門メーカーがいい人、
料金(税込) | 定価64,350円 最安販売は44,000円楽天・Yahoo(2022.4月) |
サイズ | レディース25サイズ、メンズ26サイズから選べる(セミオーダー) ≫サイズ表 |
デザイン | 1パターンの男女15カラーから選べる ≫レディースカラーチョイス ≫メンズカラーチョイス |
メリット | ・豊富なサイズから選べてフィット感があり、体の保温ができる ・スーツメーカーとしての信頼度が高い ・首回りからの水の浸入を押さえ保温をキープ ・自分好みのオプションが選べる ・体型が気になる人におすすめ |
デメリット | ・既製品の料金としては安くはない |
「World Dive」はスーツメーカーとして代表的なブランドです。フルオーダーを基本としていますが、AWは豊富な既製品サイズからフィットするスーツを選べるので「セミオーダー」と言われています。スーツ選びは体の保温が大切なので体にフィットしたスーツを選べること、料金のバランスを考えて第1位の価値は十分です。

第2位 GULL READYーMADE 5mm WET SUITS

寒がりな人、手首・足首ファスナー付きがいい人
料金(税込) | 定価60,500円 最安販売は42,471円楽天(2022.4月) |
サイズ | 6サイズから選べる ≫レディースサイズ表 ≫メンズサイズ表 |
デザイン | 1パターンの男女1カラーのみ |
メリット | ・裏起毛で保温効果が高い ・手首・足首ファスナー付きで着脱しやすい ・首回りからの水の浸入を押さえ保温をキープ ・寒がりな人におすすめ |
デメリット | ・デザインカラーが1パターンのみ |
「FIR遠赤外起毛素材」を裏生地に使用し保温性の高いスーツです。既製品で裏起毛のスーツは数少ないので寒がりの方にはおすすめしています。手首・足首ファスナーは着脱がしやすくなるので便利です。料金のバランスを考えて第2位にしました。

第3位 HeleiWaho(ヘレイワホ) 5mm FULL BASIC 2

リーズナブルな料金がいい人、手首・足首ファスナー付きがいい人
料金(税込) | 定価30,800円 最安販売は15,939円amazon(2022.4月) |
サイズ | 4サイズから選べる ≫レディースサイズ表 ≫メンズサイズ表 |
デザイン | 1パターンの男女1カラーのみ |
メリット | ・手首・足首ファスナー付きで着脱しやすい ・首回りからの水の浸入を押さえ保温をキープ ・内側に縫い目がなく着心地いい ・安さ重視の人におすすめ |
デメリット | ・デザインカラーが1パターンのみ ・サイズの数が少ない |
リーズナブルな既製品スーツは数多くありますが、このスーツはダイビング量販店の「AQROS」のオリジナルスーツで着心地の良さと耐久性があります。スーツサイズが少ないのでフィット感は高くないですが、温かいシーズンなら気にならないと思います。安さ重視の人におすすめスーツとして第3位にしました。

自分に合ったスーツは決まりましたか?
フルオーダースーツは1ランクアップしたスーツ

フルオーダースーツのメリットも知っておきたいな~!
フルオーダーのスーツは既製品と比べると1ランクアップしたスーツになります。
既製品にはないサイズでも自分の体に合わして作れるのはもちろん、生地やデザインを選んだり、オプションをつけて快適さをアップグレードできるからです。
- 着心地をよくする⇒自分の採寸サイズに腕、太もも、胸など2~3㎝ゆったりで作れる
- 寒いのが苦手⇒表スキン・裏起毛生地で作る
- 首の締めが苦手⇒締めつけのない首もとファスナーをつける
- デザイン⇒自分のイメージデザインで作れる
採寸の手間、3週間~1ヶ月の製作期間、料金アップというデメリットもありますが、2着目や2ピースを作るならフルオーダースーツはおすすめです。
フルオーダーはどこで作ればいいの?
ダイビングショップや量販店で作ることができます。フルオーダーは約15分で採寸をして、どんなスーツにしたいかを一緒に考えていきます。都市型ショップや量販店ではスーツメーカー、現地リゾート型ショップではスーツ仕立て専門店で作ることが多いです。
スーツメーカーとスーツ仕立て専門店の違いは料金とデザインです。仕立て専門店はブランドメーカーではないのでメーカーの既製品と変わらない料金でつくれます。デザインはダイビングメーカーでは決まったデザインの中から選び、仕立て専門店では自由にデザインできます。
2着目のスーツを買う場合は信頼できるダイビングショップでフルオーダースーツを相談してみよう。スーツのタイプ、生地の厚みや種類、フィット感を重視して「高すぎない」スーツを作りましょう。
ウエットスーツの下に着るインナーの選び方とおすすめ

ウエットスーツの下に着るインナー選びはとても大切です。
スーツの下に着るインナーは主に3パターンあり、気候や水温によって着るインナーの種類が変わってくるからです。
スーツだけだと寒い時期はどんなインナーがいいのか教えて~!
ラッシュガード
暑い日に陸でスーツを着ていると熱中症になります。スーツを上半身脱げば、濡れたラッシュガードで体が冷やされて気持ちよく熱中症対策になります。UVカットの生地なら日焼け防止にもなります。薄い生地のラッシュガードは保温効果がありません。
- 暖かい気候に着るインナー
- 日焼け防止になる
- 熱中症対策になる
- スーツが着脱がしやすい
フードベスト
寒い気候に着るインナー、フードベストは2~3㎜の厚みがあり体と頭の保温ができます。裏生地が起毛になっているとさらに保温効果が高まります。
体の保温で大事なのは?
体温が一番失われるのは頭です。体温の約1/3は頭から奪われます。皮膚が薄く、脂肪がつきにくい箇所だからです。フードをかぶるだけで体の保温効果があります。
- 寒い気候に着るインナー
- フードは体の保温効果が高い
- スーツのフィット感を高めて保温効果を良くする
- 腕がフィットしているスーツも着ることができる
髪の長い人はフードの中に髪をまとめにくいことやファスナーのないフードベストは脱着しにくいというデメリットもあります。

保温性のあるインナー
保温性のあるインナーは上半身を保温する長袖や下半身を保温するロングパンツがあります。ラッシュガードよりも厚く、1~2㎜の断熱性のある生地でかなり保温効果があり、フードベストと重ね着することもできます。
- 寒い気候に着るインナー
- 断熱性のある生地で保温効果が高い
- スーツのフィット感を高めて保温効果を良くする
- フードベストと重ね着することもできる
スーツサイズに余裕がないと着にくいことや料金が高いというデメリットはあります。


僕も暖かいシーズンはラッシュガードを着ています。スーツが着やすく、快適に体を冷やしてくれます。寒い時期は保温性のあるインナーにスーツ、もっと寒くなれば、保温性のあるインナー+フードベストを重ね着して潜っています。保温性のあるインナーは水を通しにくいのでとっても気に入っています。
ウェットスーツはお手入れすることが大切

ウエットスーツは使用後にきちんとお手入れすることが大切です。
スーツは主にクロロプレンゴム(ネオプレンゴム)で作られています。時間の経過と共にスーツは硬く、縮んでいきますが、海水が残っているとさらに生地の硬化を早めるからです。
スーツを長持ちさせる方法はきちんとしたお手入れをすることです。ウエットスーツを使った後の洗い方、干し方、保存方法を紹介します。
自分のスーツを長く使いたいから洗い方もちゃんと知っておいた方がいいね!
洗い方
ウェットスーツは真水やぬるま湯でやさしく手洗いします。
洗濯機で洗ったり、脱水すると生地を傷めることや型くずれの原因になるからです。
ファスナー部分や裏起毛の生地は特に塩分や砂が落ちにくいのでつけ置きをおすすめします。
洗った後もにおいが残るスーツに「ウエットスーツシャンプー」を使ってみましょう。もみ洗いすると原因菌を抑制していい香りがします。試す価値ありますよ。
ウェットリフレッシャー/ウェットスーツ洗剤 柔軟剤 コンディショナー アロマウェット


スーツだけに使うのではもったいないので、フード、ブーツ、グローブなども使ってください。新品のような柔軟さと心地いい香りに包まれます。
干し方
手洗いした後は、裏面のままハンガーに吊るして、風通しの良い日陰で乾かします。
直射日光は生地を傷めるので日陰で干すことをおすすめします。
乾いたら表面にして同じように乾かします。
保管方法
ハンガーに吊るし、ファスナーを閉めて保管します。
折りたたんだ状態で保管すると生地を傷めてしまうことがあるからです。
太いハンガーでスーツを吊すと肩が傷みにくいのでおすすめです。
スーツのお手入れはとっても簡単、きちんとしたお手入れでスーツの寿命がぐっと長くなりますよ!
ウエットスーツ選びに迷ったらイチオシは「World Dive(ワールドダイブ)のAW」
どれがいいのか迷う場合、一番おすすめのフィンはどれですか?
フィンの中で迷ったら「World Dive(ワールドダイブ)のAW」を買うことをおすすめしています。

- 豊富なサイズから選べてフィット感と体の保温ができる
- 15色から好みのカラーを選べる
- World Diveからの既製品スーツとして信頼度がある
初心者からインストラクターまですべてのダイバーに愛されているスーツメーカー!
ダイビングスーツだけに特化したWorldDiveブランド(ワールドダイブ株式会社)は常に快適なスーツを設計し、素材や縫製技術を追求し続けています。また、品質にこだわったメイドインジャパンは信頼性が高く、多くのダイバーが使用しています。

初めて買うウエットスーツなら、自信を持って「WorldDive」の「AW」をおすすめします。
試着して検証「ウエットスーツ」初心者におすすめの3選!初めて買うダイビング器材の選び方のまとめ
今回は「初めて買うウエットスーツのおすすめ3選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うかどうか迷っている方によく伝えることがあります。
- 「これからもダイビングを続けたい!」と決めた時に買う。
- 「ストレスを感じて困っている器材」「自分の欲しい器材」の順で買いましょう。
- ダイビング経験20~50回で少しずつ買っている方が多いです。
ダイビング経験20本までの人には、いろんなスーツを試しながらダイビングをしてほしいです。
同じスーツばかり使っていると良さが比べられないです。
フルスーツ5㎜でも手首・足首・首もとファスナーの有無で比べてみることやフルスーツの3㎜、1サイズ大きなスーツ、フードベストなど着比べてみましょう。
色々と使ってみると「これいい感じ~!」と実感できるスーツに出会えるかもしれません。
ショップではいろんな種類のスーツを用意しているので、リクエストしてみてくださいね。
「初めて買うおすすめのウエットスーツ3選」は 1人のインストラクターの検討した結果の意見ですが、少しでもダイバーの参考になればうれしいと思っています。
試着して検証「ウエットスーツ」初心者におすすめの3選!初めて買うダイビング器材の選び方
- スーツの身を守る役割を3つ紹介しています
- スーツの種類を紹介しています
- 選び方のコツを3つ紹介しています
- 水温に合ったスーツを選ぶ
- 体型にフィットしたスーツを選ぶ
- 必要なオプションをつける
- 比較表でおすすめのウエットスーツを比べました
- おすすめウエットスーツをランキングにまとめました
- 第1位 World Dive(ワールドダイブ) AW
- 第2位 GULL(ガル)READYーMADE 5mm WET SUITS
- 第3位 HeleiWaho(ヘレイワホ)5mm FULL BASIC
- フルオーダースーツは1ランクアップしたスーツ
- ウエットスーツの下に着るインナーのメリットと選び方
- ウェットスーツはお手入れすることが大切
- ウエットスーツ選びに迷ったらイチオシは「World DiveのAW」
- ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
を詳しく書いています。
今回は「初めて買うウエットスーツはどれを買えばいいの?」という声をもとに記事にしました。
今ではウエットスーツのフィット感や保温効果のいいスーツの良さをよく知っているので、既製品ではなく、スーツの仕立屋さんでフルオーダースーツを頼んでいます。
今回初めて買うウエットスーツを既製品に限定したのは、「料金、買いやすさ」を重視したためです。
フルオーダースーツは店員のおすすめで買うとあっという間に10万円コースになってしまいます。
信頼できるダイビングショップがあるのなら、自分に合ったフルオーダーを選んでくれると思います。
既製品のスーツは初心者にとって「高価すぎない器材」から「使いやすい、丈夫さ、デザイン、フィット感」を考えた上で厳選して選んだスーツです。
「使ってみて、失敗した~」と思わないために少しでも役に立つとうれしいです!
軽器材とスーツの次におすすめするのはダイブコンピュータです。
「ダイブコンピュータ」のおすすめを読みたい人は見てくださいね!
ここからは「お問い合わせ」や「一番読んでほしいブログ」などの紹介です。
これまでたくさんの相談を1人1人に合った方法で解答してきました!
ダイビングで悩んでいたことが、1つでも解決できればと思って「お問い合わせ」を作っています。
\悩みや不安を気軽に相談してね♪/
ご相談で費用等は一切かかりません!
ダイビングの始め方、スキルアップ、器材の買い方、楽しみ方を体系的に学べ、どこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでみてください!
\一番読んでほしいブログです♪/
ダイビングが体系的に学べる教科書です!
「モンツキくんの沖縄ダイビング大学」と「小さなお店」をまとめたリンク集になっています。
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