初めに買う器材と言えば軽器材、マスクを買ったら次は「フィンとブーツ」ですね!
ダイビングブーツとは、ダイビングでフィンのフィット感を高め、岩場から足を保護し、保温効果の役目をする器材です。
おすすめ記事でたくさん紹介されても「自分に合う器材はどれ?」ってなることが多いんだよね~
ブーツを買うなら、フィンに合うタイプで、足がフィットするブーツが良くないですか?
おすすめはダイビングスタイル、足の形、経験、料金でも違ってきます。
今回は、初めて買う初心者にこれだけは絶対に比較してほしいブーツを5個に絞って解説しています。
大切なことは自分に合う器材を見つけることです。
実際に、19年間のインストラクター経験から
- 実物に触れ、使用して比較
- メーカーに意見を伺い
- 中立な立場で本当にいいと思う器材
を紹介しています。
長年のインストラクター経験から、使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金を検討し、一番おすすめのブーツに「GULL ミューブーツ」を選びました。

購入したゲストからは「フィンにフィットする、足が痛くない、料金がリーズナブルでいい」と喜ばれています。
この記事では、自分に合う器材を見つけるだけでなく、選び方や使い方のコツまで紹介しています。
ブーツで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでください。
\おすすめのランキングをすぐに見たい!/
こちらの記事は「初心者におすすめのフィン」を知りたい人に最適!
初めて買う人にとって本当にいいと思ったブーツを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのブーツの紹介じゃないよ。

ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、19年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
初めて買う初心者の「ブーツ」比較表

初心者におすすめしているフィンと同じメーカーのブーツで比較しました。
フィンを決めてから、フィンに合うブーツを決めるのがいいんだね!
画像 | 名称(メーカー) | ランキング | 2024年の ランキング | 定価(税込) | ネット料金(税込) | タイプ | フィンタイプ | サイズ | 厚み・素材 | カラー | スタイル | 靴底滑り止め | 抗菌 | 特徴 | 公式ページ |
![]() | ミューブーツ (GULL) | 1位 | 1位ー | 9,460円 | 6,384円 | ソフトブーツ | フルフット | 22~29 | 3㎜ネオプレーン | 黒1色 | 主にボート | 滑り止めあり | 防臭・抗菌 | 日本人に合うブーツ 伸縮性があり履きやすい | 詳細を見る |
![]() | アプネアソックス 3mm「足袋」 (GULL) | 2位 | 2位ー | 6,930円 | 5,300円 | ソックスタイプ | フルフット | S~XL (23.5~28.5) 4サイズ | 3㎜ネオプレーン | 黒1色 | 主にボート | 滑り止め少し | なし | ソフトブーツではフィンがきつい人 ビーチサンダルが履ける先割れ | 詳細を見る |
![]() | GULL フィンソックス (GULL) | 3位 | 3位ー | 4,730円 | 3,780円 | ソックスタイプ | フルフット | XS~XL (22.5~28.5) 5サイズ | 2㎜ネオプレーン | 黒1色 | 主にボート | 滑り止め少し | なし | ソフトブーツではフィンがきつい人 ビーチサンダルが履ける先割れ | 詳細を見る |
![]() | GSブーツ ウィメンズ (レディース) (GULL) | ハードブーツ 女性におすすめ | ハードブーツ のおすすめ | 12,100円 | 7,432円 | ハードブーツ | ストラップ | 20~24.5 (23~24.5は0.5刻みサイズあり) | 3㎜ネオプレーン /ジャージ | 2色 | ビーチ・ボート | デッキソールの 滑り止めあり | 防臭・抗菌 | 日本人に合うブーツ 甲が高い人 幅が広い人 | 詳細を見る |
![]() | GSブーツ メンズ (GULL) | ハードブーツ 男性におすすめ | ハードブーツ のおすすめ | 12,100円 | 7,432円 | ハードブーツ | ストラップ | 25~30 (25~27は0.5刻みサイズあり) | 3㎜ネオプレーン /ジャージ | 2色 | ビーチ・ボート | デッキソールの 滑り止めあり | 防臭・抗菌 | 日本人に合うブーツ 甲が高い人 幅が広い人 | 詳細を見る |
こちらの記事は「初心者におすすめのフィン」を知りたい人に最適!
初めて買う初心者が「失敗した~!」と思わないために、絶対におすすめしたいブーツだけを比較しています。
初めて買う初心者の「ブーツ」ランキング

ダイビング器材もここ数年値上がりしていますが、今年のブーツは据え置き価格も多いようです。
ブーツは定価4千~1.7万円(税込)まであり、よく使われているブーツは8千~1.2万円になります。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」からできるだけ厳選しておすすめしています。ブーツはおすすめのフィンと同じメーカーから「使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金」を総合的に検討した上でランキングしています。
初心者に履いてほしいフルフットフィン用のブーツをランキングにしました。ストラップフィン用はおすすめの一品を紹介しますね。
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいブーツがわかるかも、ランキングを参考にしてみよう!
1位 柔らかい生地で足にフィットする「ミューブーツ」

■ミューブーツ(GULL)
- フルフットフィンを使う人
- 柔らかい生地でフィット感がほしい人
- ビーチでもフルフットフィンがいい人
- 保温効果がほしい人
料金(税込) | 定価9,460円 ネット販売は6,384円(楽天) |
メリット | ・柔らかい生地で足にフィット ・ボートで滑りにくい滑り止め ・防臭・抗菌素材でカビを軽減 ・生地が丈夫で長く使える |
デメリット | ・ゴツゴツしたビーチには不向き ・使用していくと匂いがつく |
サイズ | 22・23・24・25・26・27・28・29 |
フルフットフィンに抜群のフィット感!
私も長年使っていました。フルフットフィンへのフィット感はNO.1です。柔らかい生地と水が侵入しにくいフィット感、足底のグリップの強化で滑りにくくなりました。靴底の厚みは5㎜でビーチダイビングでも利用可能です。

ゲストの感想は「柔らかくて履きやすい!」「フィンとすごくフィットする!」と喜ぶ方が多いです。ただ、しっかり乾燥させないと匂いがつくのが残念です。フルフットフィンにフィット感がほしい人におすすめです。
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2位 厚みのあるソックスで痛くない「アプネアソックス」

■アプネアソックス 3mm(GULL)
- フルフットフィンを使う人
- ソフトブーツでは足が痛い人
- 素足では痛く、靴ずれする人
料金(税込) | 定価6,930円(3㎜) ネット販売は5,300円(楽天) |
メリット | ・先割れでサンダルが履ける ・ソフトブーツより足の痛みがない ・素足より靴ずれしない ・3mm以外に1.5mmタイプもある |
デメリット | ・ボートで滑りやすくサンダル必要 |
サイズ | S(23.5~)M(24.5~)L(26~)XL(27.5~) |
厚みのあるソックスは履き心地No.1!
ソックスタイプはソフトブーツでは足が痛い人や素足でフィンを履くと靴ずれする人におすすめです。私も足が痛くなるので、最近ではアプネアソックス3mmを愛用しています。3mmタイプは厚みがあり、長持ちするので気に入っています。

ゲストの感想は「履き心地がとってもいい!」「厚みがあるのでフィンともフィットする!」と喜ぶ方が多いです。特に3mmタイプは厚みがあり、破れにくいのでおすすめです。ただ、ボートでは滑りやすいのでサンダルが必要になります。
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3位 ソックスタイプで低コストなら「GULLフィンソックス」

■GULLフィンソックス(GULL)
- フルフットフィンを使う人
- ソフトブーツでは足が痛い人
- 素足では痛く、靴ずれする人
料金(税込) | 定価4,730円 ネット販売は3,780円(楽天) |
メリット | ・先割れでサンダルが履ける ・ソフトブーツより足が痛みがない ・素足より靴ずれしない |
デメリット | ・ボートで滑りやすくサンダル必要 ・ローブーツで足首にケガしやすい ・フィット感がない |
サイズ | XS(22.5~)S(23.5~)M(24.5~)L(26~)XL(27.5~) |
リーズナブルなソックスとしてNo.1!
ソックスタイプはソフトブーツでは足が痛い人や素足でフィンを履くと靴ずれする人におすすめです。私も足が痛くなるので、履いていた時期がありますが、ゆるみのある履き心地と薄い生地が靴下のようでした。

2024年に足の裏の滑り止めを強化してリニューアルされ、ゲストの感想は「素足のときの靴擦れがない!」「薄い生地が履きやすくていい!」と喜ぶ方もいます。ただ、ローブーツは足首にけがをしやすい点に注意し、リーズナブルな料金がいい人にはおすすめです。
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女性のハードブーツおすすめ 丈夫でフィンに合う「GSブーツ ウィメンズ」

■GSブーツ ウィメンズ(GULL)
- ストラップフィンを使う人
- ビーチダイビングをメインにする人
料金(税込) | 定価12,100円 ネット販売は7,432円(楽天) |
メリット | ・日本人の甲高の足にフィット ・デッキソールは滑りにくい ・カビやにおいを軽減 ・甲のゴムは靴ずれ防止とキックしやすい |
デメリット | ・ソフトブーツより高価 |
サイズ | (レディース)20・21・22・23・23.5・24・24.5 |
ストラップフィンに履くブーツでは人気NO.1!
柔らかい生地と日本人合わせた設計で甲が高い人や幅のある人にも履きやすくなっています。0.5㎜刻みのサイズから選べるので靴ずれも軽減できます。
ゲストの感想は「履き心地が良くてフィットする!」「長年使っても壊れにくいのがいい!」と喜ぶ方も多いです。ただ、ソフトブーツよりは高価にはなりますが、同じメーカーのストラップフィンにフィットするブーツがいい人にはおすすめです。
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男性のハードブーツおすすめ 丈夫でフィンに合う「GSブーツ メンズ」

■GSブーツ メンズ(GULL)
- ストラップフィンを使う人
- ビーチダイビングをメインにする人
料金(税込) | 定価12,100円 ネット販売は7,432円(楽天) |
メリット | ・日本人の甲高の足にフィット ・デッキソールは滑りにくい ・カビやにおいを軽減 ・甲のゴムは靴ずれ防止とキックしやすい |
デメリット | ・ソフトブーツより高価 |
サイズ | (メンズ)25・25.5・26・26.5・27・28・29・30 |
GULLのストラップフィンに一番フィットするブーツ!
柔らかい生地と日本人合わせた設計で甲が高い人や幅のある人にも履きやすくなっています。0.5㎜刻みのサイズから選べるので靴ずれも軽減できます。
ゲストの感想は「履き心地が良くてフィットする!」「長年使っても壊れにくいのがいい!」と喜ぶ方も多いです。ただ、ソフトブーツよりは高価にはなりますが、同じメーカーのストラップフィンにフィットするブーツがいい人にはおすすめです。
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自分のフィンに合ったブーツは見つかりましたか?
ブーツで失敗しない3つの選び方

- 1.フィンに合ったタイプを選ぶ
- 2.フィンと同じメーカーを選ぶ
- 3.フィンとのフィット感をチェックする
失敗しない選び方はフィンに合ったブーツを選ぶことです。
フィンに合っていないブーツは足を痛めたり、キックをダイレクトにフィンへ伝えられなくなるからです。
足が痛かったり、靴ずれしていたのはフィンとブーツが合っていなかったのが原因だったかも?
1.フィンに合ったタイプを選ぶ

失敗しないブーツの選び方ではフィンに合ったブーツのタイプが重要です。
タイプによってフィンが履けないことや履けても足が痛くなってくるからです。
- フルフットフィン⇒ソフトブーツ、ソックスタイプ
- ストラップフィン⇒ハードブーツ
フルフットフィンはソフトブーツまたはソックスタイプにフィットするように作られています。フィンポケット(足を入れる所)も柔らかくハードブーツでは履けないようになっています。
ストラップフィンも同様でハードブーツにフィットする形状で、ソフトブーツで履くと足が痛くなってきます。
2.フィンと同じメーカーを選ぶ

失敗しないブーツの選び方ではフィンと同じメーカーを選ぶことが大切です。
フィンポケット(足を入れる所)とブーツのフィット感は同じメーカーが一番フィットするからです。
- 自社のブーツでフィンポケットを設計
- 自社のフィンに合うように滑り止めラバーや蹴りやすさを考えている
フィンと同じメーカーのブーツを選ぶのがいいです。
3.フィンとのフィット感をチェックする

失敗しないブーツの選び方では実際にフィット感をチェックすることが必要です。
足は長さだけではなく、足の横幅や甲の高さが人によって違うからです。
サイズ表だけで選ぶと、ブーツがきつかったり、フィンがフィットしすぎて、水中で足が痛くなることもあります。
痛い場合は、フィンを1サイズ大きくしたり、フルフットの場合はソフトブーツからソックスタイプに変えるのもおすすめです。

- 3㎜生地⇒フルシーズン使用できる、履いている人が多い
- 5㎜生地⇒保温性がアップ、寒さに弱い人にはおすすめ

- デッキソール⇒通常のビーチで使用、ボートでも滑りにくい
- フエルトソール(厚底)⇒ゴツゴツした岩場に最適、ボートでは滑りやすいので注意
ブーツは生地や靴底の厚みによってフィンサイズが変わる?

生地や靴底の厚さの違いによってフィンポケットにブーツが入らないことがあります。
生地の厚みは3㎜と5㎜があり、特にソフトブーツでは生地の厚みによってフィンサイズが違うので注意しましょう。 靴底の厚みはフェルトの厚底のハードブーツがあり、フィンポケットにブーツが入るか必ずチェックが必要です。
ブーツとフィンは必ず履いてフィット感をチェックしましょう。
ブーツとフィンは必ずフィット感を確かめて選びましょう。
ブーツのタイプを紹介

ブーツには3つのタイプがあります。
- ソフトブーツ
- ソックスタイプ
- ハードブーツ
ブーツはフィンのタイプで決まります。まずは自分に合ったフィンを決めて、ブーツを決めましょう。
こちらの記事は「おすすめのフィン」を知りたい人に最適!
- フルフットフィン⇒ソフトブーツ、ソックスタイプ
- ストラップフィン⇒ハードブーツ
フィンによってブーツのフィット感は違い、別々で選ぶとフィンにブーツが入らないこともあるので注意しましょう。
ソフトブーツ

靴下に近いブーツでフルフットフィンに履きます。
ボートダイビングや沖縄など暖かいリゾート地で多く使われています。
メリット
- ファスナーがなく、靴下のようにフィット
- 裏底が柔らかい、滑り止めもありボートの上でも安全
- ゴツゴツしていないビーチなら歩ける
デメリット
- フィットしているので少し脱ぎにくい
- フルフットフィンを使う人
- ボートダイビングをメインにする人
ソックスタイプ

靴下みたいなブーツでフルフットフィンに履きます。
メリット
- 靴下みたいに履きやすい
- ソフトブーツでは足が痛い人に最適
- 素足で履くと靴ずれする人に便利
デメリット
- ボートの上で滑りやすくサンダルが必要
- フルフットフィンを使う人
- ソフトブーツではフィンがきつい人
- 靴ずれする人
フルフットフィンではソフトブーツが一番おすすめです。ただソフトブーツでフィンを履くと足が痛くなる人に、ソフトブーツの代用としてソックスタイプをおすすめしています。
ハードブーツ

靴に近いブーツでストラップフィンに履きます。
ゴツゴツしたビーチダイビングで多く使われています。
メリット
- ファスナーがついているので履きやすい
- 底がしっかりしているのでゴツゴツした所も歩きやすい
デメリット
- ソフトブーツより少し重く、かさばる
- ストラップフィンを使う人
- ビーチダイビングをメインにする人
どのブーツがおすすめなの~?
「どちらが好み?」と聞かれたら
ソフトブーツと答えます。ブーツはフィンの種類によって決まります。フィット感があって、蹴り心地のいいフルフットフィンが好きなのでソフトブーツやソックスタイプを履くことが多いですね!
目的に応じてフィンのタイプが変わる人はブーツも2種類持っていますよ。
ブーツメーカーはTUSAからフルフットブーツが発売

最近のブーツはどんな傾向なの~?
ブーツの種類はほとんど増えていません。フィンの2大メーカーのGULLは昨年と変わらないラインナップですが、そもそも8種類もあるので充実しています。

TUSAはフルフットフィン用のブーツが新しく出ました。フィンも新しく出る予定なのでそれに合わせた感じですね!
料金は昨年と変わらなくて良かったです。
ダイビング業界がもっと盛り上がれば、新しい機種がでてくるんだけどね!
ダイバー人気調査は1位GULL、2位TUSA

どちらのメーカーもよく聞くよね~?
ダイバーが実際に使っているブーツはどこのメーカーが多いのかを沖縄で調査してみました。

調査の結果はGULL:62%、TUSA:8%となりました。
私もGULL歴18年以上で主に3種類のブーツを愛用してきました。
沖縄はボートダイビングがメインのためフルフットフィン用のブーツに強いメーカーとなりましたが、伊豆であれば、ビーチでストラップフィンの利用も多いため、多少結果が違うと思います。
- フルフットフィンに合うソフトブーツやソックスタイプが人気
- フィンと同じメーカーのブーツが多い
フルフットフィンの方の約8割の人がソフトブーツやソックスタイプ、2割が素足という結果でした。
実際に試して「自分に合うブーツ」を見つけることが大切ですね。
ブーツはフィンに合わせて選ぶのが大切

ブーツはフィンに合わせて、一緒に選ぶことがとても大切です。
フィンにブーツがフィットしないと靴ずれや足が痛くなったり、効率よくキックがフィンに伝わらないからです。
フィンのタイプによってフィットするブーツを教えて!
- フルフットフィン⇒ソフトブーツ、ソックスタイプ
- ストラップフィン⇒ハードブーツ
フルフットフィンはフィンのポケットがソフトブーツ仕様になっているのでハードブーツでは履けません。
ストラップフィンもハードブーツならどれでもフィットする訳ではなく、厚底のブーツはブーツポケットに入りにくいので、実際に履けるか確認するべきです。
フィンとブーツは同じメーカーがおすすめ
同じメーカーは自社のブーツに合わしてフィンを作っているからです。フィンポケット(足を入れる所)とブーツのフィット感は重要で一番フィットするのは同じメーカーになります。

フルフットフィンは保温とケガ防止のためにブーツを履くことをおすすめしています。素足でフィンを履くとくるぶし辺りにケガをする人が多かったり、はしごを上がる時に痛かったりします。
自分に合うフィン選びを知りたい方は読んでくださいね!
こちらの記事は「おすすめのフィン」を知りたい人に最適!
ブーツはフィンと一緒に買うのがいいです!別々で買うと履けなかったり、フィット感がわからないからです。
フルフットフィンは素足よりブーツがいい

素足でフルフットフィンを履いているダイバー、特にガイドは多いと思います。
フルフットフィンの「MEW」は素足でも履けるようにフィンポケット部分が柔らかく作られているからです。
素足の良さもありますが、フルフットフィンにはソフトブーツを履くことをおすすめしています。
- フィット感があってキックを伝えやすい
- 靴ずれやくるぶし辺りのケガの防止
- 寒いときに保温効果がある
- はしごを登る時に足の裏が痛くない
- ちょっとしたビーチダイビングも歩ける
ブーツと素足ではフィンのサイズが変わるので買う前に決めましょう。
ブーツと素足 | ![]() ソフトブーツ | ![]() ソックスタイプ | ![]() 素足 |
フィット性 | 高い | 少し緩い | やや高い |
足の大きさによる痛み | ソフトブーツを履くと痛い | ソックスタイプでフィット | ー |
ケガの防止 | あり | あり | なし |
保温効果 | あり | あり | なし |
ビーチダイビング | 岩場でなければ歩ける | 歩けない | 歩けない |
靴ずれ | なりにくい | なりにくい | なりやすい |
はしごを登る | 足の裏が痛くない | 足の裏が痛くない | 足の裏が痛い |
脱着のしやすさ | フィットして脱着しにくい | 脱着しやすい | 脱着しやすい |
料金 | ブーツ代がかかる | ブーツ代がかかる | ブーツ代がいらない |
比較してみると、素足よりブーツを履く方がメリットが多いです。特にフィンのフィット感や岩場やサンゴ礁から足を保護し、保温効果は重要です。
フルフットフィンは素足よりソフトブーツを履いたサイズを選ぶことをおすすめします。ただし、足幅がある人がソフトブーツを履いて足が痛くなる時はソックスタイプをおすすめします。
私もソフトブーツでは足が痛く、ソックスタイプで潜っています!
ストラップフィンは厚底ソールよりデッキソールがいい

ハードブーツはデッキソールと厚底フェルトソールのくつ底があります。
厚底フェルトソールは岩場での釣りや川遊びなどでは滑りにくく、クッション性もあっておすすめします。
ダイビングのビーチであれば十分デッキソールで歩けて、ボートの上はFRP(滑り止めのない)になっているので厚底フェルトが滑りやすくなります。
- ビーチダイビングでも痛くない
- ボートの上でも滑らない
- フィンポケットにも入りやすい
- フェルトシューズより長持ちする
デッキソールと厚底フェルトソールではフィンのサイズが変わるのでフィンと一緒に合いましょう。
ブーツ | ![]() デッキソール | ![]() 厚底フェルトソール |
ビーチを歩く | 滑りにくい | 滑らない |
ボートを歩く | 滑りにくい | 滑りやすい |
フィンのサイズ | 通常サイズ | 1サイズ大きいサイズ |
クッション性 | なし | あり |
乾きやすさ | 乾きやすい | 乾きにくい |
耐久性 | 長く使える | フェルトが摩耗する |
料金 | 少し安い | 少し高い |
ハードブーツを買うときはストラップフィンにフィットすることが重要です。
■ストラップフィンのブーツ対応表の1例

厚底フェルトは厚みがあるため、デッキソールと同じサイズのフィンが履けないこともあります。
乾きやすさ、耐久性などデッキソールの方がメリットも多いため、ストラップフィンにはデッキソールのハードブーツをおすすめします。
私もハードブーツはデッキソールを使って潜っています!
ソフトブーツは厚み3㎜と5㎜でフィンサイズが変わる

ブーツによって厚みが3㎜、5㎜と違うブーツがあります。
基本的に保温性の違いで、暖かいシーズンに履くなら3㎜で十分です。寒いシーズンにダイビングがしたいけど、とっても寒がりな人なら5㎜もおすすめします。
ミューブーツは3㎜と5㎜の厚みの違いでフィンサイズが違うので注意しましょう。
■MEWフィンのブーツ対応表

ブーツが厚くなると3㎜ブーツで履いていたフルフットフィンを履けなくなります。
フルフットフィンのサイズはブーツの厚みも考えて選びましょう!
ブーツのサイズ選び・履き方・洗い方・乾かし方のよくある質問
ブーツでよくある質問をメーカーと相談しながら答えていきます。
- ブーツサイズは余裕ある方がいいの?
- ブーツはスーツの上に履くの?
- ブーツが臭くならない方法はあるの?
Q1 ブーツサイズは余裕ある方がいいの?
A.ブーツサイズは素足にピッタシの大きさで大丈夫です。
スーツのように水圧で縮むことがほとんどないからです。
GULLのハードブーツは素足にフィットするように23~27㎝までを0.5㎝刻みで揃えています。ソフトブーツは靴下のようにフィット感がいいので1㎝刻みとなっています。
Q2 ブーツはスーツの外に出して履くの?
A.メーカーの回答はブーツをスーツの外でも中でもどちらでもいいでした。
■ソフトブーツやソックスの場合
ブーツをスーツの中に入れることをおすすめしています。
スーツに入れるメリット
- 薄い生地でスーツの中に入れやすい
- 水が入りにくいので保温効果がある
■ハードブーツの場合
スーツの中と外の両方でメリットがあるので好みで大丈夫です。
スーツに入れるメリット
- ブーツのファスナーが閉めやすい
- ブーツのファスナーが壊れにくい
- 水が入りにくいので保温効果がある
スーツに出すメリット
- スーツ足首部分が伸びてこない
- ブーツ内にたまる空気が抜けやすい
通常のスーツであれば、長年着ないと足首が緩くなることはなく、ピッタシのブーツを履けばブーツ内に空気がたまることもほぼありません。基本的にはハードブーツはブーツをスーツの中に入れることをおすすめしています。ただ、最終的には自分の好みで大丈夫です。
Q3 ブーツが臭くならない方法はあるの?
A.真水でよく洗い、中までしっかりと乾かすしかありません。ソフトブーツなら裏返して両方乾かすことで臭くなりにくくなります。
でも、ブーツは長く履いていると臭くなってきます。洗った後も嫌なにおいが残るなら「ウエットスーツシャンプー」を使って洗うことをおすすめしています。
もみ洗いすると原因菌を抑制していい香りが残ります。1度試す価値はありますよ。
■おすすめの「ウエットスーツシャンプー」

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ブーツだけに使うのではもったいないので、スーツやフード、グローブなども使ってください。新品のような柔軟さと心地いい香りに包まれます。
ブーツって普通に使っていたけど、意外に知らないことがありますね!
ブーツで迷ったらイチオシは「ミューブーツ」
どれがいいのか迷う~、結局一番おすすめはどれなの?
- フルフットフィンなら「ミューブーツ」
- ストラップフィンなら「GSブーツ ウィメンズ・メンズ」
フルフットフィンなら「ミューブーツ」
ソフトブーツで迷ったら「ミューブーツ」を買うことをおすすめしています。

- 低コストで購入しやすい料金
- やわらかく足にフィットする
- しっかりとした生地で長く使える
すべてのダイバーに愛されているブーツ!
ブーツを買うならフィンに合うタイプで、足が痛くならずにフィットするブーツがいいですよね?さらに、低コストであれば文句なしです。
軽器材に特化したGULLブランド(株式会社キヌガワ)のラバー(ゴム)フィンは自社のブーツをもとに設計して一番フィットします。日本人の足をベースにしたブーツ作りとメイドインジャパンは信頼性が高く、多くのダイバーが愛用しています。
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ストラップフィンなら「GSブーツ 」
ハードブーツで迷ったら「GSブーツ」を買うことをおすすめしています。

- 日本人に合わせて足にフィット
- 0.5㎜刻みで選べ靴ずれしにくい
- 甲のゴムは靴ずれ防止とキックしやすい
GULLのストラップフィンに一番フィットするブーツ!
ハードブーツを買うなら足が痛くならずにフィットするブーツがいいですよね?
軽器材に特化したGULLブランド(株式会社キヌガワ)のラバー(ゴム)フィンは自社のブーツをもとに設計し、ゴム当ての形状や生地の柔らかさ、丈夫さも考えられています。日本人の足をベースにしたブーツ作りとメイドインジャパンは信頼性が高く、多くのダイバーが愛用しています。
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初めて買うブーツなら自信を持ってフルフットフィンなら「ミューブーツ」、ストラップフィンなら「GSブーツ」をおすすめしています。
初めて買う初心者の「ブーツ」インストラクターが選び抜いたおすすめのまとめ
今回は「初めて買うブーツのおすすめ5選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うか迷っている人によく言うことがあります。
- 「ダイビングを続けたい!」と決めたときに買う。
- 「ストレスのある器材」「ほしい器材」の順で買っていく。
- ダイビング経験20~50本で少しずつ買い揃えていく。
ダイビング経験20本までの人には、色んな種類やおすすめの器材を試しながらダイビングをしてほしいです。
同じ器材だけを使っていると良さが比べれません。
いろいろと使っていけば自分に合っている器材と必ず出会えます。
ショップには色んな種類やおすすめの器材を置いているので、インストラクターに聞きながらどんどん試していきましょう!
初心者が初めて買うブーツのまとめ
今回は「初めて買う初心者ならどのブーツを買えばいいの?」という声を記事にしました。
ダイビングで疲れるのはキックする足です。せっかく自分に合ったフィンを選んでも、ブーツとフィットしないと蹴った力をダイレクトにフィンへ伝えることができなくなります。
まず、ブーツの種類や特徴がわかると、自分に合うブーツが見つかってきます。
そして、買うなら「インストラクターに勧められたから・・・」だけでなく、自分でも納得して買わないと愛着を持って大切に使えません。
僕も初めて買ったブーツはショートのソフトブーツでした。
ショートはくるぶし辺りにケガをよくしたので「ミューブーツ」に変えました。ブーツは意識せずに買ってしまいそうな器材ですが、効果的なキックをする上でも大切だと感じました。
「おすすめの器材」は 1人のインストラクターが検討を重ねて選び抜いた結論ですが、1人でも多くのダイバーの参考になればうれしいです。
器材で迷っていたり、ダイビングでわからないことがあれば、下記のお問い合わせやコメント欄で教えてください。できるだけわかりやすくお答えしていきます。
\悩みや不安を気軽に相談してね♪/
ご相談で費用等は一切かかりません
次に「スーツ」のおすすめを見たい人は読んでください!
こちらの記事は「フィンに合うおすすめのブーツ」を知りたい人に最適!
器材を買うか迷っているなら「ダイビング器材の買い方」がわかるおすすめ記事です。
こちらの記事は「器材はいつ買うの?自分に合う器材は?」を知りたい人に最適!
≫【ダイビングの教科書】買い方|【ダイビングの教科書】買い方|失敗しない「器材を買うまでの疑問」をインストラクターが解説!

ダイビングをどこよりもわかりやすく解説しています。ぜひ一度読んでください!
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