楽しみ方

「万座ドリームホール」ポイントの紹介

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万座エリアでは一番有名で、リクエストの多い地形ポイントです。

この記事では、私のガイドルートを基に、雰囲気や生き物を紹介していきます。

実際に、19年間のインストラクター経験とゲストの疑問を参考にして

  • 中立な立場で
  • 知識と実践の経験を生かした
  • 本当にいいと思うこと

を紹介しています。

ポイントに興味ある人は読んでみてね!

モンツキくん

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万座ドリームホールに潜ろう!

瀬良垣漁港からボートを出発し、約10分で到着します。

ナカモトくん

万座の海は一番好きなエリアです!

インターコンチネンタルホテルの目の前にあります。潮が流れていることもあるのでエントリーは気をつけていきます。

海に飛び込むと、まずは水深5mにあるリーフが広がっているので、着底です。

リーフをよく見て、穴の割れ目を探します。ダイバーの泡が見えるとわかりやすいですが、昔は「穴がない~!」と焦ったこともありました。雰囲気を覚えておかないとね!

穴をのぞくと、アカマツカサが奥の方まで泳いでいます。

穴に入っていくと、暗いのでライトの点灯は必須、アカマツカサやウミウシが見れます。

縦穴は上が狭く、下へ行くほど広がっています。底は砂地だから透明度が悪くならないように巻き上げに注意しましょう!

上を見上げるとキラキラしたブルーが見えます。ダイバーだけが見れる癒しの空間ですね!

縦穴の割れ目からイセエビが顔を出していることもあるので探してみましょう!

小さな穴をのぞくとオイランヨウジが見れることもあります。シャイなのですぐ奥へ引っ込んじゃうんだよね~

海底近くにある柱みたいな岩は海底鍾乳洞らしい・・・、数万年前の昔は陸だった鍾乳洞が海底に沈んだと言われています。

縦穴を楽しんだら、今度は横穴へ移動して行きます。

暗い横穴を進んでいくと、青い光が徐々に見えてきますよ。

横穴からブルー全体が見えるまでの雰囲気がわかる動画です。

横穴にはハタンポが泳いでいて、ブルーはなんと「ピカチュウ」のシルエットに見えます。

出口の手前にはカエルアンコウ(2025年)がいてくれたけど、移動したのかな~

横穴を出て棚沿いを右へ行くと、流れから身を守れる凹みにヤギ類の茂みがあります。

夏シーズンになるとヤギの茂みにヤマブギスズメダイの幼魚が多くなってきます。キラキラとした黄色がとってもかわいくて人気です。

凹みの棚をじっくり探すと、ウミウシがよく見られます。

凹みにはシンデレラウミウシが数匹いる時期もあり、産卵シーンも見ることができました。

凹みの砂地には、オドリハゼと共生しているエビのペアが顔を出していることもあります。

水深20mで棚沿いを右に進んでいくと、長い間このイソギンチャクに住んでいるクマノミがいます。

春先にかけて、この棚沿いを見ているとウミウシによく出会います。

ピンクの突起がかわいいイガグリウミウシ

象牙色がキラキラしているゾウゲイロウミウシなどがよくいます。

棚沿いからリーフにかけては海に映えるきれいなカスミチョウチョウウオがいっぱい泳いでいます。

外洋を浮遊感たっぷり泳ぐのも、とっても気持ちがいいですよ~

見上げると魚影とブルーがサイコー、見惚れてしまいます。

棚沿いにはウミウチワが数か所あるので、じっくりと探してみると、

ピグミーシーホースが隠れていることがあります。最近は見れないこともあって寂しいです。

子どもを身籠ったピグミーシーホースもいました。タツノオトシゴ科はメスがオスのお腹にある「育児嚢(いくじのう)」という袋に卵を産みつけるので妊娠、出産はオスが頑張ります。

水深25m付近にある小さなアーチはウミウチワが広がり、色鮮やかな海の写真を撮影できます。

その下の深場にはサロンパスこと「スミレナガハナダイ」のオスとメスが泳いでいますよ。

棚沿いを浮上しながら浅瀬に行くと、写真映えするカクレクマノミがいます。ダイバーに物怖じせず顔を出してくれますよ!

流れによっては、グルクンの群れが沖からリーフにかけて泳いできてくれます。

リーフに上がると休憩中のウミガメがいることが多く、ダイバー慣れした子はじっくりと近づくこともできます。

休憩が終わるとウミガメはリーフから沖へ泳いで行きます。

リーフのサンゴの近くでは、コブシメがじっとしていることもあります。

リーフの端まで行って外洋を見ていると、キラキラと光ったカマスの群れが泳いでいることもあります。

近くで見れることもあれば、すぐに遠くへ泳いでいくこともあります。

ボートへ戻る途中、リーフにはアカモンガラが泳いでいます。「体は赤くないけど?」と思ってたら、口の中の歯が赤くて「アカ歯モンガラ」という名前から来ているらしい。

ニセゴイシウツボはここの主、この場所から顔を出して威嚇しています。

リーフの上を泳ぎながら、ボートへ戻っていきます。

リーフにはクマノミやハタタテハゼ、スズメダイなどたくさん泳いでいますよ。

リーフエッジにはロクセンスズメダイの群れやブダイも見れます。

ホールまで戻ってくると噴水のようにダイバーの泡がいっぱい出ていました。

ボートへエキジット、お疲れ様です!

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万座ドリームホールの別ルートを潜

リーフから縦穴を通らずに深場へ

棚沿いにいる生き物を探しながら、深場へ降りていきます。

カスミチョウチョウウオの群れがとってもきれいに棚沿いを泳いでいます。

よく見かける魚はタテジマキンチャクダイ、サングラスをしてカッコイイでしょう!

深場の砂地のウミウチワには人気の生き物がいたこともあります。

とっても小さなピグミー(2021~2022年)が隠れていて、いつも探すのに苦労していました。また、ここに来るといいのにな~

横穴から左に曲がって行く

横穴を出て、左に曲がって進んでいきます。

棚沿いの凹みがある所を見上げると、こんなアーチも見れますよ!

そのまま進んでいくと、掘り込みが見えてきます。

掘り込みの中からスカシテンジクダイの群れが溢れ出てきます。

キンメモドキの群れもキラキラとしてキレイですね。

スカテンジクダイを捕食しようと、大きなハダカハオコゼが見つめています。

ハナヒゲウツボの幼魚(2022~2023年)も威嚇していましたが、成魚になる前に姿を消してしまいました。

そのままどんどん進んで行った先には、アカマツカサの群れがキレイに見えるクレバスもありますよ。

さらに深場の穴、スネークホールへ

スカシテンジクダイの群れの掘り込みをさらに潜っていくと、穴が見えてきます。

入口は大きく、ダイバーも入って行きます。

砂地が巻き上がらないようにグルっと回わり、最後にブルーと魚の群れを見て出ていきます。

洞窟を出て、ゆっくり砂地を眺めると、

チンアナゴの他に縞々の模様のニシキアナゴが顔を出して捕食しています。でもシャイだからすぐに引っ込んじゃいます。

モンツキくん

いろんなコースが楽しめるポイントですよ!

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「万座ドリームホール」ポイントの紹介のまとめ

今回は「万座ドリームホール」ポイントを紹介しました。

2007年から万座の海をガイドし始めましたが、今でも潜るたびに生き物を発見する楽しさがあります。ゲストのガイドルートも迷ったりしますが、ゲストの好み、今の生き物などを考えながら案内しています。

1人のインストラクターとして潜ってきた経験をわかりやすく紹介し、1つの参考として役立ててもらえるとうれしいです。

モンツキくん

万座ドリームホールは激流になることもあるので、ゲストのライセンスや経験を考えてルートを考えましょう!

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モンツキくん
はじめまして、モンツキくんです。36才で会社を辞め沖縄に移住、ダイビングインストラクターになって18年「小さなダイビングショップ」をして海を案内しています!コンセプトは中立的な立場でダイビングの経験をまとめて、1人でも役に立てるようにブログを始めました。みなさんよろしくお願いします。(^o^)
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