楽しみ方

「オーバーヘッドロック」ポイントの紹介

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万座エリアでは、リクエストの多い地形ポイントです。

この記事では、私のガイドルートを基に、雰囲気や生き物を紹介していきます。

実際に、19年間のインストラクター経験とゲストの疑問を参考にして

  • 中立な立場で
  • 知識と実践の経験を生かした
  • 本当にいいと思うこと

を紹介しています。

ポイントに興味ある人は読んでみてね!

モンツキくん

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オーバーヘッドロックに潜ろう!

瀬良垣漁港からボートを出発し、約10分で到着します。

ナカモトくん

万座の海は一番好きなエリアです!

インターコンチネンタルホテルを通り過ぎた所がポイントです。

海の中に潜ると、リーフにはサンゴがいっぱい広がっています。

リーフにはハナゴイやスズメダイの群れがたくさん見れますね!

それでは、リーフから離れ根へ向かう棚沿いを探していきましょう~

とっても色鮮やかなアカテンイロウミウシ、春先に会えることが多いよ!

白い突起のほのかなピンクがかわいいイガグリウミウシ

深場では鮮やかなウルトラマンホヤ、こちらも春先になるとよく見れますよ!

離れ根にはレアなクマドリカエルアンコウが出たこともあります。

クマドリカエルアンコウ(2021年)は今どこに行ったの~?また出てきてほしいな~

水深24mにあるウミウチワをじっくりと探すと、

枝にしっぽを巻き付けて擬態しているピグミーシーホースが隠れています。でも2025年はほとんど見れなくてショック!

離れ根の下の水深30mには小さな穴があって、リングアイジョーフィッシュが顔を出していることもあるよ!

離れ根を1周すると、目印としてハナビラクマノミの住むイソギンチャクが見えます。

離れ根の上には愛嬌のいいカクレクマノミがニッコリ

秋になると、イソギンチャクが白化し、真っ白なイソギンチャクにいるカクレクマノミがとっても映えます!

サンゴの周りにはキンギョハナダイが群れていてきれいなんですよ!

今度は離れ根からオーバーヘッドロックへ向かいます。

突き出た岩が印象的で「オーバーヘッドロック」の由来にピッタシです。

長年住んでいるヤマブキスズメダイ、春~初夏はムチカラマツに産まれた卵を守るため、オスの警戒心が高くなりますから・・・

オーバーヘッドロック付近にもウミウシがよくいるんです。

おもちゃみたいなタテヒダイボウミウシ、意外とかわいいですよね~

そのまま、棚沿いを進んでいくと、、、

水玉サンゴもあり、春~夏によく顔を出しているオランウータンクラブもいるよ!

紫色のラインが特徴のバブルコーラルシュリンプ、水玉サンゴに擬態しているから魚にはバレないね!

深場の掘り込み付近に行くと、

よくいるのがハナゴンベ、オレンジのグラデーションがきれいです。

イソバナにはキラキラ脚のホシゾラワラエビが隠れていたりします。

岩の隙間にはイロブダイの幼魚がチョロチョロとしていたりもするよ。

掘り込み近くにはゾウゲイロウミウシがよく見られ、交接していることもあるよ。

掘り込みの中には、アカククリがフラフラ~

数年に一度、マツカサウオの幼魚(2024年)が奥の穴にいることがあります。

掘り込みの奥に鮮やかなシンデレラウミウシがいたり

堀り込み前の岩にもちょこんといることがあります。

このあたりはウミウシが多く、コンペイトウウミウシもよく見れます。

カイメン大好きなミゾレやダイアナウミウシ、コールマンウミウシなども多いですよ~

浅瀬に上がるとオヤビッチャの産卵もよく見られ、卵を守って日々戦っています。

水中ブイの近くには浅場のアーチがありブルーと赤いアカマツカサがいい感じですね!

リーフの安全停止中は、かわいい生き物探しが楽しめます。

サンゴにつんつん、テングカワハギのチビっ子たち

イシガキカエルウオの笑顔はとっても素敵!

ハナヤサイサンゴの中にもハゼやカニが隠れていたりします。

サンゴの奥の方にいるカサイダルマハゼ、かわいいけど、なかなかうまく撮れない・・・

サンゴの隙間にはハマクマノミのチビちゃんが尾っぽフリフリしながら泳いでいることもありますよ。

ボートへエキジット、お疲れ様です!

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オーバーヘッドロックの別ルートを潜る!

ロウニンアジ狙いで反対側のルートへ

リーフを泳いでいくと、オヤビッチャやロクセンスズメダイがいっぱい泳いでますよ!

キホシスズメダイもマジマジと見れていい感じですね!

リーフにはアオウミガメがあちこちでゆっくりと休憩中!

ダイバーに慣れて、近くでじっくり見ることもできますよ!

リーフの上や棚沿いには体長30cmの大きなオオモンカエルアンコウがいましたが、よくあちこちと移動しています。

赤褐色のオオモンカエルアンコウ(2024年)はリーフの上からいなくなり、黒色のオオモンカエルアンコウも棚沿いから移動したみたいです。

ときどき、ブルーとイエローが映えているユメイロモドキも泳いでいることがあるよ!

リーフにはベラもあちこちに、クマモンガラは6~9月頃は産卵期で気性が荒くなるので、近づかないようにしましょうね。

リーフエッジにはグルクンが元気よく、いっぱい群れています。

棚沿いからウミウチワがカラフルなクレバスをのぞいてみると、

ロウニンアジがウロウロしていることがありますよ!

クレバスから沖へ逃げていくと、あっという間に遠くまで泳いでいきます。

沖をユラユラ泳いでいるときもあるけど、気配を感じるとスッーと泳いでいくよね~

クレバスの浅場ではオヤビッチャの産卵が盛んで、卵を食べるチョウチョウウオやベラがいっぱい~

オヤビッチャも卵を必死で守ってがんばってます。

ボートへ戻りながら泳いでいると、浅瀬で大きなイソギンチャクエビが隠れています。

棚沿いにはカスミチョウチョウウオもいっぱい!

沖の深場に離れ根があり、ここでもロウニンアジが見れることがあります。

岩の上にはアカヒメジやグルクンなど魚もいっぱいいます。

割れ目にロウニンアジが泳いでいたりします。

岩近くにいたロウニンアジもあっという間に深場へ逃げていきました。

棚沿いのムチカラマツもじっくり見てみると、

最近はなかなか見られない小さなムチカラマツエビが隠れていますよ!

ガラスハゼもチョロチョロ移動しています!

深場の砂地はハゼロード、あちこちにハタタテハゼが見られますよ!

また棚沿いを進んでいくと、ウミウシと出会えますよ!

紫のてんてんがいっぱいのオトヒメウミウシ、なかなかの大きさですよ!

ちょっとかわいいな~と思うアラリウミウシもいたりします。

棚に擬態しているような色で見逃すこともあるモザイクウミウシ

このエリアにはよくいるコンペイトウウミウシ

コンペイトウウミウシに少し似ているキスジカンテンウミウシ、そのままの名前ですね~

棚沿いからリーフへ上がる所にはアカマツカサが穴から出て泳いでいます。明るい所も好きなんだね~

リーフの上で安全停止、少し泳ぐけど楽しいコースですね!

モンツキくん

いろんなコースが楽しめるポイントですよ!

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「オーバーヘッドロック」ポイントの紹介のまとめ

今回は「万座オーバーヘッドロック」ポイントを紹介しました。

2007年から万座の海をガイドし始めましたが、今でも潜るたびに生き物を発見する楽しさがあります。ゲストのガイドルートも迷ったりしますが、ゲストの好み、今の生き物などを考えながら案内しています。

1人のインストラクターとして潜ってきた経験をわかりやすく紹介し、1つの参考として役立ててもらえるとうれしいです。

モンツキくん

万座オーバーヘッドロックのロウニンアジ狙いはボートに戻るときに逆流にならないときに行きましょう!

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ABOUT ME
モンツキくん
はじめまして、モンツキくんです。36才で会社を辞め沖縄に移住、ダイビングインストラクターになって18年「小さなダイビングショップ」をして海を案内しています!コンセプトは中立的な立場でダイビングの経験をまとめて、1人でも役に立てるようにブログを始めました。みなさんよろしくお願いします。(^o^)
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