初めに買う器材と言えば軽器材、マスクを買ったら次は「フィンとブーツ」ですね!
フィンとは水中を泳ぎながら移動する器材で、自分に合うフィンを履くことがとっても大切です。
おすすめ記事でたくさん紹介されても「自分に合う器材はどれ?」ってなることが多いんだよね~
フィンを買うなら自分の脚力に合って、蹴り心地がよく、カラーの選べるフィンがいいですよね?
フィンは筋力、ダイビングスタイル、経験、料金によってもおすすめは違ってきます。
今回は、初めて買う初心者にこれだけは絶対に比較してほしいフィンを5個に絞って解説しています。
初めて買う人にとって大切なことは自分に合う器材を見つけることです。
実際に、18年間のインストラクター経験から
- 見たり、使用して比較
- メーカーに意見を伺い
- 中立な立場で本当にいいと思う器材
を紹介しています。
長年のインストラクター経験から検討の結果、一番おすすめのフィンに「GULL MEW(ミュー)」を選びました。
使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金を総合的に検討し、ゲストから「キックしやすい、足が疲れない、手ごろな料金」と、とっても喜ばれています。
この記事では、自分に合う器材を見つけるだけでなく、選び方や使い方のコツまで紹介しています。
フィンで失敗したくない人はぜひ、最後まで読んでみてください。
\おすすめのランキングをすぐに見たい!/
こちらの記事は「初心者におすすめのブーツ」を知りたい人に最適!
初めて買う人にとって本当にいいと思ったフィンを厳選しておすすめしています。高機能だけど高い、ただ安いだけのフィンの紹介じゃないよ。
ブログ管理人の
モンツキくん
著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、18年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
初めて買う初心者の 「フィン」比較表
初心者が初めて買う「フィン」で失敗しないように人気メーカー8社、39種類の中から選び抜いてランキング比較しました。
フィンはフルフット、ストラップ、ドライ用のフィンと用途に応じて種類も変わります。
画像 | 名称(メーカー) | ランキング | 2023年の ランキング | タイプ | 料金(税込) | サイズ (ブーツ利用) | (ブーツ24㎝) を基準にした 参考サイズ | 材質 | 長さ | 重さ | 硬さ | 脚力 | キック | スタイル | カラー | 公式ページ |
MEW ミュー (GULL) | 1位 | 1位ー | フルフット | 17,600円 | XS~XL (22~28) 6サイズ | M(24~25) | ラバー | 550㎜ | 750g | 柔らかい | ない人 | 蹴り心地がいい | 主にボート | 10色 | 詳細を見る | |
WARP FIN ワープフィン (GULL) | 2位 | 2位ー | フルフット | S・M31,900円 L・XL33,000円 | S~XL (22~28) 4サイズ | M(24~25) | ラバー | 630㎜ | 900g | 黒・白 硬い その他 柔らかい | ある人 | 蹴り心地がよく 推進力がある | 主にボート | 5色 | 詳細を見る | |
SUPER MEW スーパーミュー (GULL) | 3位 | 3位ー | フルフット | 23,100円 | XS~XL (22~27) 5サイズ | M(24~25) | ラバー | 600㎜ | 1045g | 少し硬い | ある人 | 推進力がある | 主にボート | 11色 | 詳細を見る | |
MEW CYPHER ミューサイファー (GULL) | ストラップ1位 | ストラップ のおすすめ | ストラップ | 18,700円 | S~L (22~28) 3サイズ | S(22~24) | ラバー | 507㎜ | 877g | 柔らかい | ない人 | 快適にキックできる | ビーチ・ボート | 11色 | 詳細を見る | |
RK3 FINS RK3フィン (apeks) | ドライスーツ用1位 | ドライスーツ のおすすめ | ストラップ | 24,200円 | S~XL (22~28) 4サイズ | M(24~26) | TPE素材 (プラスチック加工) | 485㎜ | 1050g | 硬い | ある人 | ドライでは 取り回しがいい | ビーチ・ボート | 4色 | 詳細を見る |
*フィンの長さ・重さはブーツ(24㎝)を基準に記載
フィンを選ぶときはブーツのフィット感も重要です。おすすめのブーツを読みたい人は見てください!
初めて買う初心者が「失敗した~!」と思わないように、選び抜いたフィンを対象に比較しています。
初めて買う初心者の 「フィン」ランキング
フィンの料金は通常定価1.7~4.6万円(税込)、多くは1.8~2.4万円になります。
「初めて買う器材」は「高価すぎない器材」からできるだけ厳選しておすすめしています。
高価なものほど高性能にはなりますが「使いやすさ、フィット感、品質、デザイン、料金」を総合的に検討した上でランキングしています。
初心者にぜひ履いてほしいフルフットフィンをランキングにしました。ストラップフィンやドライスーツ用のフィンはおすすめを紹介しています。
ランキング順に特徴を紹介していきます。
自分がほしいフィンがわかるかも、ランキングを参考にしてみよう。
1位 蹴り心地がよく疲れにくいなら「MEW」
■MEW「ミュー」(GULL)
- ボートがメインの人
- 脚力に自信のない人
- 蹴り心地がいいフィンを履きたい人
- 水中写真をしたい人
料金(税込) | 定価17,600円 最安販売は14,080円 楽天(2024.4月) |
メリット | ・短くて柔らかくキックしやすい ・あおり足のキックがしやすい ・ラバー最軽量で疲れにくい ・しなりやすく自転車こぎしない |
デメリット | ・ゴツゴツのビーチに不向き ・素足とブーツでサイズがかわる |
私も長年愛用していますが、フルフットフィンではロングセラーの人気NO.1フィンです。脚力に自信がない人もフィンキックがしやすく、あおり足のキックもしやすいです。疲れを感じない重さで初心者にやさしく、ゆったり潜る人や水中写真をする人におすすめです。リーズナブルな料金も踏まえて一番おすすめのフィンとしました。
2位 しなりで推進力をUPしたいなら「WARP FIN」
■WARP FIN「ワープフィン」(GULL)
- ボートがメインの人
- しなりを利用した推進力がいい人
- 蹴り心地がいいフィンを履きたい人
料金(税込) | 定価S・M31,900円、L・XL33,000円 最安販売は27,346円 楽天(2024.4月) |
メリット | ・しなりを利用して推進力をアップ ・MEWを長いタイプキックしやすい ・カラーにより硬さが選べる |
デメリット | ・ゴツゴツのビーチに不向き ・素足とブーツでサイズがかわる ・料金が高価である |
使いやすいMEWフィンを7~8㎝長くし、しなりを利用して推進力をアップできるのがWARPフィンです。
硬さも2パターン選べます。ユーザーの熱望から作られたWARPブランドで料金が少し高価ですが、最近人気で利用者も多く第2位としています。MEWフィンの推進力をもう少しアップさせたい人にとってもおすすめです。
ハードスペックはハードミュー、スタンダードスペックはMEWと同等の硬さになっています。スタンダードスペックはソフトな蹴り心地を保ちながらも推進力をアップできます。
3位 瞬発力と推進力がほしいなら「SUPER MEW」
■SUPER MEW「スーパーミュー」(GULL)
- ボートダイビングがメインの人
- 瞬発力や推進力がほしい人
料金(税込) | 定価23,100円 最安販売は18,480円 楽天(2024.4月) |
メリット | ・水を捕らえやすく推進力をアップ ・水切れがよくスピーディにキック ・ブーツをしっかりフィット |
デメリット | ・ゴツゴツのビーチに不向き ・素足とブーツでサイズがかわる ・他のフィンより蹴り心地が重い |
MEWフィンの進化系で水を捕らえ、推進力をアップしたフルフットフィンです。推進力を出す工夫はありますが、MEWフィンより長く、重く、硬くなっているので脚力に自信がある人に向いています。しなりによる推進力よりもキック力による瞬発力や推進力がほしいという人におすすめです。料金とのバランスを考えて第3位にしました。
ストラップのおすすめ!蹴り心地がいいなら 「MEW CYPHER」
■MEW CYPHER「ミューサイファー」(GULL)
- ビーチダイビングがメインの人
- 脚力に自信のない人
- フィンキックが上手くなりたい人
料金(税込) | 定価18,700円 最安販売は14,960円 楽天(2024.4月) |
メリット | ・短くて柔らかくキックしやすい ・あおり足のキックがしやすい ・ストラップでは軽量、疲れにくい ・しなりやすく自転車こぎしない ・フルフットのフィット感がある |
デメリット | ・ドライスーツでは少し履きづらい |
ストラップフィンでは初心者におすすめしたいNO.1フィンです。フルフットMEWをストラップフィンにしたフィンです。脚力に自信がない人もフィンキックがしやすく、あおり足のキックもしやすいです。疲れを感じない重さで、ゆったり潜る人や水中写真をする人にもおすすめです。もちろんリーズナブルな料金設定でおすすめNO.1 のストラップフィンです。
ドライスーツのおすすめ!キックしやすく低コストなら「RK3 FINS」
■RK3 FINS(apeks)
- ドライスーツフィンがほしい人
- 片手でフィンを着脱したい人
料金(税込) | 定価24,200円 最安販売は12,650円 楽天・Yahoo(2024.4月) |
メリット | ・フィンが短くキックしやすい ・大きなブーツも履きやすい ・スプリングストラップは片手で着脱できる |
デメリット | ・プラスチック加工で硬く感じることもある ・やや重みがある |
ドライスーツ用としておすすめしたいNo.1のフィンです。外国の方がよく利用していますが、日本人はドライスーツでよく利用します。大きなブーツポケットはブーツが履きやすく、スプリングストラップは片手で取り外しもできて便利です。フィンも短く小回りがきき、蹴りやすくなっています。もちろんリーズナブルな料金設定でおすすめNO.1 のドライスーツ用のフィンです。
自分がほしいフィンは決まりましたか?
フィンで失敗しない3つの選び方
- 1.どんなダイビングがしたい?
- 2.脚力に合うフィンを選ぶ
- 3.「ビーチ・ボート」どっちで潜る?
失敗しない選び方はフィンの性能よりも自分に合うフィンを見つけることです。
脚力に合わないフィンは足を痛めたり、疲れてエアーの消費が大きくなるからです。
疲れやすかったのはフィット感やフィンの硬さが合ってなかったのかも?
1.どんなダイビングをしたい?
失敗しないフィンの選び方では「どんなダイビングをしたい?」をまず考えます。
シチュエーションによってフィンの硬さや長さが違ってくるからです。
- ゆったり、水中写真がメイン
⇒柔らかい、短かめのフィン - 地形を泳ぐ、ドリフトがしたい
⇒弾力のある硬さ、長めのフィン
ゆったり潜ったり、水中写真を撮る時は推進力より小回りが利くフィンが向いています。長いフィンはサンゴを蹴ったり、砂を巻き上げたりと扱いが難しいからです。
泳ぎをメインにしたいなら推進力を優先する弾力のある長めのフィンが向いています。
シチュエーションによって、フィンの硬さや長さを決めていきましょう。
2.脚力に合うフィンを選ぶ
失敗しないフィンの選び方では自分の脚力に合うフィンを選ぶことが重要です。
脚力によってフィンの材質や硬さが違ってくるからです。
初心者でも年齢、性別、筋力の違いはあります。脚力に自信がない人ほどフィン選びは重要になってきます。
- 短くて柔らかい⇒キックしやすい
- 軽い⇒疲れにくい
- しなりやすい⇒自転車こぎにならない
脚力に自信がない人でもフィンキックは上達します。
ラバー(ゴム)はラクに蹴り下ろせるメリットがある
ラバー(ゴム)製はプラスチック樹脂よりも重いですが、ラバーの重さを利用することで、蹴り下ろす脚力を減らせて、楽に蹴れるメリットがあります。重すぎると疲れやすくなるのでバランスの合った重さのラバーを選びましょう。
ラバーやウレタン製で弾力のある硬さ、長めのフィン
ラバーやプラスチック製で弾力のある硬さ、短めのフィン
自分の脚力によって、フィンの材質や硬さを決めていきます。
3.「ビーチ・ボート」どっちで潜る?
失敗しないフィンの選び方では「ビーチ・ボート」どちらをメインにするかを考えます。
スタイルによってフィンの種類を考えるからです。
- ボートメイン⇒フルフットフィン
- ビーチメイン⇒ストラップフィン
フルフットはフィット感がよくて、蹴った力がダイレクトにフィンに伝わりやすいため、ボートメインの人にはおすすめしています。
ゴツゴツしたビーチを歩く人は安全なハードブーツを履いてストラップフィンがおすすめです。ストラップフィンはドライスーツでも使えるというメリットもあります。
スタイルによってフィンの種類を決めていきます。
「どんなダイビングをしたい?」、自分の脚力、「ビーチ・ボート?」どっちがいい?と考えると自分に合うフィンがわかってくるよ!
フィンのタイプを紹介
フィンには2つのタイプがあります。
- フルフットフィン
- ストラップ(オープンヒール)フィン
それぞれに特徴があり、ダイビングスタイルによってタイプも変わってきます。
基本的にボートではフルフット、ビーチではストラップを使うことが多いです。
フルフットフィン
素足やソフトブーツを履いて使うタイプです。
ボートダイビングや沖縄などのリゾート地で多く使われています。
メリット
- 上靴を履く感覚で足との一体感がある
- 蹴り心地がいい
- 蹴った力がダイレクトに伝わる
デメリット
- ハードブーツでは履けない
- サイズの調整ができない
- ボートダイビングをメインにする人
- 蹴り心地のいいフィンがほしい人
フルフット好きはビーチでも使う
フルフットの蹴り心地が好きな人はビーチでもソフトブーツ+フルフットフィンで潜ります。ゴツゴツしたビーチでなければ滑り止めのあるソフトブーツでも歩けます。
ストラップ(オープンヒール)フィン
ハードブーツを履いて使うタイプです。
ゴツゴツしたビーチダイビングやドライスーツで多く使われています。
メリット
- ストラップで足サイズの調節ができる
- ハードブーツはゴツゴツした所も歩ける
- 着脱しやすく、持ちやすい
デメリット
- ソフトブーツではフィットしない
- フルフットフィンより重い
- ビーチダイビングをメインにする人
- ドライスーツを着る人
どちらのフィンがおすすめなの~?
「どちらが好み?」と聞かれたら
フルフットフィンと答えます。ストラップフィンはオールマイティーの良さがありますが、やっぱり一体感のある、蹴り心地のいいフルフットフィンが好きですね!
スタイルによってタイプが変わるので、ダイビングを続けていくと両方のフィンとブーツを持っている人も多いですよ。
今年のメーカーの傾向は新色と料金UP
今年は新しい機種が出たの~?
各メーカーを昨年と比べてみると、NEWモデルの開発よりも、製品の質を上げていってるように感じます。
主力モデルは新色カラーでイメージチェンジを図っています。
■今年モデル/昨年との比較
メーカー | 種類 | 料金 | 品質 | カラー | 備考 | タイトル |
GULL | 同じ | 一部値上げ 3% | 同じ | 各タイプ 1~5新色 | MEWフィン 誕生から40周年の ロングセラー | 詳細を見る |
アクアラング | 同じ | 同じ | 同じ | 同じ | apeksメーカーも カタログに追加 | 詳細を見る |
TUSA | 3つ追加 | 値上げ 4~5% | フィット感 ストラップ を改良 | 3タイプ 1~2新色 | ストラップフィン に力を入れている | 詳細を見る |
Bism | 1つ減少 | 値上げ 13% | 同じ | 同じ | 1種類のみになった | 詳細を見る |
料金ではGULL、TUSA、Bismが値上がりしています。
TUSAはストラップフィンの新作、リニューアルを含め3つ製作し、パーツ交換でいろんなフィンにカスタマイズできるように作られている。
ダイビング業界がもっと盛り上がれば、新しい機種がでてくるんだけどね!
GULLがTUSAよりも人気がある
ダイバーに人気があるメーカーってどれかな~?
ダイバーが使うフィンでよく見かけるメーカーはGULLとTUSAが多いですね。
沖縄でフィンメーカーのシェアを調査してみました。
メーカーの調査ではGULLが約8割という結果になりました。
沖縄はボートダイビングがメインのためフルフットフィンに強いメーカーとなりましたが、伊豆でのダイビングであれば、ビーチでストラップフィンの利用も多いため、多少結果が違うと思います。
- しなりのあるラバー製のフィンが人気
- フィット感のあるフルフットフィンが多い
9割以上のダイバーが「人気の共通点」であるラバー製のフルフットフィンを着けていました。日本人はしなりのあるラバー製、外国人はプラスチック製を好んで履きます。
メーカーによる特徴として
- ゴム作りの会社で天然ゴムの品質にこだわりがある
- 豊富なカラーで毎年新色をリリース
- 設計から製造まですべて日本製
- 主力はMEW、WARP、SUPER MEW、MEW CYPHERなど
ファンダイビングでは圧倒的に使われているメーカーで、私もGULL歴18年以上愛用しています。
GULLはあらゆるダイバーのニーズに応えた種類のラバーフィンを出しているので、日本ではとっても人気があります。
- ゴムメーカーとして創業し、日本以外にも販売している
- ラバー製よりもウレタン樹脂製を主に展開している
- 主力はHyFlex、switch、KAILなど
ウレタン樹脂製のフィンを履いているダイバーも見かけます。
どちらのメーカーも特徴があり、使いやすい研究をしているいいメーカーです。
レンタルで使ってみて、フィット感や蹴り心地の良さを感じるフィンを見つけることが大切ですね。
人気があるのはストラップよりもフルフット
どっちにすればいいのか選べない~?
フルフットとストラップ(オープンヒール)選びで迷う人はとっても多いです。
フィット感のあるフルフットを選びたいけど、ビーチダイビングをしたらどうしようと考えるからです。
- フルフット:素足やソフトブーツを履く、足との一体感、蹴り心地がいい、蹴った力がダイレクトに伝わる
- ストラップ:ハードブーツを履く、足サイズの調節ができる、ビーチでも使える、着脱しやすい
ダイビングスタイルでどちらを選ぶかは違いますが、ボートメインのダイビングなら蹴り心地のいいフルフットをおすすめします。
フルフット好きはビーチでも使う
フルフットの蹴り心地が好きな人はビーチでもソフトブーツ+フルフットフィンで潜ります。ゴツゴツしたビーチでなければ滑り止めのあるソフトブーツでも歩けます。
長年ダイビングをやっていると、ドライスーツでストラップフィンを使ったり、買い替えのときにフルフットを買ったり、両方のフィンを持っている人も多いです。
僕も両方のフィンを持っていますが、ボートメインのダイビングなのでほとんどフルフットフィンを使っています。
バタ足とあおり足で使いやすいのは?
あおり足のキックをしたいけど、フィンで違うの~?
フィンキックは主にバタ足とあおり足の2パターンがあります。
まず講習でバタ足のキックを習い、ファンダイビングをするとあおり足もやりたくなります。
- バタ足:推進力や瞬発力を出したい
- あおり足:ゆっくり、力を使わずに泳ぎたい
ダイビングのスタイルでメインのキックは違ってきます。
バタ足:WARPフィン、SUPER MEWなど
しなりを利用した長めのフィンや水を捕らえやすいフィンは推進力が出る
あおり足:MEW、MEW CYPHERなど
短く柔らかいフィンは小回りが利く、あおり足がしやすい
あおり足のキックをしたい人には、小回りが利くMEW、MEW CYPHERのフィンをおすすめしています。
実際のダイビングではどちらのキックも同じくらい使うので、フィン選びは悩みますね~!
初心者は水中で映えるカラーがいい
カラーを選ぶのも楽しみだな~
初心者なら水中で映えるカラーのフィンがいいです。
映えるカラーはガイドがダイバーを見つける目印になるからです。
水中で映えるカラーはパステル系のピンク、オレンジ、イエローと白色も人気もあります。
パステル系のカラーは陸では派手に見えますが、水中ではとってもきれいに見えるのでおすすめです。
フィンに合うブーツ選びも大切
フィンに合うブーツを一緒に選ぶことはとっても大切です。
フィンにブーツがフィットしないと靴ずれや足が痛くなったり、効率よくキックがフィンに伝わらないからです。
フィンのタイプによってフィットするブーツを教えて!
- フルフットフィン:ソフトブーツやソックスタイプ
- ストラップフィン:ハードブーツ
フルフットフィンはフィンのポケットがソフトブーツ仕様になっているのでハードブーツでは履けません。
ストラップフィンもハードブーツならどれでもフィットする訳ではなく、厚底のブーツはブーツポケットに入りにくいので、実際に履けるか確認するべきです。
フィンとブーツは同じメーカーがおすすめ
同じメーカーは自社のブーツに合わしてフィンを作っているからです。フィンポケット(足を入れる所)とブーツのフィット感は重要で一番フィットするのは同じメーカーになります。
フルフットフィンは保温とケガ防止のためにブーツを履くことをおすすめしています。素足でフィンを履くとくるぶし辺りにケガをする人が多かったり、はしごを上がる時に痛かったりします。
自分のフィンに合うブーツ選びを知りたい方は読んでくださいね!
フィンに合わせてブーツを一緒に買うのがいいです!別々で買うと履けなかったり、フィット感がわからないからです。
日本人が好む材質はラバーフィン
フィンの材質は主に3種類あります。
- ラバー(ゴム)
- プラスチック樹脂
- ウレタン樹脂
材質によって蹴りやすさ、重さなどの特徴があり、自分に合う材質はどれか迷います。初めて買う人には弾力のあるラバー(ゴム)フィンをおすすめしています。
日本人の8割以上はラバーフィン
日本人は自分の脚力に合ったフィンを好み、弾力性のあるラバー(ゴム)を履く人がとっても多いです。外国人はパワーのあるフィンを好み、瞬発力や推進力のでる硬いプラスチック樹脂を履きます。ラバー(ゴム)を履く外国人はあまりいません。
材質選びで迷ったらラバー(ゴム)がおすすめです。弾力があり自分の脚力に合ったフィンは疲れにくいですよ!
フィンで迷ったらイチオシは「MEW」
どれがいいのか迷う~、結局一番おすすめはどれなの?
フィンで迷ったら「MEW」を買うことをおすすめしています。
- 低コストで購入しやすい料金
- キックがしやすく蹴り心地がいい
- ラバー最軽量で足が疲れにくい
初心者からインストラクターまですべてのダイバーに愛されているフィン!
フィンを買うなら自分の脚力に合って、蹴り心地がよく、カラーの選べるフィンがいいですよね?さらに、低コストであれば文句なしです。
軽器材に特化したGULLブランド(株式会社キヌガワ)の代名詞とも言われる「MEW」フィン。キヌガワはゴム作りの会社だけあって天然ゴムの品質にはこだわりがあり、日本人の足をベースにしたフィン作りとメイドインジャパンは信頼性が高く、多くのダイバーが使用しています。
初めて買うフィンなら、自信を持って「MEW」をおすすめします。
初めて買う初心者の「フィン」インストラクターが選び抜いたおすすめのまとめ
今回は「初めて買うフィンのおすすめ5選! 」というテーマを紹介しました。
まとめる前に
ダイビング経験20本までの人にしてほしいこと
私は器材を買うか迷っている人によく言うことがあります。
- 「ダイビングを続けたい!」と決めたときに買う。
- 「ストレスのある器材」「ほしい器材」の順で買っていく。
- ダイビング経験20~50本で少しずつ買い揃えていく。
ダイビング経験20本までの人には、色んな種類やおすすめの器材を試しながらダイビングをしてほしいです。
同じ器材だけを使っていると良さが比べれません。
いろいろと使っていけば「フィット感が自分に合ってる!」と実感できる器材と必ず出会えます。
ショップには色んな種類やおすすめの器材を置いているので、インストラクターに聞きながらどんどん試していきましょう!
初心者が初めて買うフィンのまとめ
今回は「初めて買う初心者ならどのフィンを買えばいいの?」という声を記事にしました。
ダイビングで疲れるのはキックする足です。フィンが合ってないと上手くキックできずに、疲れたり、エアーの消費も激しくなっていきます。
まず、フィンはどんな種類があり、それぞれのフィンの特徴がわかると、キックしやすく疲れない自分に合うフィンが見つかってきます。
やっぱり、買うなら「インストラクターに勧められたから・・・」というだけでなく、自分でも納得して買わないとフィンに愛着を持って、大切に使い続けることはできません。
僕も色々と試していますが、フルフットの「MEW」をずっと愛用しています。
最初は他のフィンと比較せずに使っていましたが、色々と比較した結果、ゆったり水中撮影をするには大きさや蹴り心地の良さが最高フィンです。
冬はドライスーツも使うのでストラップフィンも持っています。
「おすすめの器材」は 1人のインストラクターが検討を重ねて選び抜いた結論ですが、1人でも多くのダイバーの参考になればうれしいです。
器材で迷っていたり、ダイビングでわからないことがあれば、下記のお問い合わせやコメント欄で教えてください。できるだけわかりやすくお答えしていきます。
\悩みや不安を気軽に相談してね♪/
ご相談で費用等は一切かかりません!
こちらの記事は「フィンに合うおすすめのブーツ」を知りたい人に最適!
器材を買うか迷っているなら「ダイビング器材の買い方」がわかるおすすめ記事です。
こちらの記事は「器材はいつ買うの?自分に合う器材は?」を知りたい人に最適!
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