スキルアップ

【初心者必見!】ファンダイビング40本までに身につけたい10スキル

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  • ファンダイビングで潜るのが不安
  • ファンダイビングでスキルアップしたい
  • スキルアップってどうすればいいの?

ファンダイビングはライセンス講習と違い、スキルの練習ばかりできません。

しかし、初心者ダイバーの多くはファンダイビングを楽しむ以外にも、不安なスキルを上手くなりたいと思って潜っています。

この記事では、ファンダイビングで実際にアドバイスするスキルを経験本数別でわかりやすく解説していきます。

実際に、18年間のインストラクター経験とゲストの疑問を参考にして

  • 中立な立場で
  • 知識と実践の経験を生かした
  • 本当にいいと思うこと

を紹介しています。

大切なことはスキルを意識してファンダイビングを楽しむことです。

ファンダイビングに不安がある人は読んでみてね!

【メリット】このブログでわかること
  • 実際に教えているアドバイス
  • 40本までに身につけたい10スキル

ピンポイントのスキル練習なので、コツがつかみやすく、上達も早くなります。

モンツキくん

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40本までに身につけたい10スキル

ファンダイビング30本、がんばりましたね!

「30本で身につけたいスキル」はできましたか?

まだ読んでいない人は、ぜひ読んでね!

≫ファンダイビング30本までに身につけたい10スキル

スキルを意識している人は、意識しない人より確実に上達しています。

スキル練習で大切なことは焦らないことです。

ファンダイビングを楽しみながらも「1ダイブ=1スキル」を意識して練習してみましょう。

では、次の10スキルを紹介していきます。

潜降のコツは排気しながら息を吐く

ナカモトくん

潜降するときに息を吸ってしまう~

潜降

息を吐きながら潜降すると、肺の浮力も減り、沈みやすくなります。

潜降のときに、息を思いっきり吸いながら、BCDの排気をしている人は多いと思います。

息を吸うと肺の浮力が大きくなるので、沈みにくくなります。

潜降時の呼吸方法

息をゆっくりと吐きながらBCDを排気する

息を吸うときはさつと吸って、ゆっくり吐く

水深1m以上沈めば、徐々に潜降していく

息をゆっくり吐くコツは「ウ~~」と声を出すと、息を長く吐き続けられます。

人間の肺活量は体格によって異なりますが、成人の場合は約3~4Lです。

大きい呼吸をすると、肺の大きさは2Lほど変化するため、浮力も違ってきます。

息を吐いての潜降は、息を吸う潜降よりウエイト2㎏減らす効果があります。

モンツキくん

この方法で潜降ができると、ウエイト量も減らせるよ!

フィンキックで大切なのはフィン選び

ナカモトくん

フィンが合ってないと上手くできないの~?

フィンキック

フィンキックで大切なことは性能よりも自分の脚力に合ったフィンを使うことです。

初心者の人で自転車こぎのようなキックをしている人をよく見かけます。

脚力に自信のない人はバタバタとしたキックになり、足が疲れやすくなります。

脚力に自信がない人におすすめ
  • 短くて柔らかい⇒キックしやすい
  • 軽い⇒疲れにくい
  • しなりやすい⇒自転車こぎにならない

フィンを変えるだけでフィンキックはしやすくなります。

短くて柔らかいフィンから始めて自分の脚力に合ったフィンを探していきましょう。

こちらの記事は「フィンの選び方」を知りたい人に最適!

≫初めて買う「フィン」絶対おすすめの5選!

モンツキくん

フィンの種類に合うブーツを履くことも大切ですよ!

ゆっくり泳ぐのに最適なあおり足

ナカモトくん

バタ足しかやったことがない~

フィンキック

あおり足は力を使わずにゆっくり進みたいときやバタ足が疲れたときに覚えておきたいキックです。

ガイドや経験豊富なダイバーはあおり足でキックをしていることもあります。

バタ足ができるようになったら、生物探しなどゆっくり進みやすいあおり足も練習してみましょう。

あおり足のやり方

足をまっすぐ伸ばす

両膝をくっつけるように足を引き上げる

膝を中心に回しながら足の裏で蹴る

あおり足は平泳ぎに似ていますが、膝をくっつけるように足を引き上げるイメージです。

あおり足に合うフィンは小回りが利く柔らかい、短めのフィンをおすすめしています。

こちらの記事は「フィンの選び方」を知りたい人に最適!

≫初めて買う「フィン」絶対おすすめの5選!

モンツキくん

あおり足は上下にキックしないので、中性浮力がとれないと沈みやすくなるよ!

中性浮力の調整は2プッシュして確認

ナカモトくん

中性浮力ができているのかわかんない~

中性浮力

中性浮力の給排気の調整は、2プッシュ後にフィンを止めて、浮き沈みを確認します。

初心者の人は中性浮力が上手くできているかわからないという人が多いです。

BCDにどれだけ給気したら浮上し、どれだけ排気したら沈んでいくのかを確認できれば中性浮力に自信が持てるようになります。

中性浮力の確認方法

泳ぎながら、給気を2プッシュ押し、フィンを止める

沈んでいく

給気を2プッシュ押し、フィンを止める

沈んでいく

給気を2プッシュ押し、フィンを止める

浮いていく

排気を2プッシュ押し、フィンを止める

ふわっと、中性浮力になる

給排気は一度にたくさん出し入れすると浮力をコントロールが難しくなります。

ボタンを押すときは2プッシュ「ポンポン」とこまめに押し、調整していきましょう。

排気のコツは泡が出るまでタイムラグがあり、泡が出るまではボタンを押し続け、泡が出始めたら「ポンポン」と押すようにします。

モンツキくん

まずは水深を変えずに泳ぎ、中性浮力の感覚を覚えていこう。

中性浮力の微調整は呼吸でコントロール

ナカモトくん

呼吸を意識してなかったよ~

中性浮力

中性浮力はBCDである程度調整し、呼吸で微量な浮力コントロールをするようにします。

中性浮力のピンポイントアドバイスも最後です。

初心者の人はBCDで中性浮力を調整しようと思っている人が多いです。

呼吸を意識すると、沈みそうになったら吸い、浮きそうになったら吐くことで、微量な浮力コントロールができます。

呼吸による浮力のコントロールを「呼吸のトリミング」とも言います。

呼吸のトリミング方法

BCDで中性浮力をある程度調整する

沈みそうになったら吸って浮力コントロール

浮きそうになったら吐いて浮力コントロール

フィンを動かさなくてもフワフワと安定した浮力ができる

呼吸のトリミングでウエイト2㎏分のコントロールができる

水中でゆっくりと大きな息を吸うと換気量は約1Lになり、ウエイト1㎏のプラス浮力になります。同じく吐くと肺がしぼみウエイト1㎏のマイナス浮力になるので、合計2㎏の浮力コントロールができることになります。

水中で浮きそうと感じたら、まず息を吐いて浮力をコントロールし、それでも浮きそうならBCDで排気してコントロールするというイメージです。

モンツキくん

最終的にはホバリング(水深を変えずにとどまること)もできるようになっていくよ!

適正ウエイト量は安全停止で確認する

ナカモトくん

ウエイトが重いと安心するんだけど~

泳ぎ方

適正ウエイト量にすることで、腰の負担が減るだけでなく、水平姿勢がとりやすく、中性浮力の調整も楽になります。

初心者の人は潜降しやすく、浮上しないようにとオーバーウエイトで潜る人が多いです。

ダイビングの不安感が減ってきたら1㎏ずつ減らして、自分の適性ウエイト量を見つけていきます。

適正ウエイト量の確認方法は2つありますが、簡単な安全停止時に確認してみましょう。

安全停止時の適正ウエイト量チェック

安全停止(水深4~6m)に行く

BCDの空気を全部抜く

ウエイトを1㎏ずつ外して、浮上しないかチェックする

浮きそうになるまで繰り返す

浮きそうなら、適正ウエイト量は1㎏足す必要があります。

安全停止時は空気の消費で1~2㎏軽くなるため、安全停止できるウエイト量があるかをチェックします。

モンツキくん

自分に合った適正ウエイト量は沈みにくくなりますが、潜降のスキルを身につけるチャンスにもなるよ!

安全停止は4.5mで目標物を見る

ナカモトくん

安全停止って5mじゃないの~?

ホバリング

安全停止をするときは、ダイブコンピュータばかり見ず、目標物を見ながら水深をキープします。

ロープを持って安全停止をするなら、5mで安全停止で大丈夫です。

ダイビングができてくると、ロープを持たずに浮力調整で安全停止したくなります。

ロープを持って安全停止する方が簡単ですが、安全停止中も水中撮影したり、ダイブコンピュータを見ながらホバリングしたい人が多いからです。

ロープを使わない安全停止のコツ

水深4.5mまで浮上する

同じ水深にある目標物を見つける

目標物を見ながらホバリングする

安全停止は5mとよく言いますが、ダイブコンピュータを持っている人なら水深4.5mをおすすめします。

水深4.5mはダイブコンピュータの安全停止範囲(3~6m)の中間で1.5mの浮き沈みまで安全停止の範囲になるからです。

目印を見ながら安全停止をすると、浮き沈みしていることがよくわかります。

こちらの記事は「なぜ安全停止するの?」を知りたい人に最適!

≫「なぜダイビングで安全停止をするの?」本当の目的を解説!

モンツキくん

安全停止でホバリングのスキルも練習していこう!

フィンキックは適正ウエイトで楽になる

ナカモトくん

フィンキックって思ったより疲れる~

フィンキック

適正ウエイトで泳ぐと水平姿勢がとりやすく、フィンキックが楽になっていきます。

初心者の人は上達してきても、ウエイト量を変えずに潜っている人が多いです。

適正ウエイト量より重いと、立ち気味の姿勢になり、フィンキックも疲れやすくなります。

ウエイトを1~2㎏減らすだけで、腰の負担が減り、水平姿勢がとりやすくフィンキックが楽になります。

フィンキックが楽になるコツ
  • 自分の適正ウエイト量を知る
  • 水平姿勢を意識する

ダイビングで疲れる一番の原因はフィンキックです。フィンキックが楽になると、ダイビングの疲労感もなくなってきます。

モンツキくん

グループで潜って遅れがちな人はウエイト量を見直してみよう!

ドライスーツはスーツで浮力調整する

ドライスーツを着ない人は必要のないスキルになります。

ナカモトくん

ドライスーツ着たことがない~

中性浮力

ドライスーツを着て浮力調整する場合は、スーツの給排気で調整し、不足をBCDで調整します。

ドライスーツを着ると、浮力調整がBCDとスーツの2つになり、迷うことがあります。

ファンダイビングではスーツの浮力調整をして、不足分をBCDで調整していきます。

ファンダイビングは水深を変化しながら潜るため、スーツ内を給排気しないと圧迫で痛くなったり、膨らみ過ぎたりするからです。

ドライスーツを着て浮力調整のコツ

浮力調整したいとき

ドライスーツで浮力調整

BCDで浮力調整

深く潜るとスーツ内が圧迫されるので給気し、浮上していくとスーツ内が膨らむので排気します。

ドライスーツの給排気はBCDと同じく小まめに給排気し、吹き上がらないために足を下げ気味の体勢で泳ぎます。

モンツキくん

排気バルブのAUTOとROCKの切り替えは、安全停止まで戻ってきたらAUTOにして、それまではROCKがいいよ!

浮上は浅いほどゆっくりと上がる

ナカモトくん

急いで浮上することあるよね~

浮上

浅瀬の浮上は水圧の変化が大きく、体内の窒素が気泡化して減圧症になるリスクが高くなります。

初心者の人は安全停止が終わると、ボートのハシゴへ急いで浮上する人が多いです。

浮上スピードは9m/分が理想です。

ダイブコンピュータは浮上スピードが速いと警告音がなる機能もあり、浮上スピードの感覚もわかってきます。

こちらの記事は「ダイブコンピュータの選び方」を知りたい人に最適!

≫初めて買う「ダイブコンピュータ」絶対おすすめの6選!

安全停止からの浮上のコツ

安全停止が終わる

ハシゴの真下より、少し離れた位置から斜め上に浮上する

ハシゴまで30秒かけて浮上する

ロープを使うとスピードが調整できるので、30秒かけて浮上しやすくなります。

ロープを持たない場合は、ハシゴの真下ではなく、少し離れた位置から斜め上に泳ぎながら浮上しましょう。

モンツキくん

安全停止からの浮上はスピードが速くなりやすいので特に注意しよう!

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スキル練習のコツはピンポイント練習

ナカモトくん

ファンダイビングをしたいけど、みんなと一緒だと不安だな〜

初めてのファンダイビングは知らないことばかりで、不安になるのは当たり前です。

初心者の人には、苦手なスキルを聞いたり、注意深く見たりとガイドが必ずサポートしてくれます。

ファンダイビングはスキル練習も意識して楽しんでいきましょう。

スキルを上達するために
  • ファンダイビングでスキル練習をする
  • 「1ダイブ=1スキル」で練習する
  • インストラクターに伝えて練習する

ただ、ファンダイビング中に意識して練習できるのは1~2スキル程度です。

例えば、潜降スキルで意識することは体勢、排気、給気、耳抜き、呼吸などがあり、全部を意識しながら練習するのは難しいです。

実際にファンダイビングで教えるときも「排気するときは泡を見る」などとピンポイントでアドバイスをすることが多いです。

スキルでたくさん意識するより、ピンポイントで練習する方がコツを掴みやすく、スキルの上達が早くなります

経験を積むことで、50本になる頃には苦手なスキルもなくなっているはずです。

ファンダイビングで大切な「10の基本スキル」
  • 器材セッティング
  • 呼吸
  • 耳抜き
  • レギュレーターリカバリー
  • マスククリア
  • フィンキック
  • エントリー
  • 潜降・浮上
  • 中性浮力
  • ホバリング

こちらの記事は「10の基本スキルのコツ」をもっと知りたい人に最適!

≫ファンダイビングを楽しむ「10の基本スキル」をマスター!|苦手スキルができるコツを解説

ファンダイビングで大切な「10の基本スキル」を細分化してピンポイント練習していきましょう。

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ファンダイビング40本までに身につけたいスキルのまとめ

4.【ダイビングの始め方】初心者の人に「体験ダイビング」から「ライセンス取得」までをインストラクターが解説のまとめ

今回は「スキルアップってどうやっていくの?」という声を記事にしました。

30本潜ってみて「ダイビングができるようになってきた~」という人は多いと思います。

ファンダイビングにすっかり慣れて、基本スキルもある程度できるようになったはずです。

もっと楽しむためにいろんなダイビングを経験していくことも大切です。

水中写真を始めたり、ディープな海やホールなどの地形ダイブなどいろいろとあります。

こちらの記事は「いろんなダイビング」をもっと知りたい人に最適!

≫楽しみ方|初心者から「できるダイバーになる!」までを解説!

ダイビングが楽しければ、スキルは必ず上手くなっていきます。

モンツキくん

40本までの目標はいろんなダイビングを経験していくことです。

ダイビングでわからないことがあれば、お問い合わせやコメント欄で教えてください。できるだけわかりやすくお答えしていきます。

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スキルで悩んでいるなら「ダイビングのスキルアップ」がわかるおすすめ記事です。

こちらの記事は「スキルの方法・いろんなスキルアップのやり方」を知りたい人に最適!

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モンツキくん
はじめまして、モンツキくんです。36才で会社を辞め沖縄に移住、ダイビングインストラクターになって18年「小さなダイビングショップ」をして海を案内しています!コンセプトは中立的な立場でダイビングの経験をまとめて、1人でも役に立てるようにブログを始めました。みなさんよろしくお願いします。(^o^)
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