最後まで悩むのが重器材「BCDとレギュレーター」ですね!
レギュレーターとは、水中で呼吸するための器材であり、タンクに圧縮された空気を減圧して呼吸できるようになっています。
呼吸するセカンドステージ、予備のオクトパス、残圧計やBCDにつなげる中圧ホースをまとめてレギュレーターとも言います。
おすすめ記事でたくさん紹介されても「自分に合う器材はどれ?」ってなることが多いんだよね~
レギュレーターを買うなら呼吸しやすく、くわえ心地のいい、信頼できるレギュレーターが良くないですか?
おすすめは機能、性別、ダイビング経験、料金によって違ってきます。
今回は、初めて買う初心者にこれだけは絶対に比較してほしいレギュレーターを6個に絞って解説しています。
大切なことは自分に合う器材を見つけることです。
実際に、19年間のインストラクター経験から
- 実物に触れ、使用して比較
- メーカーに意見を伺い
- 中立な立場で本当にいいと思う器材
を紹介しています。
長年のインストラクター経験から、使いやすさ、品質、デザイン、料金を検討し、一番おすすめのレギュレーターに「Bism rebrass Ø(レブラスゼロ)」を選びました。

購入したゲストからは「流量調整できて呼吸しやすい、引っ張り感がなくてくわえやすい、手ごろな料金」と喜ばれています。
レギュレーターで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてね!
\おすすめのランキングをすぐに見たい!/
初めて買う人にとって本当にいいと思ったレギュレーター器材を厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのレギュレーターの紹介じゃないよ。

ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、19年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
- 初めて買う「レギュレーター」比較表
- 初めて買う「レギュレーター」ランキング
- レギュレーターで失敗しない3つの選び方
- 女性にとって選び方で大切なこと
- レギュレーターとは水中で呼吸する器材
- レギュレーターのタイプと仕組みを紹介
- レギュレーターメーカーは種類が減少傾向
- ダイバー人気調査は1位Bism、2位アクアラング
- レギュレーターは4つの部品からなる
- オクトパスはファーストステージと同じメーカー・モデルが理想
- オクトパスのつけ方は左右で目的が違う
- ゲージは残圧計だけでOK!違うメーカーでもいい理由とは?
- レギュレーター選びに迷ったらイチオシは「rebrass Ø」
- 初めて買う初心者の「レギュレーター」インストラクターが選び抜いたおすすめのまとめ
初めて買う「レギュレーター」比較表

初心者が初めて買う「レギュレーター」で失敗しないように人気メーカー6社、約50種類の中から選び抜いてランキング比較しました。
すごく安いレギュレーターもネットで見たけどダメかな?
レンタルでよく使われるリーズナブルなレギュレーターは対象外にしました。せっかく買ったレギュレーターがレンタルと同じだったら悲しくなりますからね~!
レギュレーターはほとんど男女兼用となっています。
画像 | 名称(メーカー) | ランキング | 2024年の ランキング | 定価(税込) | ネット料金(税込) | 性別 | 呼吸しやすさ | 引っ張られる感 | あごの疲れやすさ | マウスピースの外れやすさ | 信頼できるメーカー | ファストステージ | ファーストステージ 重量 | ダストキャップの水吹き飛ばし | セカンドステージ | セカンドステージの重量 | セカンドステージフェイス材質 | 流量調整 | ベンチュリースイッチ | セカンドステージの回転 | ホース | ナイトロックス 対応 | 安心サポート | 公式サイト |
![]() | rebrass Ø 「レブラスゼロ」 (Bism) | 1位 | 1位ー | 141,900円 | 113,520円 | 男性・女性用 | 呼吸しやすい 流量調整できる ダブルストリームバルブEX(*) | 感じない (スイングヘッド の360°回転) | 疲れを感じない セカンドステージの 重量320g | 小さいサイズ 女性に好評 | 日本メーカー ブリヂストン関連より独立 | バランスツイン ピストン | 748g | 必要 | ダウンストリーム バルブ | 320g | 鋼合金 | ○ | ○ | スイングヘッド 360°回転 | 樹脂ホース (ラバーホースより軽量・2~3倍の耐久性) | 使用可能 (定期的メンテナンスとガスの安全確認が必要) | 5回分の指定消耗品パーツを無償交換 | 詳細を見る |
![]() | Legend 「レジェンド」 (AQUALUNG) | 2位 | 2位ー | 159,500円 | 140,800円 | 男性・女性用 | 呼吸しやすい 水深の変化も快適な呼吸感 | 感じにくい (柔軟なフレックスホース) | 軽くて疲れない セカンドステージの 重量227g | 上あご付き あごの疲れを軽減 | 日本法人あり 世界最大のダイビングメーカー | オーバーバランス ダイヤフラム | 957g | 不要 | バランスバルブ | 227g | プラスチック樹脂+強化真鍮素材 | × | ○ | × | フレックスホース(ラバーホースより柔軟、つっぱり感を軽減) | 使用可能 (ナイトロックス専用のオーバーホールが必要) | 5年間の指定パーツ無償交換 | 詳細を見る |
![]() | Helix Compact 「ヘリックスコンパクト」 (AQUALUNG) | 3位 | ー↗ | 132,000円 | 89,980円 | 男性・女性用 | 呼吸しやすい 水深の変化も快適な呼吸感 | 感じにくい (柔軟なフレックスホース) | 軽くて疲れない セカンドステージの 重量160g | 上あご付き あごの疲れを軽減 | 日本法人あり 世界最大のダイビングメーカー | バランス ダイヤフラム | 700g | 必要 | バランスバルブ | 160g | プラスチック樹脂 | × | ○ | × | フレックスホース(ラバーホースより柔軟、つっぱり感を軽減) | 使用可能 (ナイトロックス専用のオーバーホールが必要) | 5年間の指定パーツ無償交換 | 詳細を見る |
![]() | SUMERGE MARKⅡ 「サマージマークⅡ」 (Bism) | 4位 | 3位↘ | 81,400円 | 65,120円 | 男性・女性用 | 呼吸しやすい ダブルストリームバルブ(*) | 感じない (スイングヘッド の360°回転) | 軽くて疲れない セカンドステージの 重量230g | 小さいサイズ 女性に好評 | 日本メーカー ブリヂストン関連より独立 | バランスツイン ピストン | 748g | 必要 | ダウンストリーム バルブ | 230g | プラスチック樹脂 | × | × | スイングヘッド 360°回転 | 樹脂ホース (ラバーホースより軽量・2~3倍の耐久性) | 使用可能 (定期的メンテナンスとガスの安全確認が必要) | 5回分の指定消耗品パーツを無償交換 | 詳細を見る |
![]() | RS609J (TUSA) | 5位 | 4位↘ | 148,500円 | 店頭販売のみ | 男性・女性用 | 呼吸しやすい 流量調整できる | 感じにくい (柔軟なフレックスホース) | 軽くて疲れない | 通常サイズ TUSA専用 長時間も疲れない | 日本メーカー 世界中で信頼されているブランド | バランス ダイヤフラム | 総重量が 955g | 必要 | ダウンストリーム バルブ | ? | ステンレス+プラスチック樹脂 | ○ | × | × | フレックスホース(ラバーホースより柔軟、つっぱり感を軽減) | 使用可能 | 10年間5回分の指定パーツ無償交換 | 詳細を見る |
![]() | Titan 「タイタン」 (AQUALUNG) | 6位 | 5位↘ | 108,900円 | 38,500円 | 男性・女性用 | 慣れると呼吸しやすい | 少し感じる | 軽くて疲れない セカンドステージの 重量175g | 上あご付き あごの疲れを軽減 | 日本法人あり 世界最大のダイビングメーカー | バランス ダイヤフラム | 690g | 必要 | ダウンストリーム バルブ | 175g | プラスチック樹脂 | × | ○ | × | ラバーホース | 使用可能 (ナイトロックス専用のオーバーホールが必要) | サポートなし リーズナブルな器材のため | 詳細を見る |
呼吸しやすいダブルストリームバルブってなに?
呼吸が大流量で安定した給気になり、さらに軽い吸い心地にした機能。
Bismのセカンドステージはダウンストリームバルブですが、吸い心地が軽く、呼吸がしやすくなっています。

ベンチュリースイッチってなに?

大深度でも心地よい呼吸ができる流量のため、陸でのフリーフローを防止するためのスイッチになります。
使い方は、タンクのバルブを開ける前にベンチュリースイッチを「-」、セカンドステージをくわえてから「+」に切り替えて潜ります。
料金的には中の上~リーズナブルなものを選びました。レギュレーターは(ファーストステージ+セカンドステージ)以外にオクトパスやゲージの料金も必要となるからです。
初めて買う「レギュレーター」ランキング

ダイビング器材はここ数年値上がりしており、今年のレギュレーターも値上がりしている物が多いです。
レギュレーター1セットは定価15~50万円(税込)、「ファーストステージ+セカンドステージ」でよく使われているのは11~18万円になります。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」からできるだけ厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能にはなりますが「使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金」を総合的に検討した上でランキングしています。
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分のほしいレギュレーターが見つかるかな?
1位 360度回転のくわえやすさと呼吸の良さなら「rebrass Ø」

■rebrass Ø「レブラスゼロ」(Bism)
- 引っ張り感のないくわえ心地がいい人
- 呼吸しやすいのがいい人
- 流量調整がほしい人
料金(税込) | 定価141,900円 ネット販売は113,520円(楽天) |
メリット | ・360°回転で引っ張り感がない ・新機能で吸い心地が軽い ・呼吸量を微調整できる流量調整 ・信頼できる日本メーカー ・耐久性に優れた樹脂ホース |
デメリット | ・セカンドステージが少し重い ・小さめのマウスピース ・フリーフローしやすかった |
360度回転のスイングヘッドで引っ張り感のない心地よさ!
私も長年愛用していますが、360°回転するスイングヘッドはホースから引っ張られる感覚もなく呼吸が快適にできます。年齢による呼吸の変化も流量調整で対応でき、長年使用可能です。

ゲストの感想は「引っ張られる感じがなくていい!」「流量調整ができて呼吸がしやすい!」「手ごろな料金価格でうれしい!」と喜ぶ方が多いです。以前はフリーフローしやすい感じでしたが、2024年にモデルチェンジしたことで改善されました。軽くしなやかで耐久性のあるホースのこだわり、信頼できる日本メーカーの安心サポートも含めて一番のおすすめのレギュレーターです。
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同じメーカー・モデルのおすすめオクトパス

2位 大深度で心地よい呼吸感がいいなら「Legend」

■Legend「レジェンド」(AQUALUNG)
- 性能を重視したい人
- 大深度で心地よい呼吸感がいい人
料金(税込) | 定価159,500円 ネット販売は140,800円(楽天) |
メリット | ・EN250規格を高い基準でクリア ・大深度で心地よい呼吸ができる ・柔軟ホースで引っ張り感を軽減 ・信頼できる世界最大メーカー ・ダストキャップの吹き飛ばし不要 |
デメリット | ・ファーストステージが少し重い ・上あご付きのマウスピース |
基準(EN250)よりはるかに優れた呼吸抵抗値!
世界的に認められたEN250規格に高い基準でクリアし、呼吸抵抗が小さく楽に呼吸ができ、大深度でも心地よい呼吸感を味わえます。

柔らかいフレックスホースで引っ張り感を軽減し、終了時にダストキャップを閉め忘れても水が入らない機能が便利です。ただ、少し高価で既製のマウスピースが苦手という方もいます。信頼できる日本法人の安心サポートもあり、数値上の性能が優れているのがいい人にはおすすめのレギュレーターです。
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3位 軽くてコンパクトなら「Helix Compact」

■Helix Compact「ヘリックスコンパクト」(AQUALUNG)
- 軽くてあごが疲れないのがいい人
- 大深度で心地よい呼吸感がいい人
料金(税込) | 定価132,000円 ネット販売は89,980円(楽天) |
メリット | ・EN250規格の基準をクリア ・軽くてあごが疲れにくい ・柔軟ホースで引っ張り感を軽減 ・信頼できる世界最大メーカー |
デメリット | ・上あご付きのマウスピース ・2024年に発売されたばかり |
軽量なセカンドステージは疲れず、旅行に最適!
EN250規格に十分な基準でクリアし、呼吸抵抗も小さく楽に呼吸ができるレギュレーターで、かつ軽量であごが疲れず、楽に持ち運べる女性にうれしいサイズ感です。

柔らかいフレックスホースで引っ張り感も軽減しています。ただ、既製のマウスピースが苦手という方もいますが、信頼できる日本法人の安心サポートもあり、なにより、軽量で口から外れにくく、あごが疲れないのがいいという人におすすめです。
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4位 360度回転機能と低コストなら「SUMERGE MARKⅡ」

■SUMERGE MARKⅡ「サマージマークⅡ」(Bism)
- リーズナブルな料金がいい人
- 引っ張り感のないくわえ心地がいい人
料金(税込) | 定価81,400円 ネット販売は65,120円(楽天) |
メリット | ・360°回転で引っ張り感がない ・新機能で吸い心地が軽い ・信頼できる日本メーカー ・耐久性に優れた樹脂ホース |
デメリット | ・フェイスが傷つきやすい ・マウスピースが小さく感じるかも |
リーズナブルで360度回転のスイングヘッド機能!
1位のrebrassØ「レブラスゼロ」から流量調整とベンチュリー機能をなくしたシンプルな構造でとってもリーズナブルな料金になっています。呼吸もしやすく、360°回転のスイングヘッド機能で引っ張られる感はありません。

軽くしなやかで耐久性のあるホースのこだわり、信頼できる日本メーカーの安心サポートとリーズナブルな料金がいい人におすすめです。
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5位 流量調整とホワイトカラーなら「RS609J」

■RS609J(TUSA)
- 流量調整がほしい人
- 引っ張り感のないくわえ心地がいい人
- ホワイトカラーがいい人
料金(税込) | 定価148,500円 ネット販売はなし、店頭販売のみ |
メリット | ・流量調整で呼吸がしやすい ・柔軟ホースで引っ張り感を軽減 ・信頼できる日本メーカー ・かわいいホワイトカラーがある |
デメリット | ・ネット販売をしていない ・ホワイトカラーは汚れが目立つ |
かわいいホワイトカラーと呼吸しやすい流量調整機能!
TUSAの中上級モデル、流量調整で呼吸量を調整できる良さと引っ張られる感を軽減するフレックスホースが呼吸を快適にします。ホワイトカラーのファーストステージ、セカンドステージが水中でもキレイに見えます。信頼できる日本メーカーの安心サポートもあり、かわいいホワイトカラーがいい人にはおすすめです。
6位 シンプルな機能と軽量、低コストなら「Titan」

■Titan「タイタン」(AQUALUNG)
- リーズナブルな料金がいい人
- 軽くてあごが疲れないのがいい人
料金(税込) | 定価108,900円 ネット販売は38,500円(楽天) |
メリット | ・シンプルな機能でリーズナブル ・EN250規格の基準をクリア ・信頼できる世界最大のメーカー |
デメリット | ・引っ張り感を少し感じる ・オーバーホールのパーツ無償サポートがない |
シンプルな機能でリーズナブルな料金設定!
世界的に認識されたEN250規格に十分な基準でクリアしたレギュレーターです。呼吸抵抗が小さく、軽量なセカンドステージはあごが疲れません。ただ、フレックスホースが標準ではないので引っ張り感を感じるのが残念ですが、信頼できる日本法人の安心サポートととってもリーズナブルな料金がいいという人にはおすすめです。
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同じメーカー・モデルのおすすめオクトパス
自分に合ったレギュレーターは見つかったかな?
性能を求めすぎると料金も高くなっていくから、しっかりバランスを見て決めていきましょう。
レギュレーターで失敗しない3つの選び方

- 1.呼吸がしやすい
- 2.セカンドステージのくわえ心地がいい
- 3.信頼できるメーカーから選ぶ
レギュレーターはストレスなく呼吸できることが一番大切です。
- 呼吸抵抗を感じて吸いにくい
- 引っ張られる感じで外れそう
- 重くてあごが疲れる
- マウスピースが合わなくて外れそう
- フリーフローしやすい
「ストレスを感じない快適なレギュレーター」の選び方を紹介していきますね。
レンタルでは呼吸しにくいと感じることがありました!
1.呼吸がしやすい

失敗しないレギュレーターの選び方では呼吸のしやすさがもっとも大切です。
呼吸がしにくいとダイビングが楽しくなくなるからです。
呼吸のしやすさとは2つあります。
- レギュレーターの構造
- 呼吸量を調整できる流量調整機能
全てのレギュレーターは深い水深になるほど、呼吸しづらくなっていきますが、呼吸のしやすさはレギュレーターの構造によって変わってきます。
- ファーストステージ:バランスダイヤフラムまたはバランスピストン
- セカンドステージ:バランスバルブ
タンクに残る空気量で呼吸の影響を受けず、吸い心地がいい構造のパターンです。
平均的な料金で、おすすめのレギュレーターもあります。
セカンドステージに流量調整機能がある


メーカーによって構造は違いますが、セカンドステージのノズルで呼吸量を簡単に調節できます。
1回の呼吸量は体格、肺活量など人によっても違います。同じ人でも年齢や経験、水中での運動量、深度で変わってきます。
- 1回の呼吸量の違い
(多い > 少ない) - 若い > 高齢
- 経験が少ない > 経験が多い
- 強い流れ > のんびり
- 深い水深 > 浅い水深
長く使っていくと、年齢や経験も変わるので呼吸の量を調節できるものが便利です。
高価なものほどファーストステージの性能も高く、より快適な呼吸ができる機能もついていますが、平均的な料金のレギュレーターでも差を感じず、呼吸のしやすいレギュレーターはあります。
2.セカンドステージのくわえ心地がいい

失敗しないレギュレーターの選び方ではセカンドステージのくわえ心地がいいことも重要です。
くわえ心地がいいとは「セカンドステージが外れそうなストレス」がないことです。
セカンドステージのくわえ心地のよさとは3つあります。
- 引っ張られる感じがしない
- 軽くてあごが疲れない
- マウスピースが外れない
引っ張られる感じがしない
セカンドステージをくわえて首を振ると外れそうになります。
タンクのバルブを開けると高圧な空気がホースを通り、ラバーホースは硬く、曲がりにくくなるからです。
引っ張られる感じがしないように回転力や柔らかいホースも生まれました。

セカンドステージが360°回転するスイングヘッド
スイベル(セカンドステージとホースをつなげる部品)が360°自由に回転することで、口から外れそうになる力を分散させます。引っ張られる感じがなくなり、あごやかむ力の疲労感を軽減してくれます。
メーカー:Bism
360°回転するのはBismのみですが、スイベルが回転するアダプターやホースもあります。
柔らかいフレックスホース
フレックスホースはラバーホースに比べて、軽量で柔軟性があるので引っ張られる感じが軽減されます。
メーカー:アクアラング、TUSAに標準装備していることが多い

どのメーカーもホース交換ができます。
フレックスホースは3年毎に交換を推奨しています。内部の樹脂が劣化していく場合があり外見からではわからないからです。
軽くてあごが疲れない
セカンドステージはあごや口の力で支えます。
重いとあごや口が疲れやすくなるからです。
メーカーは材質や大きさを軽量化して、昔のような重くてあごが疲れるセカンドステージはほとんどなくなりました。
どのメーカーも重量の違いは100g程度しかありませんが、あごや口が疲れやすい人は軽いものをおすすめします。
セカンドステージが小さいとデメリットもある
セカンドステージの形状が小さいと軽くてくわえやすいですが、デメリットもあります。内部の部品が小さいほど繊細で故障リスクが増えること、呼吸量も少なくなるので肺活量の多い方は抵抗を感じることもあります。
マウスピースが外れない
セカンドステージの使いやすさではマウスピースも大切です。
マウスピースはメーカーによって形状も違い、口に合わないと外れやすくなるからです。
くわえ心地がよくなければマウスピースだけを交換すれば大丈夫です。
マウスピースの4つのタイプ
- 通常サイズ
- 小さいサイズ(Bism)
- 上あご付き(アクアラング)
- 歯型形成タイプ

まずは、購入したレギュレーターのマウスピースを使ってみて、外れやすくないか試してみましょう。
自分の歯形に合わせて作る「歯形形成タイプ」がおすすめです。

JAXの歯形形成タイプは自分の歯形に合わせて何度でも簡単に成形でき、ほとんどのレギュレーターに取付可能です。
ホールド感が抜群で成形するときは強くかまずに歯形を作るのがコツです。ダイビング後に歯に違和感があればもう少しソフトにかんで歯形を作り直すことも可能です。
3.信頼できるメーカーで選ぶ

失敗しないレギュレーターの選び方では信頼できるメーカーも大事になってきます。
長く使うために必要なアフターフォローがしっかりしているからです。
信頼できるメーカーをおすすめする理由は2つあります。
- 交換パーツを長期間供給してくれる
- 指定パーツの無償交換サービスがある
レギュレーターは定期的にオーバーホールをすれば10年以上使える器材ですが、安定したパーツの供給がなくなるとオーバーホールもできなくなります。
オーバーホールの無償交換パーツは一定期間サービスがあり、1回数千円の交換パーツ代が無償でとってもお得です。
日本のメーカーや日本法人があるメーカーは信頼できるメーカーとしておすすめで、交換パーツの供給、リコール対応などの面で安心できます。
日本メーカー:Bism、TUSAなど
日本法人があるメーカー:AQUALUNG、apeksなど
呼吸のしやすさ、セカンドステージの使いやすさ、信頼できるメーカーで選べば、自分に合ったレギュレーターは必ず見つかるよ。
女性にとって選び方で大切なこと

特に女性は男性よりも口が小さく、あごが疲れやすくなるので、より自分に合うレギュレーターを選ぶことが大切になります。
セカンドステージの軽さやくわえ心地の良さを第一に考えるのもいいと思います。
メーカーの中には女性専用のレギュレーターもあり、デザインに加え、セカンドステージの軽さ、マウスピースのサイズも女性に合わせて作られています。
セカンドステージを重く感じていた人は軽量化で快適さが格段に変わるよ!
レギュレーターとは水中で呼吸する器材

素朴な疑問ですが、レギュレーターってどういう意味なんだろう?
- レギュレーター(regulator)=制御器
長い時間水中で呼吸できるのは、タンクにたくさんの空気を圧縮して入れているからです。
レギュレーターは高圧に圧縮された空気をダイバーが呼吸できるレベルまで減圧する器材です。
どれくらい圧縮しているかというと、残圧計200気圧ならタンクの空気は200倍に圧縮されています。
10Lタンクに200気圧=10L×200気圧=2000Lの空気が入っています。
呼吸の快適性はレギュレーターによって違うので、これからわかりやすく解説していくね。
レギュレーターのタイプと仕組みを紹介

レギュレーターは5つの部品に分けられます。
- ファーストステージ
- セカンドステージ
- オクトパス
- ゲージ
- 中圧ホース
レギュレーターは5つの部品の総称ですが、セカンドステージを「レギュレーター」と言うことが多いです。
ダイビングで潜降する時に「セカンドステージをくわえましょう。」とは言わずに「レギュレーターをくわえましょう。」とよく言います。
レギュレーターは見た目が一緒に見えるけど、違いをわかりやすく教えて?
ファーストステージ

タンクに圧縮された空気は充填時200気圧ですが、ファーストステージで8~10気圧まで落としてセカンドステージへ送る装置です。
わかりにくいので、3つタイプがあるってだけでも大丈夫です。
ファーストステージのタイプは主に3つありますが、外見を見ても違いがよくわかりません。

- バランスダイヤフラム
- バランスピストン
- スタンダード(ハイフロー)ピストン
どのタイプでも水深が深くなるにつれて呼吸の快適性は落ちてきます。レジャーダイビングの水深30m程度であれば快適性は気づかない程度です。
タンク圧の残量で呼吸の影響を受けないタイプがおすすめです。
バランスダイヤフラム・バランスピストンのタイプ
メーカーにより違いはありますが、平均的な料金のレギュレーターは、ほとんどおすすめタイプです。
バランスダイヤフラム

メーカーとしてAQUALUNG、apeks、TUSA、mares、CRESSIなどに使われています。
メリット
- タンク圧の残量で呼吸の影響を受けない
- ピストン内部に海水が入らずさびにくい、きれいに保てる
デメリット
- アップストリーム構造で故障したときに空気がでない
水深が深くなっても快適な呼吸感を保つタイプもある
アクアラング製のオーバーバランスダイヤフラムはバランスダイヤフラムより水深が深くても、自然な呼吸に近い吸い心地を与えてくれます。
バランスピストン

メーカーとしてBism、SCUBAPROなどに使われています。
メリット
- タンク圧の残量で呼吸の影響を受けない
- シンプルな構造でメンテナンスしやすい
- ダウンストリーム構造で故障したときにフリーフローして空気が出る
デメリット
- ピストン内部に海水が入る構造でしっかり洗浄しないといけない
スタンダード(ハイフロー)ピストン

メーカーとしてAQUALUNGのリーズナブルなモデルに使われています。
メリット
- リーズナブルな料金
- シンプルな構造でメンテナンスしやすい
- ダウンストリーム構造で故障したときにフリーフローして空気が出る
デメリット
- タンク圧の残量で呼吸の影響を少し受ける
- ピストン内部に海水が入る構造でしっかり洗浄しないといけない
セカンドステージ

ファーストステージからの空気(8~10気圧)を呼吸できる空気(周囲圧)まで下げる装置です。
セカンドステージのタイプは主に2つあります。

- バランスバルブ
- アンバランスバルブ(ダウンストリームバルブ)
バランスバルブとアンバランスバルブを比較
セカンドステージ | バランスバルブ | アンバランスバルブ |
吸いやすさ | 吸い心地が軽い | 普通(吸う力で動かす) |
フリーフロー | しにくい | ややしやすい |
空気の供給量 | やや多い | 普通 |
料金 | やや高い | 安い |
吸い心地の軽いバランスバルブがおすすめです。
バランスバルブ

ファーストステージのバランスタイプと連動し、吸う時に吸い心地が軽くなります。
- 吸い心地が軽い
- フリーフローがしにくい
- 空気の供給量が多い
吸う力以外に圧縮空気の力を利用してピストンを動かすので、流量も多くなり、吸い心地を軽くできます。
アンバランスバルブ(ダウンストリームバルブ)

呼吸の吸う力のみでピストンを動かして呼吸します。
- リーズナブルな料金
- 呼吸の力だけで動かす
- レジャーダイビングの水深では影響が少ないがフリーフローしやすい
アンバランスバルブはバランスバルブができるまでは標準モデルとして使われていました。
オクトパス

バディや自分の予備呼吸装置としてつけます。
セカンドステージと同様でバランスバルブとアンバランスバルブのタイプがあります。オクトパスはファーストステージと同じメーカーかつ同じモデルにするのが理想です。
ファーストステージ+セカンドステージのセットとは別売りになります。
ゲージ

残圧計のことをシングルゲージ、残圧計+コンパスや水深計をまとめたものをコンソールゲージとも呼びます。
ゲージで大切なのは見やすさと丈夫さ、ファーストステージと違うメーカーでも大丈夫です。
ファーストステージ+セカンドステージのセットとは別売りになります。
中圧ホース

BCDのパワーインフレーターホースに接続してBCDに空気を送るホースです。
BCDに付属品として入っています。
レギュレーターの構造はメーカーによって作り方や考え方も違い、詳しく理解する必要はありません。「性能=使いやすい」ではなく、自分にとって呼吸がしやすく、使いやすいものを見つけていきましょう。
レギュレーターメーカーは種類が減少傾向

最近のレギュレーターはどんな傾向なの~?
レギュレーターの種類は各メーカーとも大きな変化はなく、少し厳選されてきています。金額も仕様変更はないものの値上がりしている物が多く見られます。

品質ではビーイズムがEN250規格の取得のために、2023年にセカンドステージが全種類モデルチェンジし、大深度でもさらに呼吸がしやすい構造に向上しました。
ダイビング業界がもっと盛り上がれば、新しい機種がでてくるんだけどね!
ダイバー人気調査は1位Bism、2位アクアラング

どちらのメーカーもよく聞くよね~?
ダイバーが実際に使っているレギュレーターはどこのメーカーが多いのかを沖縄で調査してみました。

調査の結果はBism:42%、アクアラング:25%となりました。Bismの人気の理由は引っ張り感のない360°回転のスイングヘッドが人気の機能で、くわえ心地、呼吸のしやすさ、オーバーホールの対応もいいメーカーです。私もBism歴10年以上でrebrass Øを愛用しています。
ただ、量販店で買うとオクトパスは軽視され、他メーカーになっていることが多いです。
レンタルなどで使ってみて、くわえた感触の良さ、呼吸のしやすいものを見つけることが大切ですね。
レギュレーターは4つの部品からなる

レギュレーターはなにを買うと1セットになるの?
レギュレーターは1セットになって販売していません。ありません。レギュレーターセットは4つの製品を購入し、組み立てて1セットになります。
ネット販売では、おすすめの1セットになった販売もしています。
- ファーストステージ+セカンドステージ:定価8~38万円
- オクトパス:定価4~7万円
- ゲージ:定価3~5万円
- 中圧ホース(BCDに付属しています)
レギュレーターの料金はファーストステージ+セカンドステージのセット、オクトパス、ゲージの3つの合計になります。
レギュレーター1セットの定価合計は15~50万円になります。
ファーストステージ+セカンドステージの料金だけではないので注意しましょう。
レギュレーターの組み立ては自分でも出来ますが、ショップで購入すると組み立ててもらえるよ!
オクトパスはファーストステージと同じメーカー・モデルが理想

オクトパスはおすすめされたものを買っていいの?
オクトパスをファーストステージと同じメーカー・同じモデルにするのが理想です。
同じメーカー、モデルにする理由は2つあります。
- フリーフローする可能性が少ない
- 自分用として呼吸しやすい

「フリーフロー」とは、レギュレーターから空気が出っぱなしになる状態で、フリーフローは部品の破損よりもフロー圧によって起こることが多いです。
フロー圧(フリーフローする設定圧)がメーカーやモデルによって違うからです。
フリーフローの原因は?
通常はフローしないようにセカンドステージのフロー圧の方が高くなっています。
<フロー圧>
ファースト(低い)<セカンド(高い)
(8~10気圧)<(11~12気圧)
同じメーカー、同じモデルでない場合は、設定圧のバランスが悪くなったり、部品のへたりから調整がずれてセカンドステージよりファーストステージのフロー圧が大きくなるとフリーフローします。
ダイビング時にオクトパスがフリーフローすれば、レギュレーター交換や修理に出す必要もあります。

ファーストステージとセカンドステージがセットなのは?
セットになっているのは、呼吸しやすさやフリーフローしないようにバランスを調整していい状態にセットしているからです。
オクトパスも同じ考えでいい状態にセットするべきですが、緊急用として使用頻度が極端に少ないため軽視されがちです。そのため他メーカーのリーズナブルなオクトパスをつけていることが多いです。
オクトパスはバディに渡すより自分のセカンドステージの調子が悪くなって使う可能性の方が高く、自分がいつも使っているセカンドステージよりも呼吸しづらいと予備としての意味がなくなります。
自分で納得したものであればいいのですが、ファーストステージと同じメーカーかつ同じモデルが理想です。
オクトパスのつけ方は左右で目的が違う

オクトパスは左右どちらにつけるのが正解なんでしょうか?
「どちらにつけても間違いではない。」というのが正しい答えです。
考え方で左右どちらにつけるかを決めればいいと思います。
- 左側:バディにオクトパスを渡しやすい
- 右側:自分のセカンドステージの調子が悪いときに使いやすい
*右側とはセカンドステージと同じ側になります。
極端に言うと、左側はバディ、右側は自分を優先する考え方です。
この理由は、右側についているオクトパスをバディに渡すとマウスピースが逆さになったり、マウスピースを無理やり上にするとバディが吸いにくくなるからです。
ライセンス講習では、バディにオクトパスを渡す練習をするため、左側になっています。
- ダイバー:右側の自分を優先
- ガイド:左側のバディを優先
ガイドがいるダイビングなら、自分の安全を最優先に考えていいと思います。バディと2人で潜るなら、左側がいいかもしれませんね。

Bismのオクトパスは自分にもバディにも優しくておすすめ
Bismのオクトパスはセカンドステージと同様のスイングヘッド機能がついているからです。左右どちらにつけても自分にもバディにも優しく、マウスピースが上になるので呼吸がしやすいです。
どちらについているか気にしたことがない人も多くいます。ぜひこの記事を読んで自分の考えでどちらにつけるか考えてみましょう。
ゲージは残圧計だけでOK!違うメーカーでもいい理由とは?

最後にゲージはどうやって選べばいいですか?
ゲージ選びで大切なのは見やすさと丈夫さ、ファーストステージと違うメーカーでも大丈夫です。
ゲージはファーストステージとバランス調整する設定圧は関係ないからです。
ゲージの見やすさは文字の大きさやシンプルさ、いろんな所にぶつけるので丈夫なのがいいです。衝撃が強いとコンパスが壊れることもあります。

残圧計だけのゲージを買う。必要ならコンパスだけをBCDに付けられるタイプにして、ポケットにしまっておくと壊れにくいです。
おすすめの残圧計はBismのシングルライトゲージ

料金(税込) | 定価オープンプライス ネット販売は18,879円(楽天) |
メリット | ・最軽量で文字が大きく、丈夫 ・軽量で耐久性のいいホース ・ホルダーで装着できる ・かわいいホワイトもある |
デメリット | ・細いホースで他メーカーのホースが使えない |
他メーカーにも残圧計だけでこの製品よりも安いゲージはあります。文字の見やすさ、丈夫さ、軽さ、そして独自に開発されたホースの耐久性の良さと料金のバランスをみて選びました。
\ネットで料金を簡単に調べたい人に!/

おすすめのコンパスはBismのクリップマウントコンパス

料金(税込) | 定価オープンプライス ネット販売は13,880円(楽天) |
メリット | ・文字が大きく使いやすい ・BCDのポケット収納ができる |
デメリット | ・ホルダーが付いていない |
他メーカーにもコンパスはありますが、コンパスはガイドでない限り緊急時のみしか使いません。ポケットに収納しやすいコンパクトが良くてこの製品を選びました。
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ゲージはファーストステージ+セカンドステージに比べて軽視されてリーズナブルな物をすすめられることが多いです。レンタルの時に使いやすい物を見つけるのもいいです。
レギュレーター選びに迷ったらイチオシは「rebrass Ø」
どれがいいのか迷う場合、一番おすすめのレギュレーターはどれなの?
レギュレーターの中で迷ったら「rebrass Ø(レブラスゼロ)」を買うことをおすすめしています。

- 360°回転は引っ張り感がなくてくわえ心地がいい
- 流量調整があって呼吸しやすい
- 信頼できる日本メーカー
- 耐久性に優れた樹脂ホース
360度回転のスイングヘッドで引っ張り感のない心地よさ!
Bism(ビーイズム)メーカーは1986年のブリヂストンフローテック株式会社から始まり、世界で唯一のセカンドステージが360°回転するスイングヘッドを開発し、口から外れにくく、最高のくわえ心地を実現しました。顎や歯への疲労度が少ないので女性やシニアの方にも好評で多くの方に使われています。
私も愛用していますが、年齢による呼吸の変化も流量調整で対応でき、長年使用できます。
初心者が初めて買うレギュレーターなら、自信を持って「rebrass Ø(レブラスゼロ)」をおすすめします。
初めて買う初心者の「レギュレーター」インストラクターが選び抜いたおすすめのまとめ
今回は「初めて買うレギュレーターのおすすめ6選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うか迷っている人によく言うことがあります。
- 「ダイビングを続けたい!」と決めたときに買う。
- 「ストレスのある器材」「ほしい器材」の順で買っていく。
- ダイビング経験20~50本で少しずつ買い揃えていく。
ダイビング経験20本までの人には、色んな種類やおすすめの器材を試しながらダイビングをしてほしいです。
同じ器材だけを使っていると良さが比べれません。
いろいろと使っていけば自分に合っている器材と必ず出会えます。
ショップには色んな種類やおすすめの器材を置いているので、インストラクターに聞きながらどんどん試していきましょう!
初心者が初めて買うレギュレーターのまとめ
今回は「初めて買う初心者ならどのレギュレーターを買えばいいの?」という声を記事にしました。
まず、レギュレーターの種類や特徴がわかると、自分に合うレギュレーターが見つかってきます。
そして、買うなら「インストラクターに勧められたから・・・」だけでなく、自分でも納得して買わないと、愛着を持って大切に使えません。
私が初めて買ったレギュレーターは「XTX50」(apeks)で当時は、インストラクターに勧められるがままに購入したので、自分でもどういいのかわかりませんでした。7年後に買え変えたのは「エミリオ」というブランド、今は「レブラス Ø」(Bism)を使っています。
レンタルや試着でいろんなレギュレーターを使ったり、メーカーの方とお話をして思うことは「性能=使いやすい」とは限らないことです。
感覚ではわかりにくい数字上の性能よりも自分が感じる「吸いやすさ、使いやすさ」の方がいいと思います。
レギュレーターは10年以上使えますので、インストラクターのおすすめも含めて、いろいろと使ってから自分で納得して買うことをおすすめします。
「おすすめの器材」は 1人のインストラクターが検討を重ねて選び抜いた結論ですが、1人でも多くのダイバーの参考になればうれしいです。
器材で迷っていたり、ダイビングでわからないことがあれば、下記のお問い合わせやコメント欄で教えてください。できるだけわかりやすくお答えしていきます。
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次にもう一つの重器材「BCD」のおすすめを見たい人は読んでください!
器材を買うか迷っているなら「ダイビング器材の買い方」がわかるおすすめ記事です。
こちらの記事は「器材はいつ買うの?自分に合う器材は?」を知りたい人に最適!
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