ダイビング器材で最後に買うのが重器材「BCDとレギュレーター」ですね。
ランキング記事でおすすめしている器材は種類がいっぱいあって、結局、「自分に合う器材はどれなの?」ってなるんだよね?
おすすめの器材というのはダイビング経験、性別、筋力などで変わってくるからです。
この記事では「初めて買う」初心者におすすめの器材を厳選してランキングにしています。
初めて買う人にとって重要なことは自分に合う器材を見つけることです。
そのために、16年間のインストラクター経験から実際に使いやすさを試着チェックし、メーカーにも意見を伺い、中立な立場で「初めて買う人におすすめの器材」を紹介しています。
この記事を読むと、自分に合うBCD器材が見つかる上に、BCDについて詳しくなり、便利な使い方、選び方までわかるようになります。
BCD選びで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてください。
初めて買う人にとって本当にいいと思ったBCD器材を厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのBCDの紹介じゃないよ。

ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験でわかったダイビング知識を伝えようとブログを開設
- ダイビング経験0の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログを発信
- 中立的な立場で誰よりもわかりやすく解説する
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、17年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
BCDとは浮力を調整する器材

素朴な疑問ですが、BCDはBCとも言うけど違いってあるの?
- BCD=Buoyancy Control Deviceの略
- BC=Buoyancy Compensatorの略
どちらも「浮力調整器具」という意味になります。
各メーカーや指導団体によっていい方は違いますが、どちらでも伝わります。
BCDはタンクを固定するためと水面や水中で浮力を調整するための器材です。
BCDを着ることで、浮力調整ができるようになって、水中を無重力感覚みたいに泳ぐことができます。
スキルができてきたら、次は器材スキルの上達です。
同じ器材を使い続けるとスキルの上達につながります。器材に慣れると慌てずに素早い対応ができるようになるからです。まだスキルに不安な人こそ「マイ器材=スキルの上達」につながります。
ダイビング器材は「快適性」と「スキルUP」に分けることができます。
- 「快適性」はレギュレーター、マスク、グローブ、ブーツ、スーツ
- 「スキルUP」はBCD、フィン、ダイブコンピュータ
レギュレーターはスキルUPではなく、呼吸のしやすさは「快適性」につながります。
BCDはフィット感がいいとバランスがとりやすく、使いやすいと浮力調整しやすくなるので「スキルUP」につながります。
自分のBCDを使うことはスキルが上達するだけじゃなく、ダイバーとしての自信もついてきます。
BCDの名称とタイプの特徴を紹介

BCDは3タイプがあります。
- ショルダーバックル(フロントアジャスタブル)タイプ
- ジャケットタイプ
- バックフロートタイプ
タイプの違いは主に形状と膨らみ方になります。
BCDのタイプで違いがあるんだね!どのタイプが自分に合ってるのかしっかり見てみようっと。
ショルダーバックル(フロントアジャスタブル)タイプ

最も種類が多く、初心者からベテランによく使われています。
形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は背中とお腹の横当たりが膨らみます。
メリット
- フィット感の調整ができる
- ショルダーベルトを伸ばすと着脱しやすい
- ドライスーツも着やすい
- 水面で顔を上げたり、水中でどんな姿勢も取りやすい
デメリット
- 膨らむとお腹に圧迫を感じる器材もある
初めてBCDを買う人、初心者に使いやすいBCDがいい人
ジャケットタイプ

種類は少なく、生産しているメーカーも限られます。リゾートのインストラクターがよく使っています。
形状はベストで調整しないタイプです。
膨らみ方は背中、お腹から胸まで全体的に膨らみます。
メリット
- 空気がBCD全体に入るので水中のバランスがとりやすい
- 調整ベルトがないので着る手間が少ない
- 部品が少ないので壊れにくい
デメリット
- 調整ベルトがないのでフィット感はゆるくなる
- 調整ベルトがないので着脱しにくい
- ドライスーツはかなり着づらい
- 膨らむと圧迫感が出てくる
- リーズナブルな価格が少ない
2つ目として買う人、中級者以上の人、プロっぽいのが欲しい人におすすめ
バックフロートタイプ

種類は少なく、生産しているメーカーも限られます。外国人やテクニカルダイバーに多く使われてきましたが、最近は日本でも人気がある。
形状は肩下にあるショルダーベルトでフィット感の調整ができるタイプです。
膨らみ方は名前の通り、背中に空気が入り膨らみます。
メリット
- 背中に空気が入ることで水平姿勢が取りやすい
- フィット感の調整ができる
- ショルダーベルトを伸ばすと着脱しやすい
- ドライスーツも着やすい
- 軽量で持ち運びに便利
デメリット
- ポケットが小さく物を入れにくい
- 水面や水中で顔を上げにくい
- 慣れるのにコツがいる
2つ目として買う人、中級者以上の人、水平姿勢のバランスがとりにくい人
BCDは3タイプありますが、初めて買う人や初心者の方はショルダーバックルタイプがおすすめです。フィット感と使いやすさがおすすめの理由です。
失敗しないBCDの選び方を3つ紹介

失敗しないBCDの選び方を3つ紹介します。
- 体に合うフィット感
- 機能の使いやすさ
- 好みのタイプを選ぶ
高機能よりも自分の体にフィットして使いやすいBCDを見つけることです。フィットしていないBCDはタンクが安定しないため、バランスが崩れやすくなるからです。
レンタルのBCDでバランスが取れなかったのはフィット感が原因だったのかな?
体に合うフィット感
失敗しないBCDの選び方ではフィット感がとっても重要です。
フィットしているとタンクが安定してバランスが取りやすくなるからです。
- サイズを合わす
- ベルト調整する
- 包み込むように膨らむ
BCDは既製品なので3~4サイズから選びます。
プロHD(Man)のMサイズ⇒身長(170~177)、ウエスト(76~114)
1つのサイズ幅は身長7㎝、ウエスト38㎝もあるのでサイズでフィット感まで合わすことができません。

フィット感はベルト調整でグッと増す
ベルト調整は3つあります。お腹のウエストベルト、肩のショルダーベスト、胸元のチェストベルトを体に合わせることでグッとフィット感が増してきます。ジャケットタイプはショルダーベルトがない分ゆるく感じます。
高性能なBCDでは体を包み込むように膨らみ、圧迫感のないフィット感になる器材もあります。

背当てパッドはフィット感+αの効果
背中にクッションパッドがあるとフィット感がとってもいいです。フィット感以外にも背骨が当たっても痛くならない、タンクを背負いやすいというメリットがあります。
15㎏もあるタンクを背負うのは大変です。背負いやすく、腰の負担を軽くしないと腰痛の原因にもなります。
Axiom(アクシオム) i3(AQUALUNG)、SOVERIN(ソブリン)(TUSA)ですね。少し高価ですが、クッションパッドはフィット感と腰の負担に最高の機能です。
機能の使いやすさ
失敗しないBCDの選び方では使いやすさがとっても大切です。
使いにくいと浮力調整が上手くできなかったり、カメラやライトの取付けに困るからです。
BCDの使いやすさとは
- 浮力調整のしやすさ
- 付属品の使いやすさ
浮力調整はパワーインフレータホースとダンプバルブでする2つの方法があります。
浮力調整のしやすさとは、パワーインフレーターホースの使いやすさになります。
ダンプバルブは右肩と右腰についていれば使いやすさの差はありません。

握りやすい、ボタンが押しやすい、丈夫で壊れにくいのがいいです。
アクアラングメーカーは手に馴染むような形状でおすすめです。
BCDの付属品は主にDリング、ポケット、ウエイト内蔵システムになります。BCDを試着して使いやすさを確認してみましょう。
- Dリングは右肩、左右のポケット付近や腰下にある、数は4個以上
- ポケットは開閉しやすい、収納が大きい
- ウエイト内蔵システムは取付けがカンタン

Dリングの右肩にカメラ、左ポケット近くにライトをつけるのが便利です。
その他にホースホルダーやベル、つんつん棒、スレートなどをつける人は使いやすい所にDリングがあるか確認しましょう。

ポケットにはブラブラしないようにライトや曇り止め、グローブを入れる人が多いです。手で開けにくい位置にポケットがないかを確認しましょう。

ウエイト内蔵システムはドライスーツやウエイト量の多い人またはウエイト量1~2㎏だけの人は腰の負担を減らすために使うことが多いです。
BCDを着てカチっと取付けやすいか確認しましょう。
好みのタイプを選ぶ
失敗しないBCDの選び方の最後は自分の好みのタイプを選ぶことです。
好みのタイプは人によってこだわりがあり、タイプを決めるとBCDも選びやすくなるからです。
ライセンス講習やレンタルではほとんどショルダーバックルタイプで、一番使い慣れているタイプになります。
3つのタイプの特徴をもう一度比較して決めてみましょう。
ショルダーバックル | ジャケット | バックフロート | |
フィット感 | ○ | △ | ○ |
ベルト調整 | ○ | × | ○ |
膨らみ方 | 背中・お腹の横 | 背中・胸からお腹 | 背中 |
着脱 | ○ | × | ○ |
料金 | 安い~高い | 高い | 中~高い |
水中 | どんな姿勢も取りやすい | 水中のバランスがいい | 水平姿勢がとりやすい |
初めて買う初心者にはフィット感があって、使いやすいショルダーバックルタイプがおすすめです。
体に合うフィット感、機能の使いやすさ、好みのタイプを比べて自分に合うBCDのタイプを決めてみよう!
初めて買う男性におすすめの「BCD」比較表
男性におすすめの「BCD」は「高価すぎない器材」から厳選しておすすめの器材を比較しました。
すごく安いBCDもネットで見たけどダメですか?
レンタルでよく使われるリーズナブルなBCDは対象外にしています。せっかく買ったBCDがレンタルと同じだったら悲しくなりますからね~!
BCDは3つのタイプがあるので、それぞれのタイプで厳選したBCDもおすすめとして比較しています。
画像 | 名称(メーカー) | タイプ | 料金(税込) | 重量(Mサイズ) | 生地(*) | フィット感 | ベルト調整 | 着脱しやすさ | パワーインフレーターホース | ダンプバルブ | Dリング | 背当てパッド | ウエイト内蔵システム | ポケット | 公式サイト |
![]() | Axiom アクシオム (AQUALUNG) | ショルダーバックル | 145,200円 | 3.5㎏ | 外500デニール 内500デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 6個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
![]() | SUMERGE BC MARKⅡ (Bism) | ショルダーバックル | 108,900円 | 3.3㎏ | 420デニール | フィット | できる | しやすい | 普通 | 右肩・右腰 | 7個 カメラ・ライト付けやすい | 少し薄い | × | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
![]() | PRO HD Man (AQUALUNG) | ショルダーバックル | 112,200円 | ?㎏ | 外1050デニール 内420デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 5個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 大きい 使いにくい | 詳細を見る |
![]() | PRO HD Compact (AQUALUNG) | バックフロート | 96,800円 | 2.2㎏ | 外1050デニール 内420デニール | フィット | できる | しやすい | 手に馴染む | 右肩・右腰 | 5個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | 〇 | 小さい 使いにくい | 詳細を見る |
![]() | CLASSIC ZERO G (SCUBAPRO) | ジャケット | 172,700円 | 3.9㎏ | 840デニール | ゆるい フィット | できない | しにくい | 普通 | 右肩・右腰 | 6個 カメラ・ライト付けやすい | 薄い | × | 大きい 使いやすい | 詳細を見る |
生地のデニールってなに?
生地の糸の太さ(重さ)を表す単位です。
500デニール=生地の糸(9000mの長さに対して)500gの重さになるという意味です。
Axiom(500デニール)とPRO HD Woman(1050デニール)の生地の違いを比較すると
品目 | Axiom | PRO HD Man |
デニール | 500 | 1050 |
丈夫さ | それなりに丈夫 | 丈夫 |
硬さ | 柔らかい | 硬い |
重さ | 軽い | 重い |
デニールの数字が大きいと、糸が硬く、丈夫なBCDになりますが、その分重みもでてきます。500デニーロは柔らかく、軽いので使いやすく、普通に使えば丈夫で破けにくいBCDとしてよく使われています。
50種類以上はあるBCDの中から初めて買う女性が「失敗した~!」と思わないように厳選して比較しました。タイプ別でも1つ選んでいます。
初めて買う男性におすすめの「BCD」ランキング
BCDの料金は通常定価8.7~23万円(税別)の幅があります。一般的に多いのは11~15万円のBCDが多いです。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」から厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能な機能がついていますが「性能と料金のバランス」を検討した上でランキングしています。
- 第1位 Axiom「アクシオム」
- 第2位 SUMERGE BC MARKⅡ「サマージBCマーク2」
- 第3位 PRO HD Man「プロHDマン」
- 第4位 PRO HD Compact「プロHDコンパクト」
- 第5位 CLASSIC ZERO G「クラッシックゼロG」
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいBCDが分かってきたよ、ランキングを参考にして決めていこう!
第1位 Axiom「アクシオム」(AQUALUNG)

水中の安定感とフィット感がほしい人、腰の負担を減らしたい人
料金(税込) | 定価145,200円 最安販売は94,100円(S、M、XLサイズ)Amazon(2022.4月) (高品質の器材は料金割引がないものが多い) |
メリット | ・タンクが背中にピタッとし水中の安定感がいい ・まっすぐな姿勢で歩けて腰の負担を軽減 ・最高のフィット感と体を包むように膨らみ圧迫感もない |
デメリット | ・高機能のため少し重量がある ・ネット販売では料金割引がほぼない |
料金は平均の少し高めになりますが、背中にピタッと張り付くタンクの位置はグラつかず、水中の安定感がよくなります。ショルダーバックルは角度が変わるので締めやすくフィットし、ウエイトバックルも楽にしめれる構造になっています。アクアラング人気NO.1のBCDで第1位の価値は十分にあります。

第2位 SUMERGE BC MARKⅡ(Bism)

機能がシンプルで使いやすいのがいい人、お手頃な料金がいい人
料金(税込) | 定価108,900円 最安販売は83,215円Yahoo(2022.4月) |
メリット | ・性能の良さとお手頃な料金のバランスがいい ・薄型ハーネスは密着して背負えるのでタンクが軽く感じる ・膨らんでも体にかかる圧迫感は少ない |
デメリット | ・ウエイト内蔵システムがない ・調整ベルトが少し硬く感じる |
機能がシンプルで使いやすい。フィット感もしっかりあって、膨らみによる体の圧迫感がないように工夫されているのがいい。性能の良さとお手頃な料金のバランスがよく第2位にしました。

第3位 PRO HD Man(AQUALUNG)

リーズナブルな料金がいい人、スタンダードなNEWモデルデザインがいい人
料金(税込) | 定価112,200円 最安販売は56,100円楽天、Yahoo(2022.4月) |
メリット | ・ネット販売はリーズナブルな料金 ・スタンダードなNEWモデルデザイン ・パワーインフレーターホースが手に馴染んで握りやすい |
デメリット | ・背当てパッドが薄く感じる ・ポケットに手が届きにくい |
前モデルはリーズナブルなBCDとして人気が高く、機能も揃っています。今回は男性モデルとして2パターン(黒、ブルー)のカラーが発売されました。リーズナブルな料金と使いやすさのバランスがよく第3位にしました。
第4位 PRO HD Compact(AQUALUNG)

水平姿勢がうまく取りたい人、軽量でコンパクトがいい人
料金(税込) | 定価96,800円 最安販売は56,100円楽天、Yahoo(2022.4月) |
メリット | ・バックフロートタイプは水平姿勢が取りやすい ・ネット販売はリーズナブルな料金 ・軽量、コンパクトに丸めて旅行に最適 |
デメリット | ・背当てパッドが薄く感じる ・ポケットの収納は小さい |
バックフロートタイプで人気の「Zuma」の新シリーズとして2022年にリリースしたモデル。バックフロートタイプは水面で顔を上げにくい面もありますが水平姿勢は取りやすく、さらに軽量でコンパクトに収納できるのも人気の理由です。バックフロートタイプではリーズナブルな料金と旅行に最適な軽量とコンパクトさで第4位としてバックフロートタイプを入れました。
第5位 CLASSIC ZERO G(SCUBAPRO)

水中バランスを上手く取りたい人、壊れにくいのがいい人、ジャケットタイプにあこがれる人
料金(税込) | 定価172,700円 最安販売は95,700円Yahoo(2022.4月) |
メリット | ・ジャケットタイプは水中のバランスが取りやすい ・部品が少なくて壊れにくい ・生地が丈夫で破れにくい |
デメリット | ・フィット感のサイズ調整ができない ・ベルト調整がないので着脱しにくい |
ジャケットタイプの中で男性に一番おすすめのBCD、シンプルでインフレーターホースも使い位置にあり、インストラクターも多く愛用しています。ジャケットタイプの中でリーズナブルな料金と使いやすさで第5位としてジャケットタイプを入れました。
自分に合ったBCDは見つかったかな?
性能を求めすぎると料金も高くなっていくから、しっかりバランスを見て決めていきましょう。
BCDの便利な使い方をマスターする

「中性浮力が苦手~!」と思っている初心者の人はとっても多いです。
BCDに空気を入れすぎると「急浮上しそうで怖い!」と思って、あまり給気をしないからです。
BCDの便利な使い方とはダンプバルブを使って排気することです。
パワーインフレーターホースしか使ったことがないんだよね~!
- ダンプバルブの排気を使って慣れる
- 給気しても急浮上が怖くなくなる
- 給気の練習ができて、中性浮力の感覚をつかむ
中性浮力を練習するなら給気よりも排気に慣れることが大切です。
排気方法は腰下のダンプバルブを使います。
中性浮力の練習で急浮上するのはお尻が浮くような態勢がほとんどだからです。

腰下のダンプバルブのヒモを引っ張るだけで排気ができます。水平姿勢やおしりから浮きそうな時に使うとラクに排気ができるのでおすすめです。
急浮上しそうなときは体を強引に起こしてパワーインフレーターホースで排気する力技もタイムラグも少ないので使ってみてください。
スキルの中でなかなか上手くできなのが中性浮力です。
中性浮力のコツや練習方法を知りたい人は読んでくださいね!
≫【苦手スキルの練習】中性浮力ができる!講習では教えられない5つのコツを解説
僕は通常の排気でも腰下のダンプバルブをよく使います。インフレータホースを使うよりラクにできるのがいいですね!ダンプバルブを使った排気の感覚に慣れると、急浮上にも焦らず対処できるので中性浮力もどんどん上手くなっていくよ。
BCD選びに迷ったらイチオシは「Axiom(アクシオム)」(AQUALUNG)
どれがいいのか迷う場合、一番おすすめのBCDはどれですか?
BCDの中で迷ったらAxiom「アクシオム」(AQUALUNG)を買うことをおすすめしています。

- タンクが背中にピタッとし水中の安定感がいい
- まっすぐな姿勢で歩けて腰の負担を軽減
- 最高のフィット感と体を包むように膨らみ圧迫感もない
AQUALUNG(アクアラング)メーカーは1943年のレギュレーター開発に始まり、日本法人も1961年に創業され、信頼と実績で世界最大のダイビングメーカーとして100ヶ国以上で販売されています。特に重器材はEN規格(EUヨーロッパの統一した品質基準)を高い水準でクリアし「CEマーク」が記載されているのでダイバーにも評価を受けて使われています。

男性が初めて買うBCDなら、自信を持ってAxiom「アクシオム」(AQUALUNG)をおすすめします。
試着して検証「BCD」男性におすすめ5選!初めて買うダイビング器材の選び方のまとめ
今回は「初めて買うBCDの男性におすすめ5選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うかどうか迷っている方によく伝えることがあります。
- 「これからもダイビングを続けたい!」と決めた時に買う。
- 「ストレスを感じて困っている器材」「自分の欲しい器材」の順で買いましょう。
- ダイビング経験20~50回で少しずつ買っている方が多いです。
ダイビング経験20本までの人には、いろんなBCDを試しながらダイビングをしてほしいです。
同じのばかり使っているとBCDの良さが比べられないです。
色々と使ってみると「これいい感じ~!」と実感できるBCDと出会えるかもしれません。
ショップでは数種類のタイプのBCDを用意していることもあるので、リクエストしてみてくださいね。
「初めて買うおすすめのBCD5選」は 1人のインストラクターの検討した結果の意見ですが、少しでもダイバーの参考になればうれしいと思っています。
【2022年】試着して実証「BCD」男性におすすめの5選!初めて買うダイビング器材の選び方
- BCDとは浮力を調整する器材です
- BCDの名称とタイプの特徴を紹介しています
- 失敗しないBCDの選び方を3つ紹介しています
- 体に合うフィット感
- 機能の使いやすさ
- 好みのタイプを選ぶ
- 比較表でおすすめのBCDを比べました
- おすすめBCDをランキングにまとめました
- 第1位 Axiom「アクシオム」(AQUALUNG)
- 第2位 SUMERGE BC MARKⅡ(Bism)
- 第3位 PRO HD Man(AQUALUNG)
- 第4位 PRO HD Compact(AQUALUNG)
- 第5位 CLASSIC ZERO G(SCUBAPRO)
- BCDの便利な使い方をマスターする
- BCD選びに迷ったらイチオシは「Axiom(アクシオム)」(AQUALUNG)
- ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
を詳しく書いています。
今回は「初めて買うBCDどれを買えばいいの?」という声をもとに記事にしました。
僕が2005年に初めて買ったBCDは「PRO QD」(SeaQuest)で当時13万ほどしました。
BCDは慣れてくると使いやすくなってきますが、安すぎるBCDは機能が少なく、フィット感もよくないので使いやすくはなりません。
たまにレンタルのBCDを使うと使いやすさの違いがよくわかります。
「自分に合うBCD」の選び方は「フィット感」「機能の使いやすさ」最後に「好みのタイプ」で選ぶといいと思います。
「使ってみて、失敗した~」と思わないために少しでも役に立つとうれしいです!
次にもう一つの重器材「レギュレーター」のおすすめを読みたい人は見てくださいね!
ここからは「お問い合わせ」や「一番読んでほしいブログ」などの紹介です。
これまでたくさんの相談を1人1人に合った方法で解答してきました!
ダイビングで悩んでいたことが、1つでも解決できればと思って「お問い合わせ」を作っています。
\悩みや不安を気軽に相談してね♪/
ご相談で費用等は一切かかりません!
ダイビングの始め方、スキルアップ、器材の買い方、楽しみ方を体系的に学べ、どこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでみてください!
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ダイビングが体系的に学べる教科書です!
「モンツキくんの沖縄ダイビング大学」と「小さなお店」をまとめたリンク集になっています。
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