この記事では
ダイビングライセンス(Cカード)を取りたいけど
- ダイビングショップをどうやって選べばいいのかわからない?
- 選び方で注意することはなに?
- 料金が安くても大丈夫?
というふうに
ダイビングショップを探そうとしたけど、いっぱいありすぎて「どうやって探せばいいの?」と悩みますよね~!
なので、
実際にダイビングのインストラクターとしてアドバイスしてきたモンツキくんが
- わからないことを
- 1つずつ、できるだけ簡単に
- 納得できるように
インターネットを参考にダイビングショップを探すとき
失敗しないための選び方を7つのポイントに分けて詳しく
紹介していきます。
この記事を読めば
ダイビングライセンス(Cカード)を取るときのダイビングショップの選び方で失敗しない方法をわかりやすくまとめてますので、ダイビングライセンスを取得する前に読んでみてくださいね。
ダイビングショップとは
ダイビングショップがお客様に提供していることは
- ダイビングライセンス(Cカード)の各講習
- ライセンスのある方のダイビングツアーの開催
- 体験ダイビング(ライセンスのない方)ツアーの開催
- ダイビング器材の販売、メンテナンス
- オリジナル商品の販売
- ダイビングのいろんな相談
などがあります。
この記事ではわかりやすいように
ダイビング認定証である
Cカード=ダイビングライセンス
と記載しています。
公的な機関ではないダイビングの指導団体が発行するものは「ライセンス」とは呼べないので、「認定書」という意味で「Cカード」(Certification Card)と呼ばれてます。
ダイビングショップっていっぱいあるけど
違いはあるの?
- 場所によって3パターンに分けられる
- ショップの名前のちょっとした違い
- メインとしているコースの違い
1つずつ解説していくね~
場所によって3パターンに分けられる
ダイビングのショップは全国に1000店舗以上、沖縄だけでも500店舗はありますよ。
場所によって3つのパターンに分けれます。
- 都市型(地元)
- 現地サービス型(地元近く)
- 現地リゾート型
都市型
海の近くではなく、各地域の町にあるダイビングショップこと
ショップには通いやすいのが魅力、ダイビングツアーはショップの車で一緒に行くことが多いです。
現地サービス型
海の近くにあるダイビングショップで関東なら伊豆、関西なら串本などが有名です。自分で直接遊びにも行けるし、都市型がダイビングツアーとして行くことも多いです。
現地リゾート型
海の近くで暖かい気候のダイビングショップで沖縄や奄美大島や小笠原など、旅行として訪れることが多いエリアで、透明度がよく温かい海が魅力です。
ショップの名前のちょっとした違い
ショップ名の前後についている「ショップ名 ダイビング○○○○」のことです。
基本的にはこの4パターンが多いですね
- ダイビングショップ
- ダイビングスクール
- ダイビングサービス
- ついていない
これについて、実ははっきりとした違いはないです。
ショップの店名がもし「モンツキくん」だけなら何のお店かわからないので、わかりやすく前後につけているショップが多いんですよね。
違いがあるとすれば、
「ダイビングショップ」はダイビングを総合的いろいろとしている
「ダイビングスクール」はライセンス講習をメインにしている
「ダイビングサービス」は海の近くでダイビングツアーをメインしている
という感じです。
でも基本的にはそんなに深い意味はないので「ライセンス講習はダイビングスクールと書いているショップがいい!」って思わなくていいですよ!
メインとしているコースが違う
ダイビングショップのほとんどはダイビングのいろんなコースを開催していますが、メインとしているコースがあります。
どんなコースかというと
- ライセンス・ステップアップ講習コース
- ファンダイビング(ライセンスを持っている方が楽しむ)コース
- 体験ダイビング(ライセンスを持っていない方が楽しむ)コース
この3つのどれかをメインにしているショップが多いです。
都市型(地元)ショップの9割以上がライセンス・ステップアップ講習コースをメインにしています。
現地サービス型や現地リゾート型のショップは約8割がファンダイビングコース、2割弱が体験ダイビングコースをメインにしています。
最近は現地リゾート型では「体験ダイビング専門店」というくらい特化しているショップも増えてきています。
ただ、
メインにしているというだけで、それ以外をやらないという訳では全然ないですよ!
そのコースを求めてくる方が多いので必然的にメインとなっているだけで、現地リゾートでもライセンス講習やステップアップ講習をとっても上手に教えてくれるショップも多いので安心してくださいね!
失敗しないダイビングショップの選び方7つのポイント
ダイビングショップを探そうとすると、違いがよく分からないので料金で決めることってよくありますよね~?
もちろん高いよりは安い方がいいです!!
でも、
料金が安いからいいショップとは限らない
「ダイビングライセンスは安全に楽しみながら取得してほしい」
ので、料金以外でもチェックしてほしいことがあるんです。
ダイビングショップによっていろんな考え方で料金を設定しています。
なので、
「失敗しないショップ選び7つのポイント」を見ながらショップの選び方をしてみましょう!
失敗しないショップ選び7つのポイントとは
じゃあ、どうやって決めるの?
自分に合うショップを見つけることです
でも、1000店舗から自分に一番合うダイビングショップを選ぶのは無理です。
というか、わからないですよね~?
なので、失敗しないポイントを押さえていきましょう!
納得したダイビングショップを選べるようにするために
- ショップは楽しめる「場所」にある?
- お店やスタッフの雰囲気はいい?
- 講習料金は合計いくらか分かる?
- スケジュールは自分に合っている?
- 講習する人数は多すぎない?
- 講習後のサポートはしっかりしてる?
- 指導団体はどこなの?
を1つずつわかりやすく紹介していきますね!
ショップは楽しめる「場所」にある?
ダイビングショップ選びは
ダイビングをしたい場所を決めること
から始まります。
ダイビングをしたい場所を決めるとショップがかなり絞られるね!
じゃあ、早速いってみよう!
ダイビングをしたい場所は3つのパターンに分けれます。
- 都市型(地元)
- 現地サービス型(地元近く)
- 現地リゾート型
どれがいいの?と言われると、
休暇が3日くらい取れるなら
やっぱり「現地リゾート型」と答えます。
理由としては
Cカード(ライセンス)取得の講習でも
- 安全にダイビングをしながら楽しむこと
- できるだけ不安をなくしてあげること
が大切だと思うからです。
講習と言えども「ダイビングは楽しみた~い!」と思いますよね!
取得してから一度もやってない!という人もいます・・・
せっかく取ったのに
もったいない!!ですよね~
だから、
「ダイビングは楽しく学ぶことが一番大事」
と思っています。
それならやっぱり「現地リゾート地」と思うからです。
週末しか休みが取れないという方には、
- 都市型(地元)
- 現地サービス型(地元近く)
で通いながら取ることをおすすめしています。
ショップやスタッフの雰囲気はいい?
現実的なのは
インターネットで雰囲気のいいショップを3つに絞って、直接電話で質問してみる
電話をして比べると、雰囲気や自分に合うかどうかわかりやすくなります。
ショップやスタッフの雰囲気ってどこを見るの?
- ショップの場所や施設
- ショップのコンセプト
- スタッフ紹介
ショップの場所や施設
- わかりやすく行きやすい場所にあるか?
- 学科講習をする店内の雰囲気は良さそう?
- ダイビング器材、シャワー施設や更衣室もあれば見てみましょう。
*現地リゾート型の場合、宿泊近くなら無料送迎してくれるショップもあります。
ショップのコンセプト
コンセプトで雰囲気や特徴、「ショップとして大切にしていること」をわかりやすく紹介しているので見てみましょう。
スタッフ紹介
スタッフの雰囲気がそのままショップの雰囲気につながることが多いです。どんなスタッフがいるのか見てみましょう。
- 若いスタッフが多いとワイワイと楽しめて賑やか、若いゲストが多い
- 中年代以上のスタッフは落ち着いた雰囲気、年齢層も幅のあるゲストが多い
今の現状はスタッフが1~2人の少人数でしているショップが多いです。
スタッフ紹介をよく見ると、忙しいときだけ来てもらう非常勤や辞めたスタッフをまだ載せていること、寂しいのでペットの写真を載せていることもあります。
自分に合っている雰囲気のショップが見つかれば、居心地のいい場所になるはずです!
講習料金は合計いくらか分かる?
ライセンス講習の料金って結局いくらなの?と思うショップがありますよね?
そういうショップはあとで追加料金がかかることがとっても多いです。
いい料金表示は、
ライセンス講習の料金ページに別途費用も含めて合計料金がわかること
です。
本当は全てコミコミの表示がわかりやすくていいですよね?
シーズンや個々に合う条件の違いもあるので、別途費用として追加や割引などを表示していることはよくあります。
別途費用としての追加や割引
- Web予約や限定シーズンによる割引
- 参加人数による追加や割引
- ボートで講習を希望する追加
- 教材・申請代の別途費用
- 特別なレンタル(ドライスーツ)
- いろんな条件による追加
などがありますので確認しておきましょう!
実際にダイビングライセンスの講習はどれくらい?と言われると
「4~7万円」が適正な料金になります。
主に必要な費用はこれくらいだと思います。
講習費
器材レンタル費
タンク・ウエイト費
施設使用費
教材費
Cカード申請費
傷害保険
プール利用費(プールを利用する場合)
ボート乗船費(ボートに乗る場合)
これ以外は基本的に必要なものはないと思います。
料金ページを見てわかりにくいなぁ~と思ったら、
きっとそれはわかりにくく書いていますよ!
ライセンス講習の料金ページで合計料金がわからない場合は後で、別の条件や追加料金が必要になるかもしれません。
必ず直接確認してみましょうね!
スケジュールは自分に合っている?
ダイビングライセンスは取りたいけど、休みが取れなくてスケジュールが合わないという人はとっても多いです。
忙しくて休みが取れない人はここが一番重要です!
基本スケジュールが合わなくても
自分に合うようなスケジュールを一緒に考えてくれる
そんなショップがいいですね!
基本スケジュールは
現地リゾート型(最短プラン)
1日目 出発+(学科講習)
↓
2日目 学科講習+実技講習2回
↓
3日目 (学科講習)+実技講習2回
↓
4日目 帰宅
リゾート地では海が近いために日程を2日~2.5日で集中して取得することができます。
お休みがまとめて取れる方にオススメ!
連日でできるのでスキルを忘れることがなくていいと思います。
1日目 学科講習
↓
2日目 実技講習(プール講習)
↓
3日目 実技講習(海洋講習)
↓
4日目 実技講習(海洋講習)
お休みがまとめて取れない方にオススメ!
週末ごとに講習を受けて2週間で取得することができます。
自分の休みに合わしてアレンジできるか相談してみましょう!
いいダイビングショップならきっとアレンジしてダイバーにさせてくれるますよ!
講習する人数は多すぎない?
講習人数が多かったのでじっくりとスキルを教えてもらってない!
という話をよく聞きます。
参加人数は1~2人が一番じっくりと教えてもらえる
参加人数が多くても
- ダイビングの回数は増えない
- ダイビングの時間も長くはできないので通常から10~15分増える程度
だと思います。
そうなると、
- 1人当たりのスキル練習にかかる時間が減る
- じっくりとスキルを教えてもらえない
となってきます。
それにインストラクターもスーパーマンではないので、何かあった時にみんなを助けることはできないですよ~
現地リゾート型
講習の予約は基本的に他の方と予約が重なることは少ないので参加人数は自然と少なくなります。
激安のライセンス講習を専門にしているダイビングショップは別ですよ!
都市型(地元)
週末などに日程調整をして一緒に開催することが多くなる
ダイビングショップとしたら日程を絞って参加者をまとめる方がいいですからね!
参加人数は1~2人の場合のメリットは
- じっくりと教えてもらえる
- 自分のペースでスキルの練習ができる
- 苦手なスキルを復習できる
ということができることです。
ダイビングが上手くできるか不安な方は少人数での講習をおすすめしています。
ダイビングショップに講習人数がどれくらいなのか確認してみよう!
講習後のサポートはしっかりしてる?
ダイビングライセンス(Cカード)を取得した後、サポートがないと
- これからどうしていいかよく分からない?
- まだ自分のスキルでは不安がいっぱい!
- わからないことをどこに相談したらいい?
という「ダイビング難民」になることがあります。
なので、
- これからのダイビングの楽しみ方を教えてくれる
- 苦手なスキルなどのアドバイスをしてくれる
何でも相談できて、自分ことを分かってくれているショップやインストラクターがいると安心ですよね!
ダイビングライセンスを取ってこれから楽しむには
- ファンダイビング(楽しむためのダイビング)
- ステップアップ(上達するためのダイビング)
というコースを開催していて、しっかりサポートしてくれるダイビングショップがいいと思います。
わからないことや苦手なスキルも楽しみながら克服していくと、ストレスのない本当に楽しいダイビングが待っていますよ!
ホームページにしっかりとしたサポートやファンダイビングやステップアップの開催があるかを確認してみましょう!
ダイビング指導団体はどこなの?
「ダイビング指導団体を知らずにライセンスを取りました~!」という方がほとんどだと思います。
「ダイビング指導団体はどこがいいの?」と言われると
知名度のある世界に通じるダイビング指導団体
をおすすめします。
ダイビング指導団体ってなに?と思っている人は多いと思います。
ダイビング指導団体とは、
- ダイビングのライセンス(Cカード)を発行
- ダイバーの育成と指導や安全管理をしている
民間団体になります。
今現在、日本では約30団体、世界では約200団体ほどあります。
ダイビングショップやインストラクターは必ずダイビング指導団体に属して、その指導団体のライセンスカードを発行します。
どこのダイビング指導団体か知らずにライセンス講習を受けていると、
発行されたダイビングライセンスがあまり知名度のないことも・・・
日本では潜れるけど、海外では知名度がないと潜れないこともあります。
海外でも潜りたいのであれば、世界に通じるダイビング指導団体をおすすめします。
世界の歴史あるライセンス指導団体はPADI、NAUI、SSI、BSAC、CMAS、SNSIなどがありますよ。
ダイビングショップは知名度があるダイビング指導団体のライセンスを発行しているのか
ホームページで確認してみましょう!
こちらの記事ではダイビング指導団体についてを詳しく解説していますので見てくださいね!
ダイビングライセンス取得の料金が安いショップには質問しよう
値段が安いダイビングショップもあるよね?
表示価格が29,800円とか~
ライセンス取得の料金が安いダイビングショップには必ず質問してみましょう!
「料金を安くできる!」には必ず理由があります。
よくある事例として
- 参加人数が多い
- スケジュールが決められている
- 学科講習は事前学習を必須にしている
- 教材はレンタルで渡さない
- 知名度の低いダイビング指導団体でライセンスを発行
- ライセンス講習中にボート費やFUNダイビングで追加料金がかかる
- 講習を受けるなら同時に一部のダイビング器材購入が必須となる
- ステップアップコースも同時に申し込みが必要
- ショップを利用する年会費など入会時に勧められる
のどれかは当てはまることが多いです・・・
なぜかって言うと、
- 参加人数は1~2人
- 自分に合ったスケジュールで2~4日
- 教材がもらえる
- 追加料金が一切かからない
- 器材購入を勧められない
- ステップアップに勧誘されない
- とっても丁寧でやさしく
- サポートもしっかりしてくれる
それでいて「すごく安い!」というのはあり得ない・・・
赤字でショップ経営ができなくなるからです。
料金を安くすること自体は悪いことではなく、すごい企業努力だと思っています。
ただ、安くすることでダイビング講習の品質が下がるのも事実です。
よく聞く苦情や噂として、
参加人数が多いとゲストに合った指導方法ができないのは当然、講習内容も最低限しかできない。もっと言うと、ついてこれないと辞めさせられたり、ライセンスを取っても申請もしないでダイビングが嫌になる方も多いです。
表示料金が安いので説明会に行ってみると
申し込みする時に追加料金やダイビング器材の購入、高額なステップアップのセット申し込みなどを強要されることもあります。
もちろん、
「ライセンスを取って今後も続けたい~!」と思っているの方に
「これからのダイビングを楽しくサポートしていく」ために
器材購入やステップアップ、ショップを利用するお得な入会の説明をしていくことはとってもいいことだと思います。
最後にもう一度、言いたいことは
ダイビングライセンスの講習とは
「安全にダイビングをしながら楽しむこと!」
そのために必要な「知識」と「ダイビングのスキル」をしっかりと身につける!
そのためには
ダイビングライセンスの講習が「4~7万円」の適正な料金で
- 安全に
- 高品質に
- 信頼できる
ダイビングショップがいいと思います。
そんな自分に合ったショップでライセンスを取得してほしいです。
なので、
ライセンス取得の料金が安いダイビングショップには、
「失敗しないショップ選び7つのポイント」と照らし合わせて、必ず質問してみることをおすすめしています。
失敗しないダイビングショップの選び方7選!のまとめ
今回は「【ダイビングライセンス】失敗しないダイビングショップの選び方7選!」というテーマを紹介しました。
- ダイビングショップは「場所」「ショップ名」「メインにしてるコース」による違いがある
- 失敗しないダイビングショップ選びとは自分に合う納得したショップを見つけること
- ライセンス取得の料金が安いショップには必ず質問した方がいい
- 「失敗しないショップ選び7つのポイント」を参考にショップを選ぶ
- ショップは楽しめる「場所」にある?
- ショップやスタッフの雰囲気はいい?
- 講習料金は合計いくらか分かる?
- スケジュールは自分に合っている?
- 講習する人数は多すぎない?
- 講習後のサポートはしっかりしてる?
- 指導団体はどこなの?
16年前なので、ショップの載っている本を見ながら電話連絡しては断られていました。そして運よく1つのショップに拾ってもらって今があります。
なので、ショップ選びは慎重に選んでほしいなぁと思います。
ダイビングをやってみたい!「始め方から楽しみ方、器材の買い方、スキル克服まで丁寧に完全解説」している記事を是非読んでみてください!↓
≫【超初心者】ダイビングの始め方・買い方・楽しみ方を丁寧に完全解説