- ダイビングを続けていきたいけどアドバンスの取得はいつがいいの~?
- 今のままでも十分に楽しいのにアドバンスを取得する必要はある?
- アドバンスへステップアップするのはスキルが上手くなってからしたい~
って思ったりしますよね?
ダイビングを始めて、いろんな方にアドバンスをすすめられるけど、いつ取得するのが一番いいのか迷っている方はたくさんいます。
そこで、モンツキくんが16年間インストラクターとして培った経験から伝えたいことをまとめました。
この記事では、
実際にお客様へのアドバイスで喜んでもらえた
アドバンスへのステップアップをおすすめしている5つの理由
をどこよりもわかりやすく紹介していきます。
この記事を読めば、
「アドバンスをいつ取ればいいのか?」がわかる上に、「なぜアドバンスを取得する必要性があるのか?」がわかるようになります。
アドバンスとは「ダイビングを続けたい!」と思ったら取得するコース
「水中の世界を潜ってみたい~!」
と思ってダイビングのライセンスを取った方は多いはずです。
潜ってみると「水中世界の楽しさ!」「水中の心地よさ!」を体感できて、
- ダイナミックな地形を潜りたい~
- 水中写真で生き物を撮影してみたい~
- 水中の生き物に興味がでてきた
- 水中の浮遊感を楽しみたい~
- 海外でも潜ってみたい~
次々とやってみたいダイビングがでてきますよね~?
「これからもダイビングを続けていこうかな~!」と思ったら迷わず「アドバンス」コースへ1ステップアップしましょう!
アドバンスは最初のライセンス(オープンウォーター)を持っている方が次にステップアップできるコースになっています。
スキル講習というよりもやってみたいダイビングを紹介してくれる内容なので、
上手くなってから受けると
- 今更教わらなくてもやったことがある!
- 講習している感じがしない!
とよく言われます。
目安はダイビング経験20本までに取得することをオススメしています。
「ダイビングを続けたい!」と思ったらアドバンスへのステップアップをおすすめする5つの理由
ダイビングを始めたけど、、、
「まだスキルが不安で楽しむほど余裕がない!」
「ダイビングを趣味として続けていくかわからない~?」
と思う方はもちろんいます。
「ダイビングを続けたい!」と思うまでアドバンスを取得する必要はありません。
もし好きになれなかったり、向いてないなら、無理にステップアップするともったいないからです。
「これからダイビングを続けたい!」と思っている方は今のスキルにまだ不安があってもステップアップをおすすめする理由をお話ししていきますね!
- ダイビングの楽しみ方を紹介してくれる
- スキル講習ではなくファンダイビングの経験値を高める
- 最大水深が30mまで潜れるようになる
- ダイビングの世界がどんどん広がる
- 海外ダイビングのパスポートになる
これからダイビングを続けるのに必要なことですね!
ダイビングって50本も潜っていけば自然とスキルは身につきますが、スキルの練習ばかりだと楽しくないじゃないですか?
ダイビングの楽しみ方を紹介してくれる
ダイビングの楽しみ方は本当にいっぱいあります!
ライセンスを取って慣れるまでは「水中の世界を覗くだけで精一杯~、それだけでも楽しい!」と言ってたのに、次々とやってみたいダイビングがでてきます。
- いろんなポイントへ、もっとラクに楽しむための「ボートダイビング」
- さらに深い水中の世界を見に行ける「ディープダイビング」
- 水中でも迷わない「ナビゲーションダイビング」
- 中性浮力、水中写真、ダイコンを使ったダイビング、生き物ウオッチング、洞窟ダイビングなど興味あるコースを選んで紹介します。
*「NAUI」の指導団体を参照にしています。
スキル講習ではなくファンダイビングの経験値を広げる
「講習は学科やテストがあるので苦手~!」
「また講習するのがめんどうだな~!」と思いますよね?
アドバンスの講習は何時間もかける学科講習やテストは基本的にはありません。
*指導団体により違いがあります。
海で必要な知識を学んで、興味あるファンダイビングを紹介するコースになっています。
新しいスキルを身につけるというよりはダイビングの楽しみ方を紹介しながら一緒に体験していき、経験値を広げていくことを目的としています。
ボートダイビングであれば、エントリーや潜降、安全停止のしかた、ボートの上では器材の置き方や過ごし方などを体験していきます。
最大水深が30mまで潜れるようになる
「スキルも不安で深く潜るのが怖い~!」
「何かあったらすぐ水面にいけないので心配~!」と思いますよね?
まずは水深18mのディープダイビングから始めてみましょう。
いきなり「水深30mまで行きましょう~!」と言われると始めての方は緊張したり不安になるのは当たり前です。
でも海に潜ってお魚を見て泳いでいるうちに、知らぬ間に水深18mへ、「深くてもこんなに明るいの?」と驚くくらいです。
余裕が出てくれば水深20m以上も体験していきましょう!
ダイビングの世界がどんどん広がる
ダイビングが楽しくなってくると
「次は離島に行きたい~」
「ダイナミックな洞窟を潜ってみたい~」と行きたい所がいっぱいになりますよね?
潜れるエリアを広げるためにはアドバンスの取得が必要です。
今までは穏やかで、比較的浅く、安全なエリアでも十分に楽しかったはずです。
経験値が広がってくると始めに取得したライセンスでは潜れないエリアに必ず行きたくなります。
アドバンスを取得することが「ダイビングの新しい世界を広げる」第一歩になります。
海外ダイビングのパスポートになる
「今度パラオに行ってみたい~」
「海外の有名なポイントに潜ってみたい~」と次第に思ってきますよね?
アドバンスは海外でダイビングを楽しむためには必須のパスポートです。
「どういうこと?」って思ってます?
海外でのダイビングは初心者が楽しめるポイントもありますが、有名なのはエキサイティングなポイントのことが多いんです。
アドバンスを持っていないと潜らせてもらえないポイントもあるからです。
潜ったとしても経験が少ない場合は「流れが速くて怖かった~!」などの思い出が強く残ったりします。
- 経験値が必要な海外
パラオ、モルディブ、タイ、メキシコ、タヒチ、インドネシア、オーストラリアなど
- 比較的やさしい海外
サイパン、フィリピン、バリ、グアム、ハワイなど
アドバンスを持つことで「初心者ではない」という自信になる!
アドバンスを取得したら、
「スキルがすごくうまくなった~?」
「取得したけど何か変わったかな~?」という方は多いと思います。
アドバンスの取得はあくまでファンダイビングの経験値を広げるコースです。
もちろん、
- 水深30mまで潜ることができる
- やってみたいダイビングの経験ができる
というのは大きなメリットですが、
アドバンスを持つ一番大きな理由はなにか?
アドバンスを取得したことで、自分はもう「脱・初心者になる!」という意思を持っているということです。
ただのアドバンスのライセンスカードを持っているというだけで「初心者ではない!」という自信には必ずなります!
アドバンスを取得する方法はとっても簡単です
迷っていた方も「アドバンスを取ってみたい~」と思ってきてませんか?
取得する方法はとっても簡単です!
「自分に合った」ダイビングショップで「アドバンスを取りたい!」と伝えるだけで十分です。
通っているショップや以前行った「自分に合った」ショップがあれば連絡してみてください。きっとやさしく迎えてくれますよ!
ダイビングの最初のライセンス(オープンウォーターダイバー)を持っていれば、違う指導団体でもアドバンスを受講することができます。
コースの内容
アドバンスのコース内容は
必須の3コース
- ボートダイビング
- ディープダイビング
- ナビゲーションダイビング
選択で1コース選ぶ
- 中性浮力のスキルアップ
- 生物ウオッチングのダイビング
- 水中写真を撮るダイビング
- 洞窟ダイビング
- ダイブコンピュータを使ったダイビングなど
合計4コース以上を受けると取得できます!
スケジュール
アドバンスの取得は4~5ダイビング以上なので、1日2~3ダイブします。
アドバンスは2日間で取得できます。
スケジュールはショップやエリアによって多少違いますが
初日
- 午前2ダイビング
- 午後から1ダイビングまたはファンダイビングも可能
(ナビゲーション・選択コース)
2日目
- 午前から2ダイビング
- 午後から1ダイビングまたはファンダイビングも可能
(ボート・ディープ)
アドバンスの申請をして取得できます。
*学科は海で必要な知識を学んでいきます。
沖縄旅行でも2泊3日(午前到着)で取得することが可能です。
初日(午前に沖縄到着)
- 午後から2ダイビング
(ナビゲーション・選択コース)
2日目
- 午前から2ダイビング
- 午後から1ダイビングまたはファンダイビングも可能
(ボート・ディープ)
アドバンスの申請をして取得できます。
最終日
- 観光もできて帰宅
*学科は海で必要な知識を学んでいきます。
あっという間にアドバンスの取得ができますね!
まとめて休みが取れない方なら地元のダイビングショップで1日ずつ講習すれば取得ができますよ!
料金
ショップや指導団体によって料金設定は違ってきます。
ファンダイビングの費用に講習費、教材費、Cカード申請費が必要になります。
ファンダイビングするのと、違いはどれくらいかというと
追加で必要な費用は約2~4万円くらいです。
アドバンスの取得に必要な料金の内訳
- ファンダイビング料金 2.5~4万円
- レンタル費 1~2万円
- アドバンスに必要な費用(講習費、教材費、Cカード申請費)2~4万円
アドバンス取得に必要な合計は5~10万円で十分だと思います。
通常のファンダイビング料金より5万円以上高いとちょっと割高感もありますので、必ずショップの説明に納得してから申し込みましょう!
指導団体による違い
ダイビングの指導団体によって「1ステップアップ」は全く一緒ではありません。
「ほぼ同等のランク」として認識されています。
指導団体によって、「名称、講習内容、取得後にできること」は少し違います。
1つずつ解説していきますね!
「1ステップアップ」の名称について
初めてのダイビングライセンスは多くの指導団体で「オープンウォーターダイバー」と言われます。BSACの指導団体では「オーシャン・ダイバー」と言われたりもします。
次に「1ステップアップ」するコースの名称は「アドバンスダイバー」とか「アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー」と指導団体によって違います。
簡略して「アドバンス」と言えばほぼ通じます。
代表的な指導団体の「1ステップアップ」の名称
- PADI:アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー
- NAUI:アドバンスダイバー
- SSI :アドバンスドアドベンチャラー
- BSAC:スポーツダイバー
- SNSI:アドバンスド・オープンウォーター
- SDI :アドバンスドアドベンチャーダイバー
もちろんライセンスのカードも指導団体によりデザインが違っています。
講習内容について
海洋講習は4~5ダイブ以上です。
以上というのは4~5ダイブで取得できるけど、それ以上受けたいコースがあれば受けることができるということです。
海洋講習のダイビング本数は指導団体によって違います。
- NAUI:4ダイビング以上で取得可能
- 他の指導団体:5ダイビングで取得可能
必須コースはディープダイビング、ナビゲーションダイビングになっている指導団体が多く、NAUIではボートダイビングも必須コースに含まれます。
残りは選択コースから選べるようになっています。
SNSIでは5コースすべてのコースが決まっていたりもします。
学科講習も指導団体によって机上でしたり、海で実践しながらアドバイスしたりと若干の違いがあります。
「取得後にできること」の違いは潜れる最大水深です
違うことは一つです。
潜れる最大水深が指導団体によって違います。
- 基本的な指導団体は水深30mまで
- SNSIは水深39m(130フィート)まで
なぜ違うかというと、、、
指導団体の考え方の違いというしかないです。
SNSIはイタリアにて創設され、そのままの内容を日本で取り入れているので最大水深が130フィート=39mとなっています。ただスキルの向上には力を入れているのでアドバンスの取得でこの深度まで潜れるスキルも身につけれるという信念があるんだと思います。
他の指導団体でも、「ディープスペシャルティ」というコースを受けると水深40mまで潜れる資格が取れます。
SNSIにもディープスペシャルティがありますが取得しても水深39mまで、インストラクターになっても水深は39mとあくまで、最大水深は130フィートということです。
こちらの記事ではダイビングの指導団体について詳しく解説していますので参考にしてくださいね!
≫【ダイビングライセンス】指導団体の違いとおすすめ2選を徹底解説!
アドバンスを取得するならショップ選びはとっても重要です
「アドバンスを取りたいけど、自分に合ったショップってわからない~?」とどこのショップで取得すればいいのか悩んだりしませんか?
指導団体の違いよりもっと重要なことは、
同じ指導団体でもショップによって指導方法はかなり違いがあるので、「自分に合う」ショップを見けることがとっても重要です。
「アドバンスのライセンスは安全に楽しみながら取得してほしい」ので、指導団体や料金以外でもチェックしてほしいことがあるんです。
ショップの選び方で重要な「7つのポイント」を参考にしてください。
- ショップは楽しめる「場所」にある?
- お店やスタッフの雰囲気はいい?
- 講習料金は合計いくらか分かる?
- スケジュールは自分に合っている?
- 講習する人数は多すぎない?
- 講習後のサポートはしっかりしてる?
- 指導団体はどこなの?
こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてくださいね!
≫【ダイビングライセンス】失敗しないダイビングショップの選び方7選!
指導団体が違っていても、「自分に合うショップ」を見つけてアドバンスを受けることができるので安心してくださいね!
【初心者必見】アドバンスへのステップアップをおすすめする5つの理由を解説のまとめ
今回は「【初心者必見】アドバンスへのステップアップをおすすめする5つの理由を解説!」
というテーマを紹介しました。
- 「ダイビングを続けたい!」と思ったらアドバンスを取得する
- アドバンスへのステップアップをおすすめする5つの理由
- ダイビングの楽しみ方を紹介してくれる
- スキル講習ではなくファンダイビングの経験値を広げる
- 最大水深が30mまで潜れるようになる
- ダイビングの世界がどんどん広がる
- 海外ダイビングのパスポートになる
- アドバンスを持つことで「初心者ではない」という自信になる!
- アドバンスの取得は自分に合ったショップに「取りたい!」と伝えるだけ
- アドバンスを取得するならショップ選びはとっても重要
普通は「ダイビングが楽しく、これからも続けたい!」と思う時がアドバンスを取得する一番いいタイミングで「目安は20本まで」と書きました。
ただ、人によってスキルの不安や慎重な人などは「楽しくなってきたからこれからもやっていきたい~!」と思うまでは焦らずファンダイビングを楽しみ、スキルを身につけていけばいいと思います。
「100本潜ってやっと楽しくなった!」というダイバーもいましたが、よく続けてこれましたね?と感心しました!
ダイビングをやってみたい!「始め方から楽しみ方、器材の買い方、スキル克服まで丁寧に完全解説」している記事を是非読んでみてください!↓
≫【超初心者】ダイビングの始め方・買い方・楽しみ方を丁寧に完全解説