エントリーしたら、すぐに潜っていませんか?
「潜降前にする3つの手順」とは、水面でできることをしてから潜る手順のことです。エントリーをしたら、ルーティン化することでストレスの減少や落ち着いた行動がとれるメリットがあります。
この記事では、ガイドがよくやる隠れたスキルをわかりやすく解説していきます。
実際に、19年間のインストラクター経験とゲストの疑問を参考にして
- 中立な立場で
- 知識と実践の経験を生かした
- 本当にいいと思うこと
を紹介しています。
ガイドのスキルに興味がある人は読んでみてね!
潜降前にするとストレスが軽減できる3つの手順
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ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、19年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
ガイドがよくやるダイビングの隠れたスキル

「ガイドがよくやる隠れたスキル」とは、トラブルがあっても、ダイバーからはわからないように対処しているスキルのことを勝手に呼んでいます。
ダイバーに気づかれないようにやっているの?
ガイドも常に完璧なダイビングをしているわけでなく、体調や器材の調子が悪かったり、なにかを忘れてしまうこともあります。ただ、トラブルがあっても、慌てずに「どうしたらいいかな~?」と考えて、冷静に対処しているだけなんですよ。
ガイドはトラブルにあっても何事もないように隠れて対処していることが多いよ!
潜降前にする3つの手順ってなに?

潜降時やダイビング中のストレスを軽減できるように、水面でできることをしてから潜降するようにしています。
- マスクをフィットさせる
- BCDをフィットさせる
- 水面で耳抜きをする
3つの手順はどれも簡単なことですが、これをルーティン化することで安心感やバタバタ感がなくなり、落ち着いた呼吸で潜降に入っていけます。
ガイドも潜降前に基本的なことをルーティン化して潜っている事が多いよ!
潜降前にする3つの手順の方法

3つの手順はどれも簡単なことですが、メリットやコツも紹介します。
マスクをフィットさせる

エントリー前にマスクのバディチェックをしても、エントリーの衝撃でマスクが上にズレる(ブタ鼻状態になる)ことはよくあります。
メリット
顔にマスクをフィットさせてマスクに水が入りにくくできる。
コツ
マスクを顔に向けて押すとフィットします。
水面でマスクをフィットする場所に戻したり、髪の毛が挟まっていないかをチェックし、マスクを顔に向けてグッと押すことでフィット感が増します。
BCDをフィットさせる

エントリー前にBCDのベルトをしっかり締めることは意外と難しいです。
メリット
BCDを体にフィットさせると、タンクが安定してバランスが取りやすい。
コツ
水面でうつ伏せになってベルトを締め直すと、タンクの重みがなくなりしっかりと締め直すことができる。

ベルトはお腹、肩、胸元の3つあり、お腹のウエストベルト、肩のショルダーベルト、胸元のチェストベルトを締め直すことです。

陸で器材を装着するときは、タンクの重みで締めにくいので、ある程度締めます。エントリー後、水面でうつ伏せになってベルトを締め直すとしっかりと体にフィットすることができます。特にショルダーベルトやウエストベルトも簡単に締め直せます。
水面で耳抜きをする

潜降中に耳抜きがうまくできずに、時間がかかることはよくあります。
メリット
水面での耳抜きは耳管(口から耳につながる管)を通りやすくしたり、耳抜きの練習になります。
コツ
水面で耳抜きを2回してから潜降するとスムーズに耳抜きができます。

水面で耳抜きをして、呼吸を整えたら潜降します。水深5mまでは1m潜る毎に耳抜きをすると、その後も耳の通りがよく、抜けやすくなります。
1つ1つやることは難しくないから、忘れずにやってみましょう!
実際にどんな感じでやっているの?

エントリーをしたら、3つの手順を確認してから必ず潜降するようにしています。
顔を出してマスクをフィットさせる
↓
水面にうつ伏せでBCDをフィットさせる
↓
そのまま水面で耳抜きをする
3つの手順をすることで、エントリー後に慌てることなく、呼吸を整えて潜降できるようになります。ただ、水面が流れているポイントなどではロープに掴まってするようにしましょう。
3つの手順をルーティン化すると、無意識にできるようになってきます。
ガイドがよくやるダイビングの隠れたスキル「潜降前にする3つの手順」のまとめ

今回は「ガイドがこそっとしているスキルってあるの?」という声を記事にしました。
ガイドも常に完璧なダイビングをしているわけでなく、体調や器材の調子が悪かったり、なにかを忘れてしまうこともあります。
そんなときにも、冷静に「どうしようかな?」と考えながら隠れて対処していますよ。
特に「潜降前にする3つの手順」はエントリー後、必ずやっています。水面でマスク、BCDのフィット、耳抜きをするだけでストレスのもとを未然に防ぐことができ、潜降中にカメラを調整する余裕も生まれてきます。
潜降前にする3つの手順のように、自分なりに必要なことをルーティン化して、ストレスを未然に防いだり、落ち着いて潜降できるようにしていきましょう。
こちらの記事は「10の基本スキルのコツ」を知りたい人に最適!
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