万座エリアの砂地でリクエストの多いポイントです。
この記事では、私のガイドルートを基に、雰囲気や生き物を紹介していきます。
実際に、19年間のインストラクター経験とゲストの疑問を参考にして
- 中立な立場で
- 知識と実践の経験を生かした
- 本当にいいと思うこと
を紹介しています。
ポイントに興味ある人は読んでみてね!
たくさんの相談を個々に合った方法で回答してきました!
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ブログ管理人の
モンツキくん

著者
藤田 勝弘
- 長年の経験で得たダイビングの知識を多くの人に伝えるために開設
- ダイビング未経験の初心者が楽しみながら100本で「できるダイバーになる!」を体系的に学べるブログ
- 中立的で誰よりもわかりやすい解説を目標にしている
「モンツキくんの詳しいプロフィール」も紹介しています。
36才で会社を辞めて東京から沖縄に移住しました。初めてのダイビングでライセンスを取得してから、不安ながらも仕事として決意!試行錯誤の日々を過ごし、19年のダイビングインストラクター経験をもとに「小さなダイビングショップ」で海を案内しています!
クロスラインに潜ろう!
瀬良垣漁港からボートを出発し、約5分で到着します。
万座の海は一番好きなエリアです!

みゆきハマバルリゾートホテルの前にあるポイントです。

エントリーすると、枝サンゴがいっぱい広がっています。

サンゴの根から沖の砂地へゆっくりと泳いでいきます。

根を降りて行くと、あたり一面は真っ白な砂地

進んでいくと、交差(クロス)してるロープが見え、ポイント名の由来ともなっています。

水中ブイの漁礁には数種類の生き物が住んでいますよ!

手のひらサイズからずいぶん大きなカエルアンコウになりましたね!

砂地に落ちているサンゴの欠片には小さな生き物が隠れていることがあります。

透明感のあるハナミノカサゴの幼魚がいたり、

葉っぱのように見えるコンゴウフグの幼魚、怒ってるみたいな顔してますよ!

アイドルと出会えるととっても嬉しい~

1cmほどのアイドルの登場で、出会えるとうれしくなるカエルアンコウです。

ロープにはコバンザメを背負ったアオウミガメもよく休憩しています。

ユラユラ泳ぐハタタテダイの子供達

ロープに擬態するかのように隠れているコブシメが、こんな所にいることもありました。

砂地にはポツンとトウアカクマノミが住んでいるイソギンチャクがあります。

このポイントには5か所以上もコロニーが点在し、産卵していることもあります。

トウアカクマノミのハッチアウトは7~10日ほどで、水温が高いほど日数が短くなるようです。

トウアカクマノミは上から見ると、白い模様がハートに見えますよ!

イソギンチャクにはイソギンチャクエビなどの生き物も住んでいます。

砂地に住んでいるヤシャハゼ、気配を消しながら、そっと近づいていきましょう。

ヤシャハゼに似ているハワイトラギス、よく見かけるよ~

ヤシャハゼよりもかわいい顔したヒレナガネジリンボウです。

ダテハゼとエビが共生しているシーンも見ることができますよ。

砂地にポツンとカエルアンコウが隠れていることもありました。

スッキリした体型のホソフウライウオ、他にカミソリウオやニシキフウライウオなども見かけることがあります。

1度だけ、砂地に隠れているツノザヤウミウシを見たことがあります。もういないのかな?

砂地にポツポツと生息している葉っぱの「コテングノハウチワ」にはモウミウシがいることもあります。覚えにくい名前ですね~

体長が5mm程度の小さなモウミウシ、白がきれいなウサギモウミウシです。

1枚のコテングノハウチワにクサイロモウミウシが3匹以上いることもあります。

水深18mにもトウアカクマノミのコロニーがあり、

サボテングサが点在しているエリアをじっくり見ていると、

イエローのイバラダツ、ライトを当てないとわからないほどです。

赤褐色のイバラダツもいます。サボテングサを転々と移動するので、探すが一苦労です。

他には、タツノハトコも見かけます。白色はとっても目立って撮影しやすいですね!

稀に、コブシメのチビが見れることがありました。

地味ですが、体長20cm以上のワカヨウジもウロウロしています。

近くの岩にはアオウミガメ、頭を突っ込んで休憩していることもよくあります。

砂に隠れているヤッコエイもいたり、

ナマコに隠れているウミウシカクレエビ

砂地の小さなイソギンチャクにはクマノミが住んでいたり

砂地から顔を出していることがあるジョーフィッシュ、でも、イマイチのかわいさです。

ガレ場に巣を作っているモンハナシャコ、カラフルですね~

砂地から戻ってくると、

ムチカラマツに住むのが大好きなガラスハゼ

根の上にはハナゴイが泳いでいます。なんでいつもここに群がっているんだろうね?

四角い点々とタテジマが特徴のアミメフエダイ、この辺りでよくいます。

ツバメウオの群れが見れることもあります。

一緒に泳いで泳げるとうれしいですね!

キャベツに似たサンゴのリュウキュウキッカサンゴも育っています。

安全停止前にカクレクマノミものぞいてみます。

秋になるとイソギンチャクの色が白くなってカクレクマノミが映えますよ!

サンゴの上で安全停止

夏にはテングカワハギのチビも多く見られます。

海と月の模様に見えるウミヅキチョウチョウウオもウロウロしていますね。

イシガキカエルウオの笑顔もサイコーです。

そろそろボートへエキジット、お疲れ様です!
クロスラインの別ルートを潜る!
ハダカハオコゼ狙いで反対側のルートへ

根を沖に向かって右側へ泳いでいくと、

根の上にウミガメが休憩していることもあります。

水深15mまで行くとヨスジフエダイ群れがいて鮮やかです。

そこから、右側に泳いでいくと、

砂地にある根が見えてきます。

根にはスカシテンジクダイがいっぱい群れています。

スカシテンジクダイを美味しそうに眺めているハダカハオコゼ

ピンクのハダカハオコゼもたまに顔を出してくれますよ!

スカシテンジクダイを狙ってカスミアジもアタックしているシーンが見れますよ。

ガレ場の所にはジョーフィッシュの穴があって、

ゆっくり近づくと、ジョーフィッシュが顔を出しています。隠れないでね~

テーブルサンゴの上にはピンクの目をしたアカメハゼが泳いでますよ!

アカククリのヤングも隠れていることがあります。

砂地に数匹チンアナゴもいますが、近づくとすぐに引っ込んでしまいます。

最後はサンゴの根に戻っていきます。
ひっそり観察できるナカモトイロワケハゼ

ヨスジフエダイを横目に見ながら沖へ砂地を進んでいくと

ナカモトイロワケハゼのお家の瓶が数個置いてあります。

瓶からビクビクしながらもナカモトイロワケハゼが顔を出しています。

瓶の中を覗いてみると、ナカモトイロワケハゼがくっきり見えますよ。

深すぎないので、じっくりと見ることもできますね!

真っ白な砂地にサンゴの欠片などがあると、覗いてみましょう!

たまに、カエルアンコウが隠れていることもあるよ~

トウアカクマノミのコロニーへと戻ってきます。
じっくりとロープ沿いでマクロ探索

アオウミガメが休憩しているロープはあちこちに延びています。

じっくりロープ沿いを探していくと

ピンクカラーがきれいなカエルアンコウがいることもありました。

ロープの端に擬態しているカミソリウオ

みんなが夢中で撮影しています。

やっぱしかわいいオレンジのカエルアンコウ

いろんなロープ沿いを探していると、

こんなかわいいカエルアンコウ(2021年)にも出会えました。

メッチャ小さなカエルアンコウもとってもかわいい。
じっくりマクロ探しのコースもいいですね!
いろんなコースが楽しめるポイントですよ!
昔に見たことがある生き物
2021年にはトラフザメが砂地に寝ていることもありました。
「クロスライン」ポイントの紹介のまとめ

今回は「万座クロスライン」ポイントを紹介しました。
2007年から万座の海をガイドし始めましたが、今でも潜るたびに生き物を発見する楽しさがあります。ゲストのガイドルートも迷ったりしますが、ゲストの好み、今の生き物などを考えながら案内しています。
1人のインストラクターとして潜ってきた経験をわかりやすく紹介し、1つの参考として役立ててもらえるとうれしいです。
万座クロスラインはじっくりと生き物を撮影していると、窒素がかなり溜まるので減圧停止が必要なダイビングにならないように注意しましょう!

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