はじめまして、モンツキくん(@montsukikun)です。36才で会社を辞め沖縄に移住、ダイビングインストラクターになって16年「小さなダイビングショップ」をして海を案内しています!
ダイビング器材はいきなり買わない
ダイビング器材はたくさんのメーカー、たくさんの種類があるって知ってますか?
自分に合った器材を納得して買うためには
ダイビング器材はいきなり全部買わない方がいいです!
最初はレンタルで器材を知ることが重要です。
お客様から「最初に全部買って失敗した~」って聞くことがあります。
「どうしてですか?」とたずねると
「すすめられるがまま買ったから」「ローンを組んでまで買ったから」と言われることが多いです。
その真意は、
「自分がまだ器材についてよくわかってない状況で、すすめられるがまま全部買ったので料金や器材に後悔している」
ということだと思います。
では、どうすればよかったの?
「自分に合う器材をアドバイスしてもらいながら選んで、ほしい物から少しずつ買っていく」
という風にすれば後悔せずに納得して器材を増やしていけます。
ショップですすめられる器材は悪くはないと思います、というより初心者には高価すぎるものをすすめられることもあります。
- みんなが使っている器材を見てみる
- 気になる器材を試着する
- アドバイスをもらう
ここまですると納得いく器材が見つかります。
- 買うタイミングは?
「これからもダイビングを続けたい!」と決めた時がいいです。
- 何から買えばいいの?
最初に「ストレスを感じて困っている器材」から買うこと
次に「自分の欲しい器材」から買っていくようにしましょう。
一度に全部買わずに、少しずつ増やしていくとその度に使う「うれしさと楽しさ」が味わえます。
自分に合った器材は使い心地もよくてダイビングのストレスがなくなるよ!
ダイビング器材料金はフルレンタル何回分になる?を検証
「毎回レンタル料金を払うのはもったいない!」と思ったりしませんか?
「今回はフルレンタルを何回すると器材を買えるのか?」をシュミレーションしてみました。
初心者におすすめする器材の料金として
- 軽器材(マスク・スノーケル・ブーツ・フィン・グローブ)5万円
- 重器材(レギュレーター・BC・メッシュバック)25万円
- スーツ(5ミリワンピース)5万円、またはスーツ(ドライスーツ)24万円
としての合計を計算すると - スーツ(5ミリワンピース)の合計 35万円
- スーツ(ドライスーツ)の合計 54万円
実際、初心者におすすめする器材であればこの料金内で収まると思います。
現地リゾート型(沖縄)のスーツ(5ミリ)の場合は
器材購入の料金 =70日フルレンタル(140~210回)
器材購入の料金35万円、 1日フルレンタル5千円(2~3ダイブ)にて算定
都市型(東京)のスーツ(ドライスーツ)の場合は
器材購入の料金 =67.5日フルレンタル(135回)
器材購入料金54万円、 1日フルレンタル8千円(2ダイブ) にて算定
みなさんはどう思いますか?
「100回以上ダイビングはしない!」と断言するならレンタルがお得ということになりますね!
でも、ここからが本題です!
「これからもダイビングを続けたい!」と思うまではレンタルでいいです。
でも、たくさん潜ってから器材購入するのは費用の面で少しもったいない気がしますよね?
「具体的に買うタイミングはいつがいいの?」というと
20回くらいから少しずつ買い始めて、50本で全部揃えていくのがおすすめです。
誰でも20回で基本スキルができるようになってくるのでダイビングが楽しくなり、50回で自由に潜れるようになっていくからです。
ダイビング経験が50回は早い人ならダイビングを始めて1年くらいですね!
50回潜るとフルレンタルの料金は
- 現地リゾート型(沖縄)8.3~12.5万円
- 都市型(東京)20万円
都市型(東京)を見るとビックリします。「フルレンタル料金も積もれば山となる」ですね~
だから、都市型(東京)は器材を早く購入する人が多いのかもしれません。
レンタル料金がもったいなく感じる方はもう少し早く購入してもいいかもね!
ダイビング器材を買うメリット・デメリット
ダイビング器材を買っていくことのメリットとデメリットを紹介しますね。
メリット
- 自分にフィットしていて使いやすい
- 機能が使いやすいと上達が早くなる
- レンタル費用の削減になっていく
- どれを買うか選ぶことが楽しい
- 自分の器材をつけて潜るのが楽しみ
デメリット
- 早くやめると費用がもったいない
- 持って行くのがしんどい
- 高価な器材もあるのでお金がない
最大のデメリットは「ダイビングを早くやめると費用がもったいない」ですね~
なので、買うタイミングは「これからもダイビングを続けたい!」と決めたときなんです!
「ダイビング器材を買う」のはメリットがいっぱいなんです!
買うのをためらっている方も、まずは1つ買ってみましょう!
フルレンタルし続ける人はどんな人?
レンタルでずっとダイビングを続ける人はいないの?
「これからもダイビングを続けるよ」という人でもフルレンタルでやる方もいます。
どんな人かというと
- 年に数回のリゾートダイバー
- 荷物を少なくしたい
- 買うよりもトータル安い
リゾートダイバーの方は年に1~2回のダイビングで十分、ラクに楽しみたいと思っています。
ダイビング器材を持っていくよりレンタルの方が荷物はラクですから。
年に10回のダイビングで10年やっても100回だから買うよりまだ安いよね~
ダイビングはその人に合ったスタイルで楽しめばいいと思うよ!
フルレンタル以外を早めに購入するという考え方
フルレンタルとはダイビング器材一式を借りるということですよね?
ショップではフルレンタルを借りることができますが、それ以外はレンタルしていないこともあります。
フルレンタル以外って何があるの?
- ダイブコンピュータ
- 水中カメラ
- 水中ライト
になります。
フルレンタル以外のものを早めに購入するというのも考え方の1つです。
なぜなら、マスク1つ購入してもフルレンタルの料金は変わりません。
- 個々のレンタル料金なら合計6千円
軽器材 2千円
重器材 2.5千円
スーツ 1.5千円
- フルレンタルなら5千円
フルレンタルは割引して安く借りられることが多いからです。
フルレンタル以外は借りられなかったり、借りれても別料金がかかります。
ダイブコンピュータや水中カメラ、水中ライトに興味がある方は器材よりも先に購入しています。
- ダイブコンピュータ
自分の安全を守るために必須です。
最初はインストラクターと同じ水深を潜っていれば大丈夫ですが、できるだけ早めに自分で持ち、自分で安全管理ができるダイバーになりましょう!
- 水中カメラや水中ライト
ダイビングをより楽しむために多くのダイバーが持っているものです。
水中写真を楽しみたい方はライセンスを取ってすぐに水中カメラを始めています。
ディープや地形ダイビングが好きであれば水中ライトは必須のアイテムですよ!
自分の欲しいものから買えばいいのですが、ダイブコンピュータを始めに買う方も多いですよ!
【初心者必見】ダイビングの器材料金はレンタル何回分になる?を検証!のまとめ
今回は「【初心者必見】ダイビングの器材料金はレンタル何回分になる?を検証!」
というテーマを紹介しました。
- ダイビング器材は自分がまだよくわかってない状況でいきなり買わない
- 現地リゾート型(沖縄)の場合は器材購入の料金 =70日フルレンタル(140~210回)
- 都市型(東京)の場合は器材購入の料金 =67.5日フルレンタル(135回)
- 買うタイミングは20回くらいから少しずつ買い始めて、50本で全部揃えていく
- ダイビング器材を買うメリットとデメリットを紹介
- フルレンタルし続ける人は年に数回のリゾートダイバーに多い
- フルレンタル以外を早めに購入するという考え方もある
今回は「ダイビング器材をいつ購入するのがいいの?」と「ずっとレンタル料金を払うのはもったいない!」という声をもとに記事にしました。
1円でも損しないようにするには「すぐに全部器材を買う」ことですが、自分に納得のいく器材を見つけるには「ある程度の知識と経験」が必要になります。
なので、記事では「具体的に買うタイミングは20回くらいから少しずつ買い始めて、50本で全部揃えていく」とおすすめしました。
私自身は10回で器材を全部買ったので、どの器材が自分に合っているのかも知らずに買って、あとで「あのスーツの方がいいな~?」と思ったこともあったなぁ~