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【2024年】初めて買う「BCD」男性に絶対おすすめの5選!インストラクターが選び抜いたダイビング器材

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最後まで買うのに悩むのが重器材「BCDとレギュレーター」ですね!

BCDとはタンクの固定と浮力調整をする器材で、浮力をコントロールすれば水中を自由に泳ぐことができます。

ナカモトくん

おすすめ記事でたくさん紹介されても「自分に合う器材はどれ?」ってなることが多いんだよね~

BCDを買うなら体にフィットして、給排気しやすく、機能が使いやすいBCDがいいですよね?

BCDはダイビング経験、性別、機能、料金によってもおすすめは違ってきます。

今回は、初めて買う男性にこれだけは絶対に比較してほしいBCDを5個に絞って解説しています。

初めて買う人にとって大切なことは自分に合う器材を見つけることです。

実際に、18年間のインストラクター経験から

  • 見たり、使用して比較
  • メーカーに意見を伺い
  • 中立な立場で本当にいいと思う器材

を紹介しています。

長年のインストラクター経験から検討の結果、一番おすすめのBCDに「アクアラング Axiom Men(アクシオム)を選びました。

使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金を総合的に検討し、ゲストから「背中パットでフィット感がUPした、腰の重みが軽減した、価値に合う料金」と、とっても喜ばれています。

BCD選びで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてね!

\おすすめのランキングをすぐに見たい!/

こちらの記事は「女性におすすめのBCD」を知りたい人に最適!

≫初めて買う「BCD」女性に絶対おすすめの6選!

モンツキくん

初めて買う人にとって本当にいいと思ったBCDを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのBCDの紹介じゃないよ。

初めて買う男性の「BCD」比較表

男性が初めて買う「BCD」で失敗しないように人気メーカー8社、36種類の中から選び抜いてランキング比較しました。

ナカモトくん

すごく安いBCDもネットで見たけどダメですか?

モンツキくん

レンタルでよく使われるリーズナブルなBCDは対象外にしました。せっかく買ったBCDがレンタルと同じだったら悲しくなりますからね~!

画像名称(メーカー)ランキング2023年の
ランキング
タイプ料金(税込)重量(Mサイズ)生地(*)フィット感ベルト調整着脱しやすさパワーインフレーターホースダンプバルブDリング背当てパッドウエイト内蔵システムポケット公式サイト
Axiom Men
アクシオム

(AQUALUNG)
1位1位ーショルダーバックル167,200円3.5㎏外500デニール
内500デニール
フィットできるしやすい手に馴染む
右肩・右腰
6個
カメラ・ライト付けやすい
薄い大きい
使いやすい
詳細を見る
SUMERGE BC
MARKⅡ

(Bism)
2位2位ーショルダーバックル126,500円3.3㎏420デニールフィットできるしやすい普通
右肩・右腰
7個
カメラ・ライト付けやすい
少し薄い大きい
使いやすい
詳細を見る
Pro HD
Men

(AQUALUNG)
3位3位ーショルダーバックル134,200円3.4㎏外1050デニール
内420デニール
フィットできるしやすい手に馴染む
右肩・右腰
5個
カメラ・ライト付けやすい
薄い大きい
使いにくい
詳細を見る
Pro HD
Compact

(AQUALUNG)
バックフロート
おすすめ
バックフロート113,300円2.3外1050デニール
内420デニール
フィットできるしやすい手に馴染む
右肩・右腰
5個
カメラ・ライト付けやすい
薄い小さい
使いにくい
詳細を見る
CLASSIC
ADVENTURE2
(SCUBAPRO)
ジャケット
おすすめ
ジャケット195,800円2.9㎏420デニールゆるい
フィット
できないしにくい普通
右肩・右腰
8個
カメラ・ライト付けやすい
薄い×大きい
使いやすい
詳細を見る

生地のデニールってなに?

生地の糸の太さ(重さ)を表す単位です。
500デニール=生地の糸(9000mの長さに対して)500gの重さという意味。

生地の比較(Axiom・Pro HD Men)

品目AxiomPro HD Men
デニール5001050
丈夫さそれなりに丈夫丈夫
硬さ柔らかい硬い
重さ軽い重い

デニールの数字が大きいと、糸が硬く、丈夫なBCDになりますが、その分重みもでてきます。500デニーロは柔らかく、軽く、破けにくい丈夫なBCDです。

モンツキくん

初めて買う男性が「失敗した~!」と思わないように厳選して比較しました。タイプ別でも1つずつ選んでいます。

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初めて買う男性の「BCD」ランキング

BCDの料金は通常定価10~28万円(税込)の幅があります。一般的に多いのは13~19万円のBCDが多いです。

「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」からできるだけ厳選しておすすめしています。

高価なものほど高性能にはなりますが「使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金」を総合的に検討した上でランキングしています。

ランキング順に特徴を紹介していきます。

ナカモトくん

自分がほしいBCDが分かってきたよ、ランキングを参考にしてみよう!

1位 背中パッドのフィット感と使いやすなら「Axiom Men」

■Axiom Men「アクシオム」(アクアラング)

おすすめの人
  • 水中の安定とフィット感がほしい人
  • 腰の負担を減らしたい人
料金(税込)定価167,200円
最安販売は167,200円 楽天・Yahoo(2024.6月)
メリット・タンクがピタッとし水中で安定する
・直立姿勢ができ、腰の負担を軽減
・厚い背中パットは重さを分散
・楽に締めれるウエストベルト
デメリット・高機能のため少し重量がある
・ネット販売はポイント還元のみ
・ショルダーバックルが弱い

2023年にAxiom Menがリリースし、私もAxiomを長年愛用しています。料金は平均よりも少し高めにはなりますが、低いタンクの固定位置で姿勢も丸まらず、背中にもピタッと付き、水中でのフィット感がとってもいいです。タンクを背負う姿勢も丸まらず、背中にピタッとして水中でのフィット感がとてもいいです。ウエストベルトは楽に締めれる構造で体をフィットさせてくれます。総合的に考えて一番おすすめのBCDです。

ダイビング BCD Axiom Men
created by Rinker

2位 シンプルさと圧迫感の軽減なら「SUMERGE BC MARKⅡ」

■SUMERGE BC MARKⅡ(Bism)

おすすめの人
  • シンプルで使いやすい機能がいい人
  • 給気による圧迫感がないのがいい人
  • お手頃な料金がいい人
料金(税込)定価126,500円
最安販売は96,800円 楽天・Yahoo(2024.4月)
メリット・給気の膨らみも圧迫感を軽減
・タンクを固定し重さを分散
・シンプルな形状と使いやすい機能
デメリット・調整ベルトが少し硬く感じる

シンプルな形状と使いやすい機能があり、トータル的にいいBCDです。フィット感もあり、膨らみによる体の圧迫感を感じない工夫がされています。性能の充実さとお手頃な料金のバランスがよく第2位としました。

ダイビング BCD Bism SUMERGE BC MARKⅡ
created by Rinker

3位 ベーシックなデザインと低コストなら「Pro HD Men」

■Pro HD Men(アクアラング)

おすすめの人
  • リーズナブルな料金がいい人
  • 可愛いいデザインがいい人
料金(税込)定価134,200円
最安販売は50,833円 楽天(2024.6月)
メリット・ネット販売はリーズナブルな料金
・男性用で体にフィットする
・インフレーターが握りやすい
・タンク横のウエイト入れが便利
デメリット・背当てパッドが薄く感じる
・ポケットに手が届きにくい

前モデルはリーズナブルなBCDとして人気が高く、初心者には十分な機能が付いています。今回は男性モデルとして発売されました。リーズナブルな料金と使いやすさのバランスがよく第3位としました。

ダイビング BCD Pro HD Men
created by Rinker

バックフロートのおすすめ コンパクトで低コストの「Pro HD Compact」

■Pro HD Compact(アクアラング)

おすすめの人
  • 水平姿勢がうまく取りたい人
  • 軽量でコンパクトがいい人
料金(税込)定価113,300円
最安販売は39,578円 楽天(2024.4月)
メリット水平姿勢がとりやすい
・ネット販売はリーズナブルな料金
軽量、コンパクトで旅行に最適
デメリット・背当てパッドが薄く感じる
・ポケットの収納は小さい

バックフロートタイプで人気の「Zuma」の新シリーズとして2022年にリリースしたモデル。バックフロートタイプは水平姿勢は取りやすく、さらに軽量でコンパクトに収納できるのも人気の理由です。バックフロートタイプではリーズナブルな料金と旅行に最適な軽量とコンパクトさがおすすめです。

ダイビング BCD PRO HD Compact
created by Rinker

ジャケットのおすすめ 信頼のある「CLASSIC ADVENTURE2」

■CLASSIC ADVENTURE2(SCUBAPRO)

おすすめの人
  • ジャケットタイプに憧れる人
  • 壊れにくいのがいい人
料金(税込)定価195,800円
最安販売は159,800円 楽天・Yahoo(2024.6月)
メリット水中のバランスが取りやすい
・部品が少なくて壊れにくい
・軽くてたたむと薄く旅行に便利
デメリット・フィット感の調整ができない
・ベルト調整がなく着脱しにくい

ジャケットタイプで初心者におすすめするならこのBCD、インストラクターも愛用しています。ジャケットと言えばSCUBAPROというくらいでしたが、2024年から日本代理店がキヌガワに変わりました。ジャケットタイプの中でリーズナブルな料金と使いやすさで初心者におすすめできるBCDです。

ダイビング BCD CLASSIC ZERO G
created by Rinker
モンツキくん

自分に合ったBCDは見つかったかな?
性能を求めすぎると料金も高くなるので、バランスを見て決めましょう。

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BCDで失敗しない3つの選び方

失敗しない3つの選び方
  • 1.体に合うフィット感
  • 2.機能の使いやすさ
  • 3.好みのタイプを選ぶ

失敗しない選び方のコツは高機能よりも自分の体にフィットしたBCDを見つけることです。

フィットしないBCDはタンクが安定せず、バランスが崩れやすくなるからです。

ナカモトくん

レンタルでバランスが取れなかったのはフィット感が原因だったのかも?

1.体に合うフィット感

失敗しないBCDの選び方ではフィット感がとっても重要です。

フィットしているとタンクが安定してバランスが取りやすくなるからです。

BCDのフィットする方法
  • サイズを合わす
  • ベルト調整する
  • 包み込むように膨らむ

BCDは既製品の3~4サイズから選びます。

Pro HD Men(Mサイズ)の適応⇒

 身長(170~177)、ウエスト(63~115)

Mサイズの適応は身長7㎝、ウエスト52㎝も幅があるのでサイズでフィット感を合わせにくいです。

フィット感はベルトで調整する

ベルト調整はお腹、肩、胸元の3つあります。

お腹のウエストベルト、肩のショルダーベルト、胸元のチェストベルトを締めることでフィット感がぐっと増します。ジャケットタイプはショルダーベルトがない分ゆるく感じます。

高性能なBCDでは体を包み込むように膨らみ、圧迫感のないフィット感になる機種もあります。

背当てパッドはフィット感+αの効果

背中にクッションパッドがあるとフィット感がとってもいいです。フィット感以外に背骨が痛まずにタンクを背負えるというメリットがあります。
15㎏もあるタンクを背負うのは大変です。背負いやすく、腰の負担を軽くしないと腰痛の原因にもなります。

おすすめの背中パッド

Axiom Men(アクアラング)、SOVERIN(TUSA)ですね。
少し高価ですが、クッションパッドはフィット感と腰の負担を軽減し、あるとうれしい機能です。

2.機能の使いやすさ

失敗しないBCDの選び方では使いやすさがとっても大切です。

使いにくいと浮力調整がしにくかったり、カメラやライトの取付けに困るからです。

BCDの使いやすさとは

  • 浮力調整のしやすさ
  • 付属品の使いやすさ

浮力調整のしやすさは、パワーインフレーターホースの使いやすさになります。

使いやすいパワーインフレーターホース

握りやすく、ボタンが押しやすく、壊れにくいのがいいです。
アクアラングは手に馴染むような形状でおすすめです。

BCDの付属品は主にDリング、ポケット、ウエイト内蔵システムになります。BCDを試着して使いやすさを確認しましょう。

付属品の使いやすさをチェック
  • Dリングは左右の肩、ポケットや腰下付近に4個以上ある
  • ポケットは開閉しやすい、収納が大きい
  • ウエイト内蔵システムは取付けやすい

Dリングの右肩にカメラ、左ポケット近くにライトをつけるのが便利です。

その他にホルダーやベル、つんつん棒、スレートなどをつける人は使いやすい所にDリングがあるか確認しましょう。

ポケットにはライトや曇り止め、グローブを入れる人が多いです。装着してポケットのファスナーの開けやすさを確認しましょう。

ウエイト内蔵システムはドライスーツやウエイト量が多い人またはウエイト量1~2㎏だけの人は腰の負担を減らすために使うことが多いです。

BCDを装着してカチっと取付けやすいか確認しましょう。

好みのタイプを選ぶ

失敗しないBCDの選び方の最後は自分の好みのタイプを選ぶことです。

タイプを決めるとBCDも選びやすくなるからです。

3つのタイプの特徴

ショルダーバックルジャケットバックフロート
フィット感
ベルト調整×
膨らみ方背中・お腹の横背中・胸からお腹背中
着脱×
ドライスーツ
での着脱
しやすいしにくいしやすい
料金安い~高い高い中~高い
水中どんな姿勢も取りやすい水中のバランスがいい水平姿勢がとりやすい
おすすめ初心者中級者中級者

ライセンス講習やレンタルはほとんどショルダーバックルタイプで、一番使い慣れています。

使いやすいBCDタイプ

初めて買う初心者にはフィット感があって、使いやすいショルダーバックルタイプがおすすめです。

モンツキくん

体に合うフィット感、機能の使いやすさ、好みのタイプを比べて自分に合うBCDのタイプを決めてみよう!

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BCDの種類と名称を紹介

BCDは3種類があります。

  • ショルダーバックルタイプ
  • ジャケットタイプ
  • バックフロートタイプ

3つの違いは形状膨らみ方になります。

ナカモトくん

BCDの種類で違いがあるんだね!自分に合ってるタイプはどれかな~?

ショルダーバックルタイプ

最も種類が多く、初心者からベテランによく使われています。

形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は背中とお腹の横当たりが膨らみます。

メリット

  • フィット感を調整できる
  • ショルダーベルトで着脱しやすい
  • ドライスーツも着やすい
  • 水面で顔を上げたり、水中で姿勢も取りやすい


デメリット

  • 膨らむと腹部を圧迫する機種もある

おすすめの人
  • 初めてBCDを買う人
  • 初心者に使いやすいBCDがいい人

ジャケットタイプ

種類は少なく、メーカーも限られます。リゾートのインストラクターがよく使っています。

形状はベストで調整できないタイプです。
膨らみ方は背中、お腹から胸まで全体的に膨らみます。

メリット

  • 全体に給気がわたりバランスがとりやすい
  • 調整ベルトがなく着る手間がラク
  • 部品が少ないので壊れにくい


デメリット

  • 調整ベルトがなくフィット感はゆるい
  • 調整ベルトがなく着脱しにくい
  • ドライスーツではかなり着づらい
  • 膨らむと圧迫感が出てくる
  • リーズナブルな価格が少ない

おすすめの人
  • 2つ目として買う人
  • 中級者以上の人
  • プロっぽいのが欲しい人

バックフロートタイプ

種類は少なく、メーカーも限られます。外国人やテクニカルダイバーに好まれ、最近は日本でも使われている。

形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は背中に空気が入り膨らみます。

メリット

  • 背中に空気が入り水平姿勢しやすい
  • フィット感の調整ができる
  • ショルダーベルトで着脱しやすい
  • ドライスーツも着やすい
  • 軽量で持ち運びに便利


デメリット

  • ポケットが小さく物を入れにくい
  • 水面や水中で顔を上げずらい
  • 使い慣れるのにコツがいる

おすすめの人
  • 2つ目として買う人
  • 中級者以上の人
  • 水平姿勢がとりにくい人

「初心者にはどれがいい?」と聞かれたら

ショルダーバックルタイプと答えます。BCDは3種類ありますが、フィット感と使いやすさがおすすめの理由です。

モンツキくん

レンタル器材で使うBCDはほとんどがショルダーバックルタイプです。レンタルで慣れているので使いやすさもあります。

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BCDとは浮力を調整する器材

ナカモトくん

素朴な疑問ですが、BCDとBCって違うの?

  • BCD=Buoyancy Control Device
  • BC=Buoyancy Compensator

どちらも「浮力調整器具」という意味になります。

各メーカーや指導団体によって呼び名に違いはありますが、どちらもでも伝わります。

BCDはタンクの固定水面や水中での浮力調整をする器材です。

BCDを着ることで、浮力調整をして無重力のように水中を泳ぐことができます。

同じ器材を使うとスキルの上達になる。

同じ器材を使い続けるとスキルの上達につながります。器材に慣れると素早い対応ができるからです。まだスキルに不安な人こそ「マイ器材=スキルの上達」につながります。

器材は快適さとスキルの上達に分かれます。

  • 快適性=レギュレーター、マスク、グローブ、ブーツ、スーツ
  • スキルUP=BCD、フィン、ダイブコンピュータ

いいレギュレーターはスキルというより、呼吸がしやすく「快適性」を高めます。

BCDはフィット感がいいとバランスがとりやすく、使いやすいと浮力調整しやすくなるので「スキルUP」できます。

モンツキくん

自分のBCDを使うことはスキルが上達するだけじゃなく、ダイバーとしての自信もつきます。

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今年のメーカーの傾向は料金UPとジャケットの減少

ナカモトくん

今年は新しい機種が出たの~?

各メーカーを昨年と比べてみると、特に大きな仕様変更はなく、売上が見込めない種類が減っています。

■今年モデル/昨年との比較

メーカー種類料金品質カラー備考タイトル
アクアラング同じ同じ同じ男性モデル
1カラー減少
数量限定で生産終了モデルがある詳細を見る
TUSA同じ値上げ
約6~22%
同じ同じ強制排気インフレーターホースが標準装備で料金UP詳細を見る

Bism
同じ値上げ
約3~4%
同じ同じ特に変更なし詳細を見る

SCUBA PRO
3つ減少値上げ
約5~11%
同じ同じ日本代理店が株)キヌガワに変更し、種類が減少詳細を見る

料金ではアクアラング以外は約3~22%ほど値上りしています。TUSAは強制排気のインフレーターの標準装備で2万円もUPしています。

品質ではどのメーカーも特に大きな変化はなく、SCUBA PROはキヌガワが代理店となり販売の種類は減少しました。

BCDの種類としてはジャケットタイプは減少、ショルダーバックルタイプ、バックフロートタイプは現状のままのメーカーが多いです。

モンツキくん

ダイビング業界がもっと盛り上がれば、新しい機種がでてくるんだけどね!

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アクアラングがTUSA、Bism、スキューバプロよりも人気がある

ナカモトくん

ダイバーに人気があるメーカーってどれかな~?

ダイバーが使っているBCDよく見かけるメーカーはアクアラング(AQUALUNG)TUSA(ツサ)Bism(ビーイズム)が多いですね。

沖縄でBCDのシェアを調査してみました。

メーカーの調査ではアクアラング(AQUALUNG)が約6割という結果になりました。

人気の共通点
  • ショルダーバックルでフィット感がある
  • 使いやすい機能がついている
  • 丈夫で信頼のあるメーカー

8割以上のダイバーが「人気の共通点」のBCDを着けていました。

メーカーによる特徴は

アクアラングの特徴
  • 1943年創業、フランスメーカー、日本アクアラング株式会社もある
  • 使いやすさとフィット感のあるショルダーバックルタイプが豊富
  • 主力はAxiom MenPro HD Menなど

ファンダイビングで最も見かけるメーカーで最も人気があります。

TUSAの特徴
  • 1952年創業、日本メーカー、株式会社タバタのダイビングブランド
  • リーズナブルな料金で安定した機能が備わっている
  • 主力はSOVERIN、LIBERATORなど

TUSAはリーズナブルな料金もあり、レンタルで使われていることが多いですね!

Bism(ビーイズム)の特徴
  • 1986年にダイビング事業を開始
  • こだわりの高単価機種とリーズナブルで使いやすい機種がある
  • 主力はNELEUS、SUMERGE BC MARKⅡなど

プロ好みのNELEUSと初心者におすすめのSUMERGE BC MARKⅡを使っているダイバーも多いです。

どのメーカーもそれぞれの特徴があり、使いやすいBCDを研究しているいいメーカーです。

モンツキくん

レンタルなどで使ってみて、フィット感や使いやすさを見つけることが大切ですね。

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ショルダーバックルがジャケット、バックフロートよりも人気がある

BCDは3種類ありますが、日本人に人気があるのはショルダーバックルタイプです。各メーカーの種類も多く、初心者から使いやすいBCDになっているからです。

女性BCDの人気順
  1. ショルダーバックルタイプ
  2. バックフロートタイプ
  3. ジャケットタイプ

最近はバックフロートタイプも人気があり、逆にジャケットタイプは生産しているメーカーも少なくなりました。

3つのタイプの特徴

ショルダーバックルジャケットバックフロート
フィット感
ベルト調整×
膨らみ方背中・お腹の横背中・胸からお腹背中
着脱×
ドライスーツ
での着脱
しやすいしにくいしやすい
料金安い~高い高い中~高い
水中どんな姿勢も取りやすい水中のバランスがいい水平姿勢がとりやすい
おすすめ初心者中級者中級者

バックフロートは水平姿勢がとりやすく、テクニカルダイビングや2つ目としておすすめのBCDですが、初めて買うBCDでは水面で顔を上げにくく、料金も高めでおすすめしづらいです。

使いやすいBCDタイプ

初めて買う初心者にはベルト調整でフィット感があり、使いやすいショルダーバックルタイプがおすすめです。

モンツキくん

ライセンス講習やレンタルはほとんどショルダーバックルタイプで、一番使い慣れています。

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BCDの便利な使い方をマスターする

「中性浮力が苦手~!」と思っている初心者の人はとっても多いです。

BCDに空気を入れすぎると「急浮上しそうで怖い!」と思って、あまり給気をしないからです。

BCDの便利な使い方とはダンプバルブを使って排気することです。

ナカモトくん

パワーインフレーターホースしか使ったことがないんだよね~!

中性浮力の練習方法
  1. ダンプバルブの排気に慣れる
  2. 急浮上が怖くなくなる
  3. 給気の練習で中性浮力の感覚をつかむ

中性浮力を練習するなら給気よりも排気に慣れることが大切です。

排気方法は腰下のダンプバルブを使います。

中性浮力の練習で急浮上するのはお尻が浮くような態勢がほとんどだからです。

ダンプバルブの使い方

腰下のダンプバルブのヒモを引っ張るだけで排気ができます。水平姿勢やおしりから浮きそうな時に使うとラクに排気ができのでおすすめです。

急浮上しそうなときは体を強引に起こしてパワーインフレーターホースで排気する力技やタイムラグも少ないので使ってみてください。

スキルの中でなかなか上手くできなのが中性浮力です。

こちらの記事は「中性浮力をもっと詳しく解説」を知りたい人に最適!

≫【苦手スキルの練習】中性浮力ができる!講習では教えられない5つのコツを解説

モンツキくん

僕は通常の排気でも腰下のダンプバルブをよく使います。インフレータホースを使うよりラクにできるのがいいですね!

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BCDで迷ったらイチオシは「Axiom Men」

ナカモトくん

どれがいいのか迷う~、結局一番のおすすめはどれなの?

BCDで迷ったら「Axiom Men」を買うことをおすすめしています。

メリット
  • タンクが背中にピタッとし水中の安定感がいい
  • 姿勢よく歩けて腰の負担を軽減

フィット感と使いやすさでNO.1
BCDを買うなら体にフィットして、給排気しやすく、機能が使いやすいBCDがいいですよね?さらに、適正な料金であれば文句なしです。

アクアラングは1943年に始まり、日本法人も1961年に創業され、信頼と実績で世界最大のダイビングメーカーとして100ヶ国以上で販売されています。特に重器材はEN規格(EUヨーロッパの統一した品質基準)を高い水準でクリアし「CEマーク」が記載され、ダイバーにも評価を受けて使われています。

ダイビング BCD Axiom Men
created by Rinker
モンツキくん

男性が初めて買うBCDなら、自信を持って「Axiom Men」をおすすめします。

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初めて買う男性の「BCD」インストラクターが選び抜いたおすすめのまとめ

今回は「初めて買うBCDの男性におすすめ5選! 」というテーマを紹介しました。

まとめる前に

ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと

私は器材を買うか迷っている人によく言うことがあります。

  • 「ダイビングを続けたい!」と決めたときに買う。
  • 「ストレスのある器材」「ほしい器材」の順で買っていく。
  • ダイビング経験20~50本で少しずつ買い揃えていく。

ダイビング経験20本までの人には、色んな種類やおすすめの器材を試しながらダイビングをしてほしいです。

同じ器材だけを使っていると良さが比べれません。

いろいろと使っていけば「フィット感が自分に合ってる!」と実感できる器材と必ず出会えます。

モンツキくん

ショップには色んな種類やおすすめの器材を置いているので、インストラクターに聞きながらどんどん試していきましょう!

男性が初めて買うBCDのまとめ

今回は「初めて買う男性ならどのBCDを買えばいいの?」という声を記事にしました。

まず、BCDはどんな種類があり、それぞれのBCDの特徴がわかると、自分に合うBCDが見つかってきます。

やっぱり、買うなら「インストラクターに勧められたから・・・」というだけでなく、自分でも納得して買わないとBCDに愛着を持って、大切に使い続けることはできません。

僕が初めて買ったBCDは「PRO QD」(SeaQuest)で当時13万円でした。BCDは慣れてくると使いやすくなりますが、安すぎると機能が少なく、フィット感もよくないので使いやすいとは言えません。レンタルのBCDを使うときに違いがよくわかります。
「自分に合うBCD」の選び方は「フィット感」「機能の使いやすさ」最後に「好みのタイプ」で選ぶといいと思います。

モンツキくん

「おすすめの器材」は 1人のインストラクターが検討を重ねて選び抜いた結論ですが、1人でも多くのダイバーの参考になればうれしいです。

器材で迷っていたり、ダイビングでわからないことがあれば、下記のお問い合わせやコメント欄で教えてください。できるだけわかりやすくお答えしていきます。

\悩みや不安を気軽に相談してね♪/

ご相談で費用等は一切かかりません

こちらの記事は「女性におすすめのBCD」を知りたい人に最適!

≫初めて買う「BCD」女性に絶対おすすめの6選!

次にもう一つの重器材「レギュレーター」のおすすめを見たい人は読んでくださいね!

器材を買うか迷っているなら「ダイビング器材の買い方」がわかるおすすめ記事です。

こちらの記事は「器材はいつ買うの?自分に合う器材は?」を知りたい人に最適!

≫【ダイビングの教科書】買い方|タイミングからおすすめ器材を17年のイントラが解説!

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モンツキくん

ダイビングの始め方、スキルアップ、器材の買い方、楽しみ方を体系的に学べ、どこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでください!

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ダイビングを体系的に学べる教科書!

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「モンツキくんの沖縄ダイビング大学」と「小さなお店」をまとめたリンク集になっています。

\関連ページが探しやすい♪/

これ1本で見やすくて便利!

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ABOUT ME
モンツキくん
はじめまして、モンツキくんです。36才で会社を辞め沖縄に移住、ダイビングインストラクターになって18年「小さなダイビングショップ」をして海を案内しています!コンセプトは中立的な立場でダイビングの経験をまとめて、1人でも役に立てるようにブログを始めました。みなさんよろしくお願いします。(^o^)
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