この記事では
- 「体験ダイビング」ってどれを選んでいいかわからない~?
- 同じコースでも何が違うのかわからない~?
- 自分に合っているコースを知りたい!
- 体験ダイビングで注意することはあるの?
という人に向けて、実際にダイビングのインストラクターとしてやっている僕が
「体験ダイビングがしたい!コース選びで知っておくべき5つのこと」を
- 1つずつ、比較もしながら
- 自分に合うコースがわかるように
- 自分に合うショップが見つけれるように
紹介していきます。
体験ダイビングを選ぶときに何を見て選んだらいいかわからないと思っている人は
知っていてほしい5つのことをまとめましたので、選ぶときの参考にしてくださいね!
体験ダイビングの所要時間は「1日」と「3時間」がある
体験ダイビングをしようと思ったら、その旅行や遊びの中でダイビングができる時間はどれだけあるか考えてみましょう!
使える時間で出来ることが変わってきます。
「1日」時間を使える人と「3時間」くらい遊びたい人で比べてみました。
「1日の満喫プラン」のメリット
- 初めてだと緊張や不安を感じる方も2度目は楽しくダイビングができる
- 潜る深さも2回目は12m潜れて水中の世界や生き物が変ってくる
- ダイビングに慣れてくると上手く泳げてきて無重力感覚を楽しめる
「3時間のお手軽プラン」のメリット
- お手軽な料金でできる
- 観光のちょっとした時間で楽しめる
決め手は「一番に優先するもの」を選ぶことです。
どちらが合っているか選べましたか?
体験ダイビングをするスタイルは「ボート」と「ビーチ」がある
スタイルとは「海へ入る方法」のことです。
ボートダイビングとは?
ボートに乗っていくダイビングのこと。
ビーチダイビングとは?
ボートに乗らないダイビングのこと。真っ白いビーチ以外にも階段や歩きにくい石がある場所から海に入ることもあります。
「ボート」と「ビーチ」で比べてみました。
「ボート」を選ぶ方
- 重い器材を持って歩くのは無理という方
器材とタンクを背負うと重さは約18キロになります。初めて背負うとみなさん「重い~!!」と言うくらいです。でも海の中ではほとんど重さを感じないですよ~
料金はボート乗船費がかかって少し高くなりますが、重い器材を持って歩くのは無理という方はこちらがオススメです。
「ビーチ」を選ぶ方
- 料金を安くしたい方
- 船酔いするのでボートに乗りたくないという方
- 足がつかないところで練習するのは怖いという方
- 耳抜きができるかどうかすごく心配という方
ボートに乗ってポイントへいく時間は、沖縄で言うと
「青の洞窟」なら約10分、ダイビング毎に港へ戻ります。
「ケラマ諸島」なら1日朝出発~夕方の帰港まで乗ってます。
船酔いが心配な方はほとんの方が酔い止めの薬を飲んでいます。
決め手は「一番に優先するもの」を選ぶことです。
どちらが合っているか選べましたか?
体験ダイビングのサービスメニューを確認してみよう
体験ダイビングをする時にしたいことやうれしいサービスがあるか見てみましょう!
- 少人数制案内(1~2人まで)
- お魚エサやり
- 写真撮影プレゼント
- 動画撮影プレゼント
- カメラレンタル無料
- かわいいデザインの器材レンタル
- シャワー、ドライヤー利用
- ホテル送迎
- 傷害保険加入
- キャッシュレス決済
すべてのサービスが入っているとうれしいですが、それなりに料金も高くなってしまいます。ほしいサービスはオプションで受けれるかどうか聞いてみましょう。
1番人気は写真や動画の撮影プレゼントです。
自分のダイビングシーンは一番の思い出になります。インストラクターが撮影をするのでいい写真がもらえますよ!カメラレンタルだと上手く自分を映しにくいのがデメリットです。
次に
「安全と安心」のため少人数制案内は重要です。
初めてする方は緊張と不安は付きものです。何かあった時にきちんと対応できるのは2人が限界です。もちろんインストラクターのスキルの差もありますが、その安全と安心は一番重要だと思います。
体験ダイビングのダイビングショップの選び方
自分に合ったコースがわかってきましたか?
あとは、そのコースを開催しているダイビングショップの選び方ですね!
・適正な料金であること
・インストラクターの案内する人数
・利便性を重視しよう
・ショップの雰囲気がいいこと
1つずつ見ていきましょう!
適正な料金であること
ダイビングショップが絞れてきて、「どちらもすごく良さそう~!」というときの判断の決め手は「料金」でもいいと思います。ただ内容をきちんと見ないで「安さ」を求めすぎるのはやめましょう。適正な料金内であればいいショップは必ず見つかります。
ボートの体験ダイビング1回の適正な料金は8~13千円ほどになります。
インストラクターの案内する人数
ダイビングは「安全」と「楽しく」がセットでないといけません。
せめて、インストラクターが案内する人数は少人数制(1~2人)であるかどうかを見てみましょう!
少人数制案内をしているところは必ずその事を載せています。
利便性を重視しよう
ダイビングショップの場所がホテルから近い、時間帯が合うというのは、旅行の時間を有効に使うためのにとっても重要なことです。
ショップの雰囲気がいいこと
話したことも会ったこともないので、HPを参考にするしかないですよね。
ただHPを見ると、ショップが「ワイワイとしている感じ」なのか「ゆったりとしている感じ」など雰囲気はわかると思います。気になる方はスタッフもチェックしてみてください。
僕もショップを自営しているので、仲のいいショップはたくさんあります。
基本的にはみんないい人です。ダイビングが好きで、お客様にも優しいですよ!
でも気をつけるべきショップもあります。
- 安全を無視した人数を案内する
- 経験の少ないインストラクターだけに案内させる
- いかにも南国風のインストラクター
あえて言うなら「料金が安いショップ」ほどそういう事が多い傾向があります。
インストラクターとして接客するならタトゥーがいっぱい、サングラスしたまま、たばこ吸いながらの準備などわざわざお客様の前ではそんなことしなくてもいいのになぁと思っています。
自分に合ったショップを見つける参考になればうれしいです!
体験ダイビングした当日に飛行機を乗ることはできない
最後は飛行機でいく旅行なら知っておかないと体験ダイビングができないことがありますよ~!
飛行機を乗る最終日には体験ダイビングができない
何がダメなんでしょうね?
できない理由は
飛行機に乗る前にダイビングをすると「減圧症」にかかるリスクが高いからです。
減圧症とは、水中に潜って呼吸をするダイビングは水圧で通常よりも高濃度の空気を吸っています。高濃度の空気の中には酸素以外に窒素があり、この窒素が体内に過剰に溶け込んでいる時に飛行機に乗ると気圧の低下により体内に気泡化してしまう症状のことです。
症状は、減圧症にかかると、皮膚のかゆみや発疹、痛み、手足のしびれや吐き気などの症状のほか、重度の場合は呼吸困難や意識不明などの症状が起こる可能性があります。
ダイビングで「体内に過剰に貯まった過剰な窒素が通常にもどるまで」飛行機には乗れないということです。
体験ダイビング(最大水深6m)を1回した場合でも最低12時間以上は空けるようにしないといけないために、当日、飛行機に乗って帰ることはできないのです。
飛行機に乗って旅行をする場合は最終日にダイビングの計画を立てないようにしましょうね!
「体験ダイビングのコース選びで知っておくべき5つのこと」のまとめ
今回は「体験ダイビングのコース選びで知っておくべき5つのこと」というテーマを紹介しました。
- 体験ダイビングは自分に合っているコースやダイビングショップを見つけることがとっても重要である
- 「使える時間によってできること」「ボートとビーチ」の比較表使って自分に合ったコースがわかるようになる
- ダイビングショップを見つけるときは「適性な料金」「インストラクターの案内する人数」「利便性」「ショップの雰囲気」が重要です。
- 飛行機を乗る最終日には体験ダイビングができない
体験ダイビングの探し方で困っている方は是非参考にしながら探してみてください。
ダイビングの説明をした後に一番重要なことは「楽しむことですよ!」と伝えています。
緊張で海に入るのが不安な人が「もう怖くてダメ~」とならないように、楽しむ気持ちがあれば、やる気さえあればいくらでもサポート出来るからです。
ダイビングをやってみたい!「始め方から楽しみ方、器材の買い方、スキル克服まで丁寧に完全解説」している記事を是非読んでみてください!↓