ダイビングを始めて少し経つと、ダイバーの約8割がカメラを持って水中の世界を楽しんでいます。
水中カメラを「初めて買う」初心者にマクロ生物から水中風景の写真をキレイに撮るなら一番おすすめのTG-6(OM SYSTEM)を実際に使って紹介していきます。
ダイビングでTG-6はよく見かけるけど、どう良いのかを教えてほしい~
この記事では「TG-6」を実際に使って、使い方の手順やメリットやデメリット、他のカメラの比較をわかりやすく解説しています。
18年間のインストラクター経験と来店してくれたゲストの「疑問や意見」を参考に
- 中立な立場で
- 知識と実践の経験を生かした
- 本当にいいと思うこと
を紹介しています。
メーカーの製品特徴を見ただけでは使い勝手まではよくわかりません。
大切なことは実際の使い勝手やユーザー目線の感想です。
水中カメラ選びで失敗したくない人は読んでみてね!
TG-6を使ってわかったことをレビュー!
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ブログ管理人の
モンツキくん
著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、18年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
TG-6・防水プロテクターの外観や付属品を紹介
「TG-6」ってオリンパスじゃないの?
2019年7月に〔TG-6〕はオリンパスから発売し、最もダイバーが愛用しているカメラになりました。
2020年にオリンパスからOMデジタルソリューションズに〔TG-6〕が継承
2023年10月に〔TG-7〕はOMデジタルソリューションズから4年ぶりに発売されました。(TG-7のOM SYSTEMロゴはブランドネームです。)
OMデジタルソリューションズ株式会社は主にミラーレス一眼カメラを中心とするデジタルカメラや交換レンズなどの事業を行っています。
スマホの普及やデジタルカメラの不況の中、TGシリーズが継続されたことに感謝ですね!
TG-6の箱にはカメラ以外にも、充電ケーブルや電池、ストラップなどが入っていました。
持ちやすいサイズで重さは253g、スマホと変わらない重さです。
モニターは3型インチ(63㎜×42㎜)、水中でも見やすいです。
TG-6は水深15mの防水カメラで、電池や充電の蓋は2重ロックで水が入らないようになっています。
充電はカメラ本体にUSBケーブルを接続します。
USB端子が「Type B」で、他の充電器と共有できないのが残念でした。
防水プロテクター(PT-059)の箱には、本体、光ケーブルアダプター、グリス、シリカゲル(乾燥剤)、Oリング外し、反射防止リング、ハンドストラップが入っていました。
ボタンは丈夫で押しやすく、モニター画面が見やすいフードも付いています!
防水プロテクターにも水没しないようにロック機能が付いています。
防水プロテクターはカメラを水から守る入れ物で「ハウジング」と言うことが多いです。
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初めて買う「いいカメラの4条件」
TG-6はマクロ生物から水中風景をキレイに撮りたい初心者の人におすすめする水中カメラです。
- 水没しない防水カメラ
- 防水プロテクターが頑丈
- 高性能な撮影を簡単にできる
- 継承する大人気シリーズのカメラ
デジカメを数種類使って大事なのは、水没しないこと、壊れないことです。
初めての水中撮影は誤って水没やぶつけることがあります。
カメラは高性能よりも「水没しない・長く使える丈夫さ」=「初心者におすすめ」だからです。
「TG-6」の「いいカメラの条件」はすべて◎です!
TG-6の在庫が無くなれば、同スペック以上のTG-7がおすすめです。
メリット11選を紹介
TG-6を使って良かったと実感した機能をまとめました。
広告では伝わりにくいメリットも紹介します。
水没にも安心の15m防水
一番のメリットはカメラが15m防水ということです。
防水プロテクターが水没すると、通常カメラも水没して壊れてしまうからです。
TG-6は防水プロテクターが水没してもカメラは壊れません。
防水プロテクターが水没しても、水で洗って、また使うことができます。
水没してカメラが壊れないって、ストレスなく安心して使えるよ!
防水プロテクターが頑丈
防水プロテクターは長年使うと、どうしてもボタンが悪くなってしまいます。
TG-6の防水プロテクターは4年使ってもボタンが壊れず、頑丈なボディで傷がつきにくいです。
当たり前に感じますが、頑丈な防水プロテクターはとっても嬉しいメリットです。
モニター部の黒いフードは画面が見やすく、傷防止にもなるのでとても便利です。
防水プロテクターは壊れると、安くで直せません。仕方なく再度購入していたので、頑丈な防水プロテクターはとってもうれしいです。
5つの水中モード撮影が選べる
通常の水中カメラは水中モードとマクロのみですが、TG-6は5つのサブモードから最適なモードを選んで撮影できます。
- 「水中ワイド」
水中の風景や泳いでいる被写体を撮影 - 「水中マクロ」
小さな被写体に接近して大きく撮影 - 「水中顕微鏡」
小さな被写体に1㎝まで接近して撮影 - 「水中スナップ」
シュノーケリングで自然な撮影 - 「水中HDR」
逆光で明暗の差が大きいときに補正して撮影してくれる
水中写真ダイビングでは「水中ワイド」「水中マクロ」「水中顕微鏡」をメインに使って撮影しています。
他のカメラにはない「水中顕微鏡」は肉眼で見えにくい生き物の撮影に最適なモードです。
高性能なマクロ撮影が簡単
マクロ撮影は被写体に接近しすぎるとボケた写真になることが多いです。
TG-6の「水中顕微鏡」モードは被写体に1㎝まで接近して撮影でき、写真がボケることもありません。
- 「水中マクロ」
近くまで寄ると逃げる被写体 - 「水中顕微鏡」
接近できる動かない被写体
「水中マクロ」と「水中顕微鏡」の撮影比較
水中ワイド
↓
水中マクロ
「水中マクロ」は自動で4倍ズームになり、近くまで寄りにくい被写体をできるだけ大きく撮影できます。被写体には約8㎝まで寄れます。
水中ワイド
↓
水中顕微鏡
「水中顕微鏡」は自動で1.2倍ズームになり、被写体には約1㎝まで寄れ、よく見えない数㎜の被写体も大きく鮮明に撮影できる便利な機能です!
ピントの合う距離を測ってみると
- 「水中マクロ」被写体から8~100㎝以上
- 「水中顕微鏡」被写体から1~40㎝
防水プロテクターに被写体が付きそうなほど接近して撮影できるよ!
お気に入りの登録が2つできる
お気に入りが1つ登録できる水中カメラはあります。
TG-6はお気に入り登録(カスタム登録)が2つあり、1タッチでワイドとマクロを切替ることができ、それぞれに細かな設定も登録できます。
- ホワイトバランス
- フラッシュの発光
- フラッシュ補正
- 単写・連写
- 露出補正など
自分好みの設定も登録でき、とっても便利な機能です。
フラッシュの発光、露出補正もモードによって変えると、自分好みの写真が撮れるようになります。
自分好みのカスタマイズ撮影も可能
通常はワイドやマクロモードで撮影をしていますが、TG-6にはここぞという時に使える追加機能もあります。
- 一瞬のチャンスは「連写L」
- 超マクロは「デジタルテレコン」
- 青かぶり軽減は「ワンタッチホワイトバランス」
- 逆光の撮影は「水中HDR」
一瞬のチャンスを逃さない連続撮影、ズームを4倍から8倍にする方法などの機能も備わっています。
ただ、水中で設定の操作をするので、使い方を覚える必要があります。
こちらの記事は「ここぞという時に使う機能」をもっと知りたい人に最適!
高性能な機能を使える余裕が出てきたら、是非1度使ってみてください。
4K動画も撮影できる
動画メインで水中撮影するならGoProかも・・・
でも「ちょっとだけ撮りたい!」「2台持つのはイヤ!」という人は結構多いです。
短い時間ならTG-6でキレイな4K動画撮影もできます。
- 最大撮影時間:4Kは5分、通常のFHDは17分まで
- 1度に撮影できる容量は4GB
- バッテリーの持ちが悪い
- 手ぶれ補正機能あり
4KとFHDの違いってなに?
画素数とは映像の鮮明さであり、4KはFHDの4倍違います。
4K:3840×2160=約800万画素
FHD:1920×1080=約200万画素で4倍の違いがあります。
映像が鮮明でキレイな分、データが大きくなり、編集にも時間がかかります。
貴重な映像だけ4Kで撮り、通常はFHDで撮るようにしましょう。
ヨコで撮影
タテで撮影
インスタグラムのリールなどに投稿する場合はアスペクト比「16:9」のタテで撮影し、スマホで回転させればピッタリサイズになります。(TG-7ではタテ撮影の保存が可能)
「水中ワイド」や「水中マクロ」などで写真撮影中に、動画も撮りたいときは1タッチで撮影できますよ!
レンズが曇りにくい
水中カメラの天敵は結露することです。
暖かい時期に温度差でレンズが曇り、ダイビング中にキレイな撮影ができないことがよくありました。
休憩時のカメラの保管に気をつける必要はありますが、TG-6に変えてからは結露したことがほとんどありません。
温度差が激しい場所でもレンズが曇りにくいダブルガラス構造になっています。
結露すると休憩時に拭きなおしても、その日は結露しやすくなり、水中撮影ができなくてがっかりしてしまいます。
多くの外付け機材に対応
多くのダイバーが使う水中カメラには汎用性があります。
他メーカーのグリップベース、レンズ、外部ストロボなどの外付け機材に防水プロテクター(PT-059)は対応しています。
初めは外付け機材なしでも楽しいですが、もっと水中写真をキレイに撮影したいと感じてくると外付け機材も欲しくなってきます。
こちらの記事は「外付け機材の種類から取付手順まで」を知りたい人に最適!
長年使うためにも水中カメラの汎用性は重要ですね!
F2.0の明るい高解像力レンズ
F2.0ってなに~、よくわかんない?
「F2.0」のFは「Focal」の略で「F値」と言います。
「F2.0」は光を多く取り込むことができる明るいレンズです。
暗い場所ではブレやすい動きのある撮影も、高速シャッターで被写体のブレを抑えます。
水中モードによってF値も違っています。
- 水中ワイド:F2.8(ズームなし)
- 水中マクロ:F6.3(4倍ズーム)
- 水中顕微鏡:F2.3(1.2倍ズーム)
イメージセンサーはデジカメに多い1/2.33型センサーですが、画像処理エンジンは一眼カメラと同じで高解像度を実現しています。
Pモード、AUTOでの撮影では「F2.0」になります。
人気のTGシリーズが継続
残念ながらTG-6のメーカー生産は終了し、新しく継承したTG-7が発売されました。
防水プロテクターはTG-6と同様のPT-059が引き継がれます。
デジカメ業界が衰退する中、ダイバー愛用のTGシリーズの継続はうれしい限りです。
デジカメが生産終了すると、一定期間のメーカー対応はあるものの、消耗部品の交換もできなくなり、壊れなくても使えなくなるからです。
- TG-6:定価57,240円(税込)
- TG-7:定価69,300円(税込)
TG-6、TG-7とも高機能でどちらを購入しても問題ありません。ネット販売では6万円前後の価格で販売しています。
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初めて買う水中カメラならTG‐6、TG-7をおすすめします。
デメリット5選と対応策も紹介
デメリットというよりは仕方がない点と対応策をまとめました。
広告では伝えないデメリットも紹介します。
カメラ+防水プロテクターは安くない
一番のデメリットはカメラ+防水プロテクターのセットは安くないことです。
写真好きが使う何十万円の1眼レフカメラは別として、ダイビングでよく使われている他のアクションカメラや防水カメラと比較すると高くなります。
「何をどう撮りたいのか?」によって水中カメラを選ぶことが大切です。
動画メイン:GoPro、Insta360 X3など
写真メイン:TG-6、TG-7(カメラ+防水プロテクター)、リコーWG-7(防水カメラ)など
写真をメインに撮るなら、手軽さは防水カメラですが、20m防水までしかありません。
TG-6の防水プロテクターは45m防水で、マクロ生物から水中風景までの写真撮影やちょっとした動画も撮りたい人にはおすすめです。
水中カメラは長年使う物なので、しっかりと考えて選びましょう!
水中モードは海の青みが濃い
海は深くなると、徐々に色が青くなりますが、TG-6の青みは少し濃いように感じます。
露出補正を「+1.0」にすると、海の青みをふわっとした明るさにできます。
海の青みはシーンによって変えると、臨場感や海の楽しいイメージになったりするよ!
電池の充電は毎日必要
ダイビングで水中写真を撮影すると、電池は消耗し、毎日充電する必要があります。
動画撮影はかなり消耗が早く、途中で電池交換が必要になります。
充電はカメラ本体にUSBケーブルを接続し、約3時間で完了します。
購入時、電池は1つしか入ってないので、たくさん写真や動画を撮りたい人は予備の電池を購入しましょう。
予備の充電式リチウムイオン電池(LI‐92B)と充電器があればとっても便利です。
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純正の電池は信頼できるけど高価です。LI-92B対応の電池も普通に使えています!
必要な設定がわかりにくい
TG-6は高機能な設定がたくさんあります。
説明書を読んでも、撮影の操作やどこまで設定すればいいのかわかりません。
高機能が故のデメリットですね!
カメラの扱いに慣れると、カスタム登録など「こんな便利な機能もあるの?」とうれしくなります。
こちらの記事は「カメラの設定ってどうしたらいい?」を知りたい人に最適!
初めは「初心者編のカメラ設定」だけで楽しく、キレイな撮影ができますよ!
手で持っていると疲れる
ダイビングはどこに水中カメラをつけるかによって疲れ方が違ってきます。
防水プロテクター(PT-059)には赤いホルダーが付いているので、最初はカメラを手に付ける人が多いですが、ずっと持っていると重く感じたり、ぶつけたりしやすいです。
赤いホルダーと同じようにスナッピーコイルを付けることができます。
スナッピーコイルをBCDに付けると、両手も使えて、疲れずに水中撮影を楽しめます。
\手に付けるより断然ラクになります!/
しっかりとBCDに固定できるので、水中カメラが無くなる心配もなくなります。
ダイビングへ行くカメラ準備の手順
ダイビングへ行く前には必ずカメラ(TG-6)と防水プロテクター(PT-059)の準備をして行きます。
防水カメラ(TG-6)の準備
カメラにSDカードと電池を入れます。
電池を充電、約3時間でフル充電になります。
充電と電池部分の蓋の2重ロックを必ず確認します。
防水プロテクターに入れる場合は反射防止リングに付け替える必要があります。防水プロテクターの中で乱反射を防ぐ効果があります。
取り外しボタンを押してレンズリングを外し、反射防止リングに取り替えます。
電源の確認ができたらカメラの準備は完了です。
カメラ設定をしていない人は、こちらを読んでください!
こちらの記事は「カメラの設定ってどうしたらいい?」を知りたい人に最適!
防水プロテクター(PT‐059)の準備
Oリングを付属品のOリング外しで傷つかないように外します。
Oリングの溝を綿棒で掃除し、異物や砂、余分なグリスを取り除きます。
Oリングに付けるグリスの量は1粒ほどで十分です。
指でやさしくグリスを伸ばします。Oリングを引っ張り過ぎに注意しましょう。
長年使用し、たるんできたら水没する可能性もあります。Oリングが伸びてきたら新しいOリングに交換しましょう。
\Oリングがたるんできたら交換の合図です!/
Oリングをセットして、Oリングと防水プロテクターを指でなぞって馴染ませます。
防水プロテクターにカメラをセットし、付属品のシリカゲルを入れます。
蓋を閉めて、ロックをしたら完了です。
電源や撮影ができるかをボタンを押して確認してみましょう!
Oリングを外してグリスを塗るのは3回に1度程度です。通常はOリングを掃除して、そのままの状態でグリスを塗っています。
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TG-6とTG-7を比較、おすすめはどっち?
違いを分かりやすく教えて~!
TG-6とTG-7を比較すると、形状やスペックはほぼ同じです。
外観の違いは「OM SYSTEM」「TG-7」のロゴ、持ちやすいグリップが変わりました。
TG-6とTG-7の比較
機種 | TG-6 | TG-7 |
発売日 | 2019年7月26日 | 2023年10月13日 |
生産 | 生産終了、在庫のみ販売 | 生産中、新発売 |
料金 (定価・税込) | 57,240円 | 69,300円 |
大きさ(mm) | W113 ×H66 ×D32.4 | W113.9 ×H65.8 ×D32.7 |
重さ | 253g | 249g |
防水プロテクター | PT-059 | PT-059 |
接続ケーブル | マイクロUSB | USB Type-C |
Bluetooth対応 | なし | あり |
縦動画の保存 | できない | できる |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
- 画面モニターがより自然な色に変更
- 充電ケーブルがType‐Cに変更
- Bluetooth機能搭載
- 縦撮影の動画を縦のまま保存できる
画面のモニターが自然な色に近づけば、露出調整や撮影時の確認もしやすくなるなど、TG-7の新機能にはメリットもありますが、TG-6とTG-7共に水中カメラとして十分高性能なのは間違いありません。
- リーズナブルがいいなら「TG-6」
- 最新機種がいいなら「TG-7」
2023年12月時点では「TG-6」はネットで購入できますが、生産終了なので在庫が無くなりしだい「TG-7」のみとなっていきます。
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僕も今はTG-5、TG-6を使っていますが、次に買うならTG-7を買おうと思っています。
5つの人気水中カメラ・アクションカメラを比較
水中カメラってどんなタイプがあるの?
生産中の人気水中カメラやアクションカメラの代表と比較してみました。(2023年12月)
機種 | 防水プロテクター | 防水性能 | 料金 | メイン撮影 | 動画撮影 | スマホ連動 | 持ちやすさ | 特徴 | タイトル |
TG-6 | 45m 防水プロテクター付 | 57,240 +44,000円 | 写真 | 4K | 〇 | 少し大きい | マクロ撮影がキレイ・壊れにくい | 詳細を見る | |
TG-7 | 45m 防水プロテクター付 | 69,300 +44,000円 | 写真 | 4K | 〇 | 少し大きい | マクロ撮影がキレイ・壊れにくい | 詳細を見る | |
リコー WG-7 | なし | 20m | 54,800円 | 写真 | 4K | × | 手軽 | 手軽さ | 詳細を見る |
GoPro HERO12 | 60m 防水プロテクター付 | 62,800+ 8,000円 | 動画 | 5.3K | 〇 | 手軽+自撮り棒使用も多い | 長時間動画撮影・以前はサブスクで割引 | 詳細を見る | |
Insta360 X3 | 50m 防水プロテクター付 | 92,810円セット | 360度 動画 | 5.7K | 〇 | 自撮り棒使用 | 楽しめる360度 動画 | 詳細を見る |
比較の結果、「何をどう撮りたいのか?」で選ぶ機種が変わってきます。
写真をメインに水中撮影を始めたいなら「TG-6、TG-7」、記録を気軽に残すだけなら「リコーWG-7」ですが、20m防水しかないのが残念です。以前は他メーカーで30m防水もありましたが生産終了になりました。
動画をメインなら「GoPro HERO12」、360度動画を楽しみたいなら「Insta360 X3」と特徴によって機種を選べます。
どの機種も高性能で人気のカメラだから「何をどう撮りたいのか?」でこの中から選べば大丈夫ですよ!
マクロから水中風景の写真をキレイに撮るなら TG-6がおすすめ
TG-6はマクロ生物から水中風景をキレイに撮影したい初心者の人におすすめしたい水中カメラです。
- 水没しない防水カメラ
- 防水プロテクターが頑丈
- 高性能な撮影を簡単にできる
- 継承する大人気シリーズのカメラ
デジカメを数種類使って大事なのは、水没しないこと、壊れないことです。
初めての水中カメラでは、特に誤って水没やぶつけることがよくあります。
カメラは「水没しない・長く使える丈夫さ」=「初心者におすすめ」であり、「高性能だけ」=「初心者にいい」ではないからです。
「TG-6」の「いいカメラの条件」はすべて◎です!
TG-6の販売が終了すると同スペック以上のTG-7をおすすめします。
\リーズナブルならこちら、在庫販売のみ!/
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TG-6のおすすめアイテム5選
カメラを買ったら欲しくなるアイテムってある?
TG-6を買ったら、欲しくなるアイテムを紹介します。
- スナッピーコイル
- 充電器と電池セット
- 防水プロテクターのOリング
- ワイドレンズ
- 水中ライト
スナッピーコイル
カメラと一緒に買うのがおすすめのアイテムです。
カメラをずっと手で持つと疲れたり、邪魔になります。
BCDに付けると両手が使えて、カメラを持つのは撮影のときだけでとっても楽になります。カメラがなくなる心配もありません。
たくさんの種類の中で選ぶなら、ステンレス製のカラビナが取付けやすく壊れにくいです。
\手に付けるより断然ラクになります!/
充電器と電池セット
カメラを使っていくと欲しくなるアイテムです。
カメラに付いてる電池は1つしかありません。たくさんの写真撮影や動画の撮影は電池を消耗し、1日持たなくなってきます。予備の電池があるとっても便利です。
付属品のケーブルは本体で充電するため、2つの電池を一緒に充電できず時間がかかります。充電器と電池のセットは、時短にもなり、とっても楽になります。
\安くて電池と充電器のセットはこちら!/
\純正の電池がいい人はこちら!/
防水プロテクターのOリング
数年以上使うと必要になってくるアイテムです。
Oリングにグリスを付ける作業は、Oリングを引っ張り、徐々にたるんでいきます。
防水プロテクターに取付けの際、Oリングが余ってきたら交換の合図です。
水没する可能性もあるので早めに取り換えましょう。
\Oリングがたるんできたら交換の合図です!/
ワイドレンズ
キレイな水中風景を撮りたくなったら、おすすめのアイテムです。
防水プロテクターにオプションの部品を取付けてワイドレンズを取付けます。
画角を広めると水中の風景や魚影がとってもキレイに撮影できます。
こちらの記事は「ワイドレンズのメリットや取付方法」を知りたい人に最適!
\水中風景の撮影にぜひ使ってほしい!/
水中ライト
水中の青かぶりが気になったら、おすすめのアイテムです。
水中ライトは暗闇を照らすだけではなく、生き物を探す手助けや写真に色合いを出すことができます。
水中ライトはフラッシュ発光では影になる被写体に光の角度を変えて撮ったり、少し離れた被写体に明かりを当てることができます。
水中ライトを選ぶなら、丈夫で水没しないこと、最低限の明るさがあるものがいいです。
初心者が初めて買うなら、おすすめは「INON LE600h-W」です。
- 頑丈なボディで水没せず、壊れにくい
- 600ルーメン以上に感じる明るさ
- 色の再現性が高くキレイに撮影できる
- 高価ではない価格
安価な単三電池3本で使うことができます。
\初めて買う水中ライトにおすすめ!/
欲しいものはたくさんあるけど、費用もかかります。水中写真を楽しみながら1つずつ買っていくのも楽しみの一つですよ!
【水中カメラ】TG-6のレビュー!水中写真を始める初心者におすすめ、メリット・デメリット、TG‐7比較を解説のまとめ
今回は「【水中カメラ】TG-6のレビュー!水中写真を始める初心者におすすめ、メリット・デメリット、TG‐7比較を解説」というテーマを紹介しました。
- TG-6・防水プロテクターの外観や付属品を紹介
- 初めて買う「いいカメラの4条件」
- メリット11選を紹介
- デメリット5選と対応策も紹介
- ダイビングへ行くカメラ準備の手順
- TG-6とTG-7を比較、おすすめはどっち?
- 5つの人気水中カメラ・アクションカメラを比較
- マクロから水中風景の写真をキレイに撮るなら TG-6がおすすめ
- TG-6のおすすめアイテム5選
TG-6のレビューを書いたのは、水中写真を撮りたい人もGopro12などのアクションカメラを購入し、マクロ生物がボケてキレイに撮れないと後悔する人を多く見かけるのからです。
料金や手軽さ、動画撮影を比較するとGopro12にメリットはあります。
マクロ生物から水中風景の写真を撮りたい人はTG-6やTG-7を手に取ってほしいと思います。
1人のインストラクターとして経験してきた知識を中立的な立場で誰よりもわかりやすく解説しています。
ダイビングで悩んだとき、迷ったときに、1つの参考として見てもらえるとうれしいです。
水中カメラはそれぞれにメリット、デメリットがあり、知らないと選ぶのが難しいです。「何をどう撮りたいのか?」で選ぶのが大切です!
同様に、水中写真のおすすめ記事を紹介します。
①水中写真ダイビングの楽しみ方知りたい人
②キレイに撮るカメラ設定を知りたい人
③キレイに撮るカメラの撮り方を知りたい人
④水中カメラならTG-6がおすすめ
ダイビングの始め方、スキルアップ、器材の買い方、楽しみ方を体系的に学べ、どこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでください!
\一番読んでほしいブログです♪/
ダイビングを体系的に学べる教科書!
「モンツキくんの沖縄ダイビング大学」と「小さなお店」をまとめたリンク集になっています。
\関連ページが探しやすい♪/
これ1本で見やすくて便利!